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第32話 第9章 遅すぎた再会①
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ポツリ、ポツリと雨が降る。
空は、太陽の光を拒絶する分厚い雨雲に覆われていて、今日一日はその天気が続くように思われた。
ウトバルク城は、厳かな雰囲気に満ちている。
真っ白に統一された服を着た人々が、濡れるのも構わずに、屋上で肩を寄せ合うように集まっていた。
黒羽も、その中に交じって純白のマッシ・ラを着て立っている。
「黒羽さん」
ぼんやりとしていた彼は、その声に気付かない。
「黒羽さん」
「え? ああ、レア」
「亡くなった人達の葬儀を行うのに、雨が降るのは嫌ですね。せっかくなんですから、晴れ晴れとした天気で送り出せたら良かったのにな」
「……そうだな」
黒羽は、ポツリと呟くと視線を前に向けた。彼の瞳には、巨大な岩を削りだして作られた石碑が映っている。
その石碑は、人々から少し離れた位置に、巨大でありながらもひっそりと建っていた。
「あれが全部、亡くなった人の名前なんて信じられないです」
ツルツルとした純白の岩肌には、亡くなった人々の名前がびっしりと黒く刻まれている。その中には、山城誠の名前もあった。
「黒羽さん、ネメリアちゃんのことありがとうございました」
「ああ、良いんだよ」
「今、お母さんの宿で匿っています。彼女、黒羽さんに感謝していたから、ぜひ会ってあげてください」
「うん、そのうち」
黒羽は、それきり一言も喋らなくなった。
(まるで、暗闇に語りかけているみたいで嫌だな)
レアはそう思った。どんな逆光にも負けないのが、レアが知る黒羽の姿だった。
だが、今回は黒羽にとってあまりにも、辛いできごとが重なった。
「黒羽さん、ちょっと肌寒いですね」
「……」
「ッ」
彼の支えになると、固く決心している。だが、悔しいことに、黒羽にとって最も心の支えとなる人は、恐らく自分じゃない。
(私じゃ、駄目……なのかな)
じんわりと涙が出そうになった。レアは涙をこらえると、黒羽の手を握る。
(わわ!)
血の通った人間の手とは思えないほど、黒羽の手は冷たかった。
彼が死に引きずられている気がして、レアは強く手を握りしめた。拒絶されるかもしれないと思っていたが、意外にも手は解かれず、握り返してくれた。
「あ、女王陛下が」
ざわめきが潮を引くように静まり返る。
扉を開けて現れたソフィアは、淑やかに足を運び、石碑の前で止まった。
ソフィアも他の人々同様に、白一色のドレスを着こなしているが、黒い模様が随所に施されている。
(あれって、亡くなった方のお名前?)
模様と思っていたが、違った。人の名前が細やかにドレスに記されているのだ。
「皆様、本日は悲しい日ですね」
ソフィアの言葉が、雨音に交じって響く。
「空もまるで、ワタクシ達の悲しみを汲み取ってくれたかのように嘆いています。……ワタクシは、幼い頃、よくピースという物語をお父様に読んでもらっていました。
今思えば、登場人物の全てが平和に暮らす、都合の良い物語だったように思います。ですが、ワタクシはそんな世界を目指して、日々女王として為すべきことをしてきました。
……でも、ワタクシの想いは、届かなかった。沢山、亡くなりましたわ。ここにお集まりいただいた方の大切な人達が。ワタクシにとっても第二のお父様といって良い人が亡くなりましたわ」
ピクリ、と黒羽の手が震えた。
「女王になっても姫様、姫様って呼ぶ人でした。毎日美味しい料理を食べさせてくれて、辛い時は何度も何度も相談に乗ってもらいましたわ。でも、もうあの暖かい声は、聞けないんですね」
声は震え、涙は雨に溶けて彼女の頬を流れた。
レアは胸がギュッと苦しくなって、黒羽を見た。きっと、彼も泣いているだろう。そう思ったが、黒羽は涙を流さずただ前を見つめていた。その顔は、泣き方を忘れてしまったような憂いを帯びている。
「う、ううう」
レアは、彼の分まで涙を流すことにした。
天も地も、すべてが等しく涙する世界でソフィアはさらに言葉を紡ぐ。
「でも、ワタクシは平和への道を諦めません。だって、ワタクシはウトバルク王国が大好きだから。
皆さんが住まう場所を守りたい。そのためには、オール帝国に屈せずに武器を持つ以外の戦い方で、立ち向かうしかありませんの。だから、亡くなった人達よ。どうか見ていてください。あなた方が成し遂げたかったこと、成しえなかったことを残った私達が、成してみせます。
この場にお集まりの皆様、手を天に掲げて光を放ちましょう。彼らが天へ無事に辿り着けるように、特大の光で送ってくださいな」
照らし合わせたように人々は、手を天に向けた。
「黒羽さん、ほら」
レアは黒羽と繋いだ手を天に向けた。
光が、地上の星となって辺りを照らす。レアは魔力を手の平に集中させると、光の魔法を天へ放った。
ウトバルクでは、天に光を放つと魂が導かれてあの世へ行くと考えられている。
「……綺麗」
あまねく光は、地上の星から天の星へと成った。雨雲を夜空の代わりに、力強く輝きを誇示する。
「ちゃんとあの世に行ってくれましたよね」
「……行ったさ。頑張って生きたんだ。あの世でくらい安らぎに包まれてほしいよ」
黒羽の声は、小さくともはっきりとレアの耳に届く。
