その日、女の子になった私。

奈津輝としか

文字の大きさ
259 / 375
【第8部〜龍戦争〜】

第34話 女帝の脅威

しおりを挟む
「長いトイレだったな、酒に酔って吐いていたか?」
「ええ、お色直しを少々…」
 再び、乾杯ラッシュとなった。
「あの、あそこにいる関羽殿に似た雰囲気の方は、どなたですか?」
「ん?ああ、韓世忠ハン・シーヂョン殿です」
 韓世忠までいるのか、岳飛がいたのだ不思議では無いな、と思った。ふと、阿籍ア・ジーの事が頭に浮かび、楊太眼ヤン・タイイェンがいないのかと思った。個の武勇では阿籍ア・ジーが真っ先に浮かぶが、それに次ぐのが楊太眼と言われている。
 非常に身体能力に優れ、3丈(およそ9m)の縄を髪のまげに括り付けて走り、縄はピーンと張ったまま地面を引き摺らず、誰にも真似が出来なかったと言う。また、およそ70kgの鎧を着たままバク転をして見せた事もある。関羽・張飛が蘇っても絶対に勝てなかっただろうと、恐れられた人物だ。
「あの、楊太眼ヤン・タイイェン殿もいらっしゃるのですか?」
「おりますよ。我が軍の副頭領です。今は、女帝の軍と戦争中ですよ」
「女帝?」
「ええ、我々もあまり良く分かってはいないのですが、同盟を結ぼうと送った使者は斬られ、派遣した先遣隊も撃ち破られた為、本格的に戦争となりました」
「突然冥界に現れて、弱小勢力を吸収して勢力を拡大したので、同盟と言うより傘下に加わる様に打診したんだ。まぁ、阿哥アグァが蹴散らして凱旋するさ」
 まぁ、待っていれば楊太眼ヤン・タイイェンには会えそうだ。そう言えば、諸葛亮はいないのか?とか思っていると、急に眩暈めまいを感じて頭を押さえた。
 すると見覚えのある女性が堂々と入って来た。
「何だ、お前は?」
「あら、私の所にお見舞いに来てくれたのは、忘れたのかしら?お礼を兼ねて手土産をお持ちしたの」
 そう言って床に放り投げたのは、2つの首だった。
楊哥哥ヤングァグァ!(楊兄貴!)」
「貴様アァ!」
 斎藤一が斬りかかると、その女性は緩やかに見える無駄の無い動きで躱わして、剣の切先を指で摘んだ。指先で摘んでいるだけなのに、微塵も剣が動かなかった。
「あらあら、レディに刃を向けるなんてしつけがなってないわね?」
 次の瞬間、手刀で斎藤一の首を落とした。関羽と韓世忠が同時に大刀を振り下ろしたが、スルリと身体は抜けて躱わされ、掌底を受けてそれぞれ左右に吹き飛んだ。
大王ダーワン、ここで貴方を殺すのは容易い。でもそれでは配下が納得しないでしょう?皆殺しにしても良いけど、それでは私に得は無いのよ。明日の朝、決戦しましょう。負けた方が傘下に入るって事で。それと、このは戦利品として、貰って行くわよ?」
 私は眠らされて、連れ去られた。来夢が私を取り戻そうとしたが、その女性は来夢対策をしていて、魔法道具マジックアイテムを使って来夢を凍らせた。他の武将達が口々に怒鳴りながら斬りかかったが、全員床に崩れ落ちて動けなくなり、悠々と逃げ仰せた。

