異世界の私と交換日記

れん

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第二章 新しい出会い

新しい出逢い

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[異世界42日目]

今日はアイラさんがお休みの日、なので護衛をお願いしてダンジョン探検とモンスター観察です。

ちなみにアイラさんは元B級の冒険者、この辺りは1人でも余裕らしい。

最初は迷宮型のダンジョン

ここのモンスターは比較的に弱い、でも数が多い場所

コウモリやトカゲ、ヘビ、クモ、ムカデみたいなのが出る。

実際見た。うーん、足が多い系はやだなぁ。
ピストルみたいなのがあればいける?
いやあれ反動が凄いって聞く。

うーん、素人にできる?
ビビリな私にはハードルが高い気がする。

やっぱり仲間が必要かなぁ。

次は草原型のダンジョン

ここは狼、熊、猪、など動物系が多く出る。

川まで行ってみた。
直線距離で約2キロ?歩いて30分かかった。

護衛と馬車で水を運搬してる。

うーん、川の水をもっと近くまでひければ、だいぶ楽になりそう。地形は変えれないのでホースは?

無理かな?ジョイントで繋ぐとか?でもどうやって水を止めよう?

と考えてとると

『カワノナガレカエレル』

と頭の中に声が響く。

キョロキョロして周りを見ると、いた。

あの狼がこっちを観てる。
今回は殺気を感じない。

『ショウキガアフレテル、ナントカシタラダ』

うーん?正気、勝機では無いな、商機の可能性もあるけど、普通に考えて瘴気でファイナルアンサー(*・ω・)ノ

の前にライフラインを使う。

アイラさんを見る


沈黙が続く・・・意を決して狼の方を見る。

いなかった。

おい、ノリ悪いなぁ

アイラさんに確認して例の汚物と悪魔が瘴気の原因で間違い無さそう。
(アイラさんは声が聞こえなかったらしい)

最後は沼地のダンジョン
汚物を捨ててた所

おや?思ったより匂わない。

すると激しい音が響く。

男性の冒険者が悪魔みたいなのに追われてる。

よし、目を閉じ瞑想し、見なかった事にしようとする。

アイラさんが駆け出し、悪魔に立ち向かう。

おお強い、それを見て冒険者の方も参加する。

どうしよう?
私は遠くから声援を送る。

頑張れー!
(経験値入るかなぁこれで)

そして無事悪魔を倒した。
おおミッションクリアだ。

でも衝撃の事実が、さっきのはレッサーデビルで例の悪魔ではないらしい。

そらそうだ。私が衝撃を受けてるのはレッサーの意味。私のイメージでレッサーは強そう、と思っていたのにどうも話が合わない、問い詰めると下級とかそんな意味だった。

まさに衝撃の事実です。

ラノベとかでたまに登場するレッサードラゴンとか、過去ゲームで起き上がり仲間になったレッサーデーモンとかそう言う事ね、マジか。

知ってた?勉強になったよね。

仲間になってレッサーて名前つけた。
結構酷い。

あとレッサーパンダはディスられてる。

街に戻り、アイラさんと冒険者さんがギルドに報告へ行く。

私は孤児院に帰ろうとすると、冒険者さんが近づいてくる。

よく見るとイケメン。

吊り橋効果的なあれか(解ってない)、スキルの効果か、少し緊急してると耳元でささやかれた。

「うんこ何処に隠した?深夜例の場所に持って来い」

:(;゙゚'ω゚'):

変態だった。例の場所って何処だよ。

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はっ?えっ?
これ今日の事?

深夜っていつ、どこで?

あの本を見る。

マジか!

2時間もこっちにいて大丈夫なの?

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プレイヤーが4人死亡しました
残り82人

プレイヤーを1人殺した:(悪カルマ)500ポイント獲得

24時に転移開始します
転移時間は120分です

レベルが2になった

スキル【水魔法レベル1】獲得

エクストラスキル【詠唱破棄】獲得

合計:(善カルマ)30,300ポイント
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