この日のことを、レアは忘れない。忘れるわけがない。雨のニオイが満ちた屋上は、嘆きと幻想に抱かれた。
空は、太陽の光を拒絶する分厚い雨雲に覆われていて、今日一日はその天気が続くように思われた。
ウトバルク城は、厳かな雰囲気に満ちている。
真っ白に統一された服を着た人々が、濡れるのも構わずに、屋上で肩を寄せ合うように集まっていた。
黒羽も、その中に交じって純白のマッシ・ラを着て立っている。
「黒羽さん」
ぼんやりとしていた彼は、その声に気付かない。
「黒羽さん」
「え? ああ、レア」
「亡くなった人達の葬儀を行うのに、雨が降るのは嫌ですね。せっかくなんですから、晴れ晴れとした天気で送り出せたら良かったのにな」
「……そうだな」
黒羽は、ポツリと呟くと視線を前に向けた。彼の瞳には、巨大な岩を削りだして作られた石碑が映っている。
その石碑は、人々から少し離れた位置に、巨大でありながらもひっそりと建っていた。
「あれが全部、亡くなった人の名前なんて信じられないです」
ツルツルとした純白の岩肌には、亡くなった人々の名前がびっしりと黒く刻まれている。その中には、山城誠の名前もあった。
「黒羽さん、ネメリアちゃんのことありがとうございました」
「ああ、良いんだよ」
「今、お母さんの宿で匿っています。彼女、黒羽さんに感謝していたから、ぜひ会ってあげてください」
「うん、そのうち」
黒羽は、それきり一言も喋らなくなった。
(まるで、暗闇に語りかけているみたいで嫌だな)
レアはそう思った。どんな逆光にも負けないのが、レアが知る黒羽の姿だった。
だが、今回は黒羽にとってあまりにも、辛いできごとが重なった。
「黒羽さん、ちょっと肌寒いですね」
「……」
「ッ」
彼の支えになると、固く決心している。だが、悔しいことに、黒羽にとって最も心の支えとなる人は、恐らく自分じゃない。
(私じゃ、駄目……なのかな)
じんわりと涙が出そうになった。レアは涙をこらえると、黒羽の手を握る。
(わわ!)
血の通った人間の手とは思えないほど、黒羽の手は冷たかった。
彼が死に引きずられている気がして、レアは強く手を握りしめた。拒絶されるかもしれないと思っていたが、意外にも手は解かれず、握り返してくれた。
「あ、女王陛下が」
ざわめきが潮を引くように静まり返る。
扉を開けて現れたソフィアは、淑やかに足を運び、石碑の前で止まった。
ソフィアも他の人々同様に、白一色のドレスを着こなしているが、黒い模様が随所に施されている。
(あれって、亡くなった方のお名前?)
模様と思っていたが、違った。人の名前が細やかにドレスに記されているのだ。
「皆様、本日は悲しい日ですね」
ソフィアの言葉が、雨音に交じって響く。
「空もまるで、ワタクシ達の悲しみを汲み取ってくれたかのように嘆いています。……ワタクシは、幼い頃、よくピースという物語をお父様に読んでもらっていました。
今思えば、登場人物の全てが平和に暮らす、都合の良い物語だったように思います。ですが、ワタクシはそんな世界を目指して、日々女王として為すべきことをしてきました。
……でも、ワタクシの想いは、届かなかった。沢山、亡くなりましたわ。ここにお集まりいただいた方の大切な人達が。ワタクシにとっても第二のお父様といって良い人が亡くなりましたわ」
ピクリ、と黒羽の手が震えた。
「女王になっても姫様、姫様って呼ぶ人でした。毎日美味しい料理を食べさせてくれて、辛い時は何度も何度も相談に乗ってもらいましたわ。でも、もうあの暖かい声は、聞けないんですね」
声は震え、涙は雨に溶けて彼女の頬を流れた。
レアは胸がギュッと苦しくなって、黒羽を見た。きっと、彼も泣いているだろう。そう思ったが、黒羽は涙を流さずただ前を見つめていた。その顔は、泣き方を忘れてしまったような憂いを帯びている。
「う、ううう」
レアは、彼の分まで涙を流すことにした。
天も地も、すべてが等しく涙する世界でソフィアはさらに言葉を紡ぐ。
「でも、ワタクシは平和への道を諦めません。だって、ワタクシはウトバルク王国が大好きだから。
皆さんが住まう場所を守りたい。そのためには、オール帝国に屈せずに武器を持つ以外の戦い方で、立ち向かうしかありませんの。だから、亡くなった人達よ。どうか見ていてください。あなた方が成し遂げたかったこと、成しえなかったことを残った私達が、成してみせます。
この場にお集まりの皆様、手を天に掲げて光を放ちましょう。彼らが天へ無事に辿り着けるように、特大の光で送ってくださいな」
照らし合わせたように人々は、手を天に向けた。
「黒羽さん、ほら」
レアは黒羽と繋いだ手を天に向けた。
光が、地上の星となって辺りを照らす。レアは魔力を手の平に集中させると、光の魔法を天へ放った。
ウトバルクでは、天に光を放つと魂が導かれてあの世へ行くと考えられている。
「……綺麗」
あまねく光は、地上の星から天の星へと成った。雨雲を夜空の代わりに、力強く輝きを誇示する。
「ちゃんとあの世に行ってくれましたよね」
「……行ったさ。頑張って生きたんだ。あの世でくらい安らぎに包まれてほしいよ」
黒羽の声は、小さくともはっきりとレアの耳に届く。
この日のことを、レアは忘れない。忘れるわけがない。雨のニオイが満ちた屋上は、嘆きと幻想に抱かれた。
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