 目を覚ますと、両手両足が鎖で繋がれていて、牢屋の中にいるみたいだった。
「目覚めたかしら?」
 私を連れ去った女性がいた。
「お母さん…」
「あら?まだ私の事を母と呼んでくれるのね?」
 そう言って牢屋の中に入って来た。
「実の母を手にかけるなんてね?どんな拷問にかけてやろうかしら?」
「だって、あの時はそうするしか無かった。でも後から生き返らせるつもりだったの」
「あははは、何とでも言えるわね?あなたと私は母娘おやこでも、仲が良くなかったからね。私の髪の毛1本ですら持って無かったでしょう?それでどうするつもりだったの?」
「…お父さんに会いに行って貰うつもりだったの」
「くっ、はははは…滑稽だねぇ。全く…あの人がそんな物を持っているはずが無いじゃないの」 
 もう生き返れないと思ったのか、少し寂しそうな目をした。
「まぁ良い。お前の死者蘇生スキルは利用価値がある」
 母は去り際に、私を世話しろと言い残したので、どうやら酷い目に合わなくて済みそうだ。てっきり拷問されたり、兵士達の慰み者にされて、レイプされるものだと思っていた。
 すると男達が数人、牢の中に入って来て、私に猿ぐつわをして声が出せない様にした。猿ぐつわは、口を開けた状態で固定されるものだった。数人が後ろから私を押さえつけて、前にいる牢番が下半身のモノを取り出すと、猿ぐつわで固定されている口の中に入れて来た。
「ふふふ、歯が当たる事は無いから、噛みちぎって逃れる事も出来んぞ?」
 無理矢理に口淫をさせられ、口が閉じられない為、だらしなくヨダレを垂らしていた。
「うっ、イクぅ…うぁ…はぁ、はぁ、はぁ…気持ち良かったよ。俺の、残らず飲み干せよ」
 四つん這いにされ、2人目に口淫させられていると、後ろから性器やお尻の穴を舐められ、「頃合いだろう?」と、そそり勃ったモノをお尻に入れられそうになった。
「うぅぅ…うぅっ…」
 声にならない呻き声を上げて抵抗したが、3人がかりで背中を押さえ付けられて、抵抗が出来なかった。
「何をしている!」
 いつの間にかに立っていた男が牢番達を怒鳴りつけると、牢番達は謝りながら自分の下着を拾って逃げる様に出て行った。
 私の着ていた服は引き裂かれ、ほぼ全裸だった。男は猿ぐつわを外してくれた。
「おっと、この牢屋は魔法が封じてある。変な真似はしないでくれ。手荒な真似はしたく無いのだ」
 そう言って着ていた上着を、私に羽織ってくれた。
「後で着る物を持って来させよう」
 男は食事を運ばせた。食事のタイミングになり、この男が来たお陰でアナルレイプされずに済んだ。
謝謝你シェーシェーニー(有難う)」
 男は微笑んで去って行った。恐らく母の命令で、私の世話係となった者だろう。食事は、ご飯に味噌汁、焼いたメザシが2匹とサラダだった。それを綺麗に平らげて、お皿を牢屋の縁に置いた。
 トイレに行きたくなったが、牢屋にはそんな気の利いた物は無い。隅っこに行って、用を足した。見えない様に背を向けたが、音も恥ずかしいし、匂いも気になるし、牢番はイヤラしい目でガン見していた。
 眠くなって目を閉じると、牢番達が中に入って来て私を襲った。声が出せない様に口を押さえられ、代わる代わる胸を揉まれて吸われた。
「コイツ、レイプされてるのに濡れて興奮してるぜ?」
「ははは、売女ばいため、遊んでるんだろう?」
 そう言って指を2本無造作に突っ込むと、掻き回して来た。
「へへへ、女はこうすると気持ちいいらしいな?」
 無理矢理に突っ込まれて、気持ちいい訳が無い。痛いだけだ。それを回避したいので、目を閉じて来夢とHしている所を思い浮かべると濡れて来た。滑り始めると、自分でもそのヌルヌルが気持ち良くなって来る。
「今度は邪魔はいないぜ?」
 私の秘部を舐め回しながら言い、慌てる様に下着を下ろして自分のモノをワレメに押し当てると、ズブズブと挿入して来た。
「くぅ~凄い締め付けだ。最高に気持ちいい。名器って言うのか?それに美女に挿入れてるってだけで、もうイキそうだぜ」
 男は腰を突く速さを増すと、私の膣内なかで果てた。
「おい、膣内なかで出してんじゃねぇよ、汚ねえな!」
「お前らも膣内なかに出せば良いだろう?」
「ちっ」
 吐き捨てる様に言い、その男も私の膣内なか挿入いって来ると、直ぐに果てた。
「はぁ、はぁ、最高だ。朝までに何発ヤレるかな?ははは…」
 男達は、代わる代わる私の膣内なか挿入いって来た。
 翌朝、レイプされてボロボロになった私を、昨晩私を助けてくれた男に発見された。
「何て事だ…」
 男は絶句し、直ぐに私を犯した牢番達を捕らえた。
「お前達は、然るべき裁きが待っている」
「その必要は無い」
 母が入って来ると、男はうやうやしく平伏した。
「即刻この者らの首を刎ねよ」
「はっ!」
 男達は、自分達が間違ってましたと、泣いて赦しを請うたが、外に引き摺り出されて斬首された。
「お前を犯した男達の首だ」
「…お母さん。お母さんは、私をどうしたいの?殺すなら早く殺して…」
「そうしてやろうか?」
 母は鬼の形相になり、私の顔を変形するほど何度も殴り、馬乗りになると腹を引き裂いて手を突っ込んだ。そして内臓を引き摺り出した。
「これが、腎臓だ。そしてこれは肝臓。ほら直接触られるのは初めてだろう?これが子宮だ」
 子宮を手で暫く触られると、取り出された。
「ふふふ、お前を犯した男達の精子でパンパンになっているぞ?」
 そう言って握ると、血と共に白濁色の液体が垂れた。私は不死である為に、内臓を引き摺り出されても死ねず、地獄の様な苦しみを受けていた。
「あぁ、痛い、痛いよ、お母さん。止めて!もう止めてよぉ。なぶり殺しにしなくても良いじゃない。痛い、痛いよぉ」
 私が泣いて赦しを請うても、母は気にもせず今度は腸を引き摺り出した。
「全部出してあげるわ」
 私は気が狂いそうになるほどの痛みを感じて、もう耐えられないと舌を噛んで自殺した。
「ふん、まだまだこれからなのに、根性が無いわね?」
 母は私を打ち捨てて、牢屋から去った。
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

