その日、女の子になった私。

奈津輝としか

文字の大きさ
296 / 375
【第8.5部〜アイドル編2】

第13話 新たな脅威

しおりを挟む
 「中南海」は地図にすら載せられてはいない場所だ。謎のベールに包まれた「中南海」だが、実は1980年代に一時公開されていた。しかし、1989年の天安門事件後に非公開となった。
 一時公開されていた時の情報から、高い城壁に囲まれている事や、正門を「新華門」と言い、毛沢東が書いた「為人民服務」という金色の文字が見られる事などが分かっている。中でも「紫光閣」と言う建物は、外国の要人が接待される場所になっていると言う。
 つまり完全に情報が無い訳では無いので、見つけ出して行くのは不可能では無い。ただし、不用意に近づけば射殺されるか拘束される事だろう。
「あそこに違いない」
 高さは6m程もあるのか、赤い城壁で囲まれた場所を見つけた。
「待て!ここから先には進めない、引き返せ!そこから1歩でも近寄れば撃つ!」
「へぇ?てっきり問答無用で射殺するのかと思っていたよ?」
 私は気にも止めずに歩いて進んだ。
ターン!
 銃声が鳴り響いたが、避けて見せた。正面で声を掛けた者では無く、右斜め後ろの建物から狙われた。
「背後から撃って来るなんて、中々面白い事をするわね?」
 その直後、四方から銃声がすると、反射的に全ての銃弾を叩き落とした。
「至近、応援!応援を求む!」
 応援を呼んだ正面の警備を袈裟斬りにして、斬り捨てた。増援がわらわらと現れ銃撃されたが、全ての銃弾を弾いて1人ずつ確実に斬り捨てた。
「ヤバいね由子ヨウヅゥ。これが本当に私の前世なの?って言うくらい強すぎるわ」
 増援部隊を斬り、新華門を開こうとした時、悪寒が走って思わず飛び退いた。
「鳥肌?」
 この由子ヨウヅゥが危険を感じている。そんな者がこの人間界にいるのか?と門を睨んでいると、音を立てずに門が開いた。
「何だ?冷や汗…この由子ヨウヅゥが恐怖を感じているのか?」
 開いた門から異形の姿をした者が3人現れた。その姿から察するに悪魔に違いない。
「魔族?どうやって人間界ここに?しかも私が見た事が無い魔族だ」
 本当に魔族なのかも分からない。魔界の女帝である私が、見た事が無い魔族なんているはずが無い。
『魔王の威圧』
 能力スキルで威圧してみた。魔族であれば多少なりとも効果があるはずだ。
「ほう?我らが王に似た威圧プレッシャーだな」
 その異形の者は人語を解した。
「お前達は何者?魔族なの?」
「ははは、俺らの姿を見ても驚かない貴様の方こそ何者だ?」
 異形の姿をした彼らのうち、会話をした相手は身長が180㎝程で、身体の色は青色、3人とも頭からは角が3本生えていた。もう1人は身長210㎝くらいで、身体の色は同じく青色で、相撲取りの様に横に広がった巨体だった。もう1人は、身長は130㎝程で、身体の色は緑色で華奢な身体つきだが、左目を斬られた様な痕がある隻眼の男だった。
 小柄な隻眼の方が、驚くべき速さで間合いに入って斬り掛かって来た。由子ヨウヅゥ模倣ラーニングしていなければ、避けられなかったに違いない。
「くっ…」
 一振り十殺と謳われた飛燕剣を、この化け物は容易くさばいて見せた。およそ目で見て、かわせる様な代物では無い。両刀から繰り出される神速の剣技とほぼ同じ速さで、この隻眼の化け物も剣を繰り出していた。
「遊んで無いで、さっさと殺せ!」
「黙ってろ!こいつ中々やるぜ?こんな奴がまだこの星にいたとはな」
「星?地球人では無いの?もしかすると、お前達はXNUMX人なの?」
「何故それを知っている?もしや貴様も同族か?」
「ははは、まさかこんな星で同族に会えるとはな?」
 巨体の男が掴み掛かって来たのを避けた所へ、最初に会話をした男が矢を連射して来た。それらを辛うじて叩き落とし、隻眼の男が斬り掛かって来ると、矢をかわし切れずに左肩に矢を受けて倒れた。
「くっ…生涯ただの1度もかすり傷を受けた事がない由子ヨウヅゥが、攻撃を喰らうなんて…」
 矢を抜こうとして掴んだが、身体の力も抜けて行き、意識も朦朧として手に力が入らず矢を抜けなかった。
「まさか…体力吸収エナジードレイン魔力吸収マジックドレインの効果が…」
 3人のXNUMX人の笑い声が聞こえ、私は意識を失った。

