だから、私はきみを呪う

ほし めぐま

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妖狐の試練そして、ペッパー様

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これは私の知っている限り、
2回目の試練である。

榊乃葉氏曰く、この妖狐は河童の件で寝込んでいる私の善性を食べたいと言って襲いかかってきた。

だが、
そこに待ったをかけたのがペッパー様だった。

〖回想〗

  ペッパー様がまだ周りからシャルマー様と呼ばれていた時、ペッパー様はよく、蓮の精神空間に居る蓮の別人格にちょっかいをだしたり、蓮の中のお気に入りの人格と一緒に温泉を掘ったりしていた。

なぜ私がシャルマー様の事をペッパー様と呼ぶのかと言うと…

「あははーは⤴ は⤵︎(色即是空)。
   あははーは⤴ は⤵︎(空即是色)。」

とよくペッパー様が口ずさむので、
アメリカのアニメのウッド○ッカーによく似ていますね。と動画も一緒に送ったら、本人も納得されていたので、それ以来、シャルマー様はペッパーと名乗っているのだ。

〖回想終了〗

「─女狐。ここ乙女の精神領域。
   決して入ってはならん。」

そう言って、結界の中に居る私の善性と
私の張った結界の中の精神空間を守ってくれたのだ。

結局、その後私は妖狐の倒し方が分からず、
ペッパー様が死のキッスで倒してしまった。

「レイラちゃん。
  次から石を使う時は石を
  矢尻にして使いなさい。」

「気の練り方は知っているでしょう。」

そうペッパー様に言われた。

あとから榊乃葉氏から聞くには、ペッパー様の口の中にはあまたのインド魔物達が巣くっているのだそう。

試練を越えたあとのご褒美は
私と紺と紅の星
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