百合ランジェリーカフェにようこそ!

楠富 つかさ
青春
 主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?  ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!! ※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。 表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

彼の言いなりになってしまう私

守 秀斗
恋愛
マンションで同棲している山野井恭子(26才)と辻村弘(26才)。でも、最近、恭子は弘がやたら過激な行為をしてくると感じているのだが……。

(完)百合短編集 

南條 綾
恋愛
ジャンルは沢山の百合小説の短編集を沢山入れました。

〈社会人百合〉アキとハル

みなはらつかさ
恋愛
 女の子拾いました――。  ある朝起きたら、隣にネイキッドな女の子が寝ていた!?  主人公・紅(くれない)アキは、どういったことかと問いただすと、酔っ払った勢いで、彼女・葵(あおい)ハルと一夜をともにしたらしい。  しかも、ハルは失踪中の大企業令嬢で……? 絵:Novel AI

鐘ヶ岡学園女子バレー部の秘密

フロイライン
青春
名門復活を目指し厳しい練習を続ける鐘ヶ岡学園の女子バレー部 キャプテンを務める新田まどかは、身体能力を飛躍的に伸ばすため、ある行動に出るが…

ちょっと大人な物語はこちらです

神崎 未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない ちょっと大人な短編物語集です。 日常に突然訪れる刺激的な体験。 少し非日常を覗いてみませんか? あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ? ※本作品ではGemini PRO、Pixai.artで作成した生成AI画像ならびに  Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。 ※不定期更新です。 ※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。

夫婦交換

山田森湖
恋愛
好奇心から始まった一週間の“夫婦交換”。そこで出会った新鮮なときめき

処理中です...