101 / 196
episode 3
リセット
しおりを挟む
ツッと尖りに触れてみると、途端に三崎の腰が震えだした。
「…やっ…ん…」
言葉に出された『嫌』は甘くて、そのピンクがそっと主張し始める。
「全然イヤには見えねぇ」
三崎の姿を舐めるように見ながら、それをキュッと抓る。
「ひゃっ…」
快感で腰がビクンと浮かせると、両足が俺を締めてきてニヤリと笑いがでる。
指腹で焦らしながら谷間を滑り下りると、三崎の瞳は色濃く潤みだす。
俺の行く先を予測してか、腹部をなぞりさらに下へと進もうとするたび、足に力が入っていくのがわかった。
とうとうソコにたどり着いたとき、一瞬俺の脳裏に浮かんだのは『恐怖』だ。
これ以上進めば、何かが壊れてしまうかもしれない。
三崎からの拒絶や後悔は、何よりも辛いから。
触れるのを躊躇い三崎を見つめると、彼女からはそんな感情が微塵も感じ取られなくて。
とうとうソコに触れてしまった。
「ンあぁっ!」
キュッと三崎の膝が閉まるけれど、絶対に閉じさせてなんかやらない。
既に俺に蕩けてくれている温もりは、招き入れるように俺の指を包んでくれた。
「すげ…」
指を動かすと三崎の喘ぎと一緒に、ぴちゃっと蜜音が響く。
その音が彼女から奏でられているなんて考えられなくて、俺はわざと音を立てて掻き回す。
恥ずかしいのか、三崎は両手で顔を覆ってしまった。
胸を刺激していた手を離して、顔を隠した手を三崎の頭上で纏めあげた。
「顔…見せろよ…」
お願いだから、俺から目を逸らすなよ。
ちゃんと誰とナニをしてるのか。
しっかり認識してくれ。
「…やっ…ん…」
言葉に出された『嫌』は甘くて、そのピンクがそっと主張し始める。
「全然イヤには見えねぇ」
三崎の姿を舐めるように見ながら、それをキュッと抓る。
「ひゃっ…」
快感で腰がビクンと浮かせると、両足が俺を締めてきてニヤリと笑いがでる。
指腹で焦らしながら谷間を滑り下りると、三崎の瞳は色濃く潤みだす。
俺の行く先を予測してか、腹部をなぞりさらに下へと進もうとするたび、足に力が入っていくのがわかった。
とうとうソコにたどり着いたとき、一瞬俺の脳裏に浮かんだのは『恐怖』だ。
これ以上進めば、何かが壊れてしまうかもしれない。
三崎からの拒絶や後悔は、何よりも辛いから。
触れるのを躊躇い三崎を見つめると、彼女からはそんな感情が微塵も感じ取られなくて。
とうとうソコに触れてしまった。
「ンあぁっ!」
キュッと三崎の膝が閉まるけれど、絶対に閉じさせてなんかやらない。
既に俺に蕩けてくれている温もりは、招き入れるように俺の指を包んでくれた。
「すげ…」
指を動かすと三崎の喘ぎと一緒に、ぴちゃっと蜜音が響く。
その音が彼女から奏でられているなんて考えられなくて、俺はわざと音を立てて掻き回す。
恥ずかしいのか、三崎は両手で顔を覆ってしまった。
胸を刺激していた手を離して、顔を隠した手を三崎の頭上で纏めあげた。
「顔…見せろよ…」
お願いだから、俺から目を逸らすなよ。
ちゃんと誰とナニをしてるのか。
しっかり認識してくれ。
0
あなたにおすすめの小説
幸せのありか
神室さち
恋愛
兄の解雇に伴って、本社に呼び戻された氷川哉(ひかわさい)は兄の仕事の後始末とも言える関係企業の整理合理化を進めていた。
決定を下した日、彼のもとに行野樹理(ゆきのじゅり)と名乗る高校生の少女がやってくる。父親の会社との取引を継続してくれるようにと。
哉は、人生というゲームの余興に、一年以内に哉の提示する再建計画をやり遂げれば、以降も取引を続行することを決める。