 意識を取り戻すと、赤い梁が見えた。私は全裸で拘束されており、3人のXNUMX人達が私の身体を舐め回しているのに気が付いた。
「目覚めたか?安心しろ、まだ処女は奪ってはいない。泣き叫んで抵抗してもらわなきゃ楽しく無いからな?あははは」
 そう言うと、隻眼の男は自分のモノを私の膣内なかに入れようと押し当て、少し先を入れたり出したりを繰り返した。
「さて、そろそろ頂くとしようか?ほら、泣けよ?止めて下さいと叫んでみろよ?あははは」
 私はこんな奴らに処女を奪われる悔し涙を流して睨み付けた。
「なんだ?その目は!」
 隻眼の男は力一杯に顎を掴んで、憎しみを込めて力を入れた。顎の骨が軋む音が聞こえ、奥歯が3本折れて口から血を流した。
「生意気な女だ!」
 巨体の男が無抵抗の私の顔面を殴り始め、意識が失いかけると自分のモノを咥えさせて腰を激しく動かした。
「ふぅー、ふぅ。気持ちいいぜ。がははは、強姦るなら同族の女に限るな?この星の女はすぐ壊れて死ぬからな」
 腰の動きが一段と早くなり、そのまま喉の奥に精を吐き出した。
「はぁ、はぁ、はぁ…久々に良かったぜ」
「終わったんなら、さっさと退け!俺がヤる番だ」
 隻眼の男はヤりそこねたと、少々不機嫌に私の足を思いっきり広げて自分のモノを押し当てた。
「止め…」
 その後は声にならず涙を流した。
「待て、その女は我らが王が所望だ」
「何だって?待ってくれよ、これから良い所だったんだぞ!」
 室内に4人目のXNUMX人が入って来て、私を犯すのを止めた。
「チクショおぉぉぉ!女だ!ありったけの女を連れて来い!全員ぶっ壊してこの怒りをぶつけてやる!」
 隻眼の男が怒りで吠えると、中国人の幼い若い女達が30人ほど部屋に入れられた。悲鳴を上げて逃げる女の子をお構い無く犯し、犯し終わった女の子の手足を引きちぎり、生きたまま内臓を引き摺り出して食った。
 まだ15歳くらいに見える女の子を背後から犯し、「その女と俺もヤりたい」と、もう1つの穴を同時に犯した。
 私はどうする事も出来ず、目を背けて心の中で謝罪した。この達は私の代わりで、私の為に犠牲になっているのだ。
 室内を出ると目隠しをされ、4人目の男に連れられて、彼らの王がいると言う部屋に案内された。だが結局、私は犯されるに違いない。私を犯す相手が彼らから、その王に代わっただけだ。
 私は絶望に震え涙を流すと、失禁している事に気が付いた。
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

百合ランジェリーカフェにようこそ!

楠富 つかさ
青春
 主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?  ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!! ※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。 表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

彼の言いなりになってしまう私

守 秀斗
恋愛
マンションで同棲している山野井恭子(26才)と辻村弘(26才)。でも、最近、恭子は弘がやたら過激な行為をしてくると感じているのだが……。

鐘ヶ岡学園女子バレー部の秘密

フロイライン
青春
名門復活を目指し厳しい練習を続ける鐘ヶ岡学園の女子バレー部 キャプテンを務める新田まどかは、身体能力を飛躍的に伸ばすため、ある行動に出るが…

〈社会人百合〉アキとハル

みなはらつかさ
恋愛
 女の子拾いました――。  ある朝起きたら、隣にネイキッドな女の子が寝ていた!?  主人公・紅(くれない)アキは、どういったことかと問いただすと、酔っ払った勢いで、彼女・葵(あおい)ハルと一夜をともにしたらしい。  しかも、ハルは失踪中の大企業令嬢で……? 絵:Novel AI

(完)百合短編集 

南條 綾
恋愛
ジャンルは沢山の百合小説の短編集を沢山入れました。

ちょっと大人な物語はこちらです

神崎 未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない ちょっと大人な短編物語集です。 日常に突然訪れる刺激的な体験。 少し非日常を覗いてみませんか? あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ? ※本作品ではGemini PRO、Pixai.artで作成した生成AI画像ならびに  Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。 ※不定期更新です。 ※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。

夫婦交換

山田森湖
恋愛
好奇心から始まった一週間の“夫婦交換”。そこで出会った新鮮なときめき

処理中です...