担保として、樹理を差し出すのならと。止める両親を振りきり、樹理は彼のもとへ行くことを決意した。
とかなんとか書きつつ、幸せのありかを探すお話。
‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐
自サイトに掲載していた作品を、閉鎖により移行。
視点がちょいちょい変わるので、タイトルに記載。
キリのいいところで切るので各話の文字数は一定ではありません。
ものすごく短いページもあります。サクサク更新する予定。
本日何話目、とかの注意は特に入りません。しおりで対応していただけるとありがたいです。
別小説「やさしいキスの見つけ方」のスピンオフとして生まれた作品ですが、メインは単独でも読めます。
直接的な表現はないので全年齢で公開します。
それは、ホントに不可抗力で。
樹沙都
恋愛
これ以上他人に振り回されるのはまっぴらごめんと一大決意。人生における全ての無駄を排除し、おひとりさまを謳歌する歩夢の前に、ひとりの男が立ちはだかった。
「まさか、夫の顔……を、忘れたとは言わないだろうな? 奥さん」
その婚姻は、天の啓示か、はたまた……ついうっかり、か。
恋に仕事に人間関係にと翻弄されるお人好しオンナ関口歩夢と腹黒大魔王小林尊の攻防戦。
まさにいま、開始のゴングが鳴った。
まあね、所詮、人生は不可抗力でできている。わけよ。とほほっ。
シンデレラは王子様と離婚することになりました。
及川 桜
恋愛
シンデレラは王子様と結婚して幸せになり・・・
なりませんでした!!
【現代版 シンデレラストーリー】
貧乏OLは、ひょんなことから会社の社長と出会い結婚することになりました。
はたから見れば、王子様に見初められたシンデレラストーリー。
しかしながら、その実態は?
離婚前提の結婚生活。
果たして、シンデレラは無事に王子様と離婚できるのでしょうか。
Fly high 〜勘違いから始まる恋〜
吉野 那生
恋愛
平凡なOLとやさぐれ御曹司のオフィスラブ。
ゲレンデで助けてくれた人は取引先の社長 神崎・R・聡一郎だった。
奇跡的に再会を果たした直後、職を失い…彼の秘書となる本城 美月。
なんの資格も取り柄もない美月にとって、そこは居心地の良い場所ではなかったけれど…。
イケメン警視、アルバイトで雇った恋人役を溺愛する。
楠ノ木雫
恋愛
蒸発した母の借金を擦り付けられた主人公瑠奈は、お見合い代行のアルバイトを受けた。だが、そのお見合い相手、矢野湊に借金の事を見破られ3ヶ月間恋人役を務めるアルバイトを提案された。瑠奈はその報酬に飛びついたが……
俺を信じろ〜財閥俺様御曹司とのニューヨークでの熱い夜
ラヴ KAZU
恋愛
二年間付き合った恋人に振られた亜紀は傷心旅行でニューヨークへ旅立つ。
そこで東條ホールディングス社長東條理樹にはじめてを捧げてしまう。結婚を約束するも日本に戻ると連絡を貰えず、会社へ乗り込むも、
理樹は亜紀の父親の会社を倒産に追い込んだ東條財閥東條理三郎の息子だった。
しかも理樹には婚約者がいたのである。
全てを捧げた相手の真実を知り翻弄される亜紀。
二人は結婚出来るのであろうか。
社内恋愛の絶対条件!"溺愛は退勤時間が過ぎてから"
桜井 響華
恋愛
派遣受付嬢をしている胡桃沢 和奏は、副社長専属秘書である相良 大貴に一目惚れをして勢い余って告白してしまうが、冷たくあしらわれる。諦めモードで日々過ごしていたが、チャンス到来───!?
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる