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先生が居ない配信
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先生(夜刀神)が死んでも誰かが必ず配信をする。
「君が馬鹿女か。」
配信を開いて早々に
名も知らない神にそう言われる。
「あの子はね、
簡単に殺していい存在でもなければ、
死んでいい存在じゃないんだよ。」
「ほんと、君はわかってないよね。」
「あの子はあの子の肉体も精神も魂も
人間の為に消費して、生きてるんだ。」
「風邪で熱を出そうもんなら蛇だから
死んでしまうって言って冷水を頭から被るし。」
「君が払わなかった猫への対価は
あの子が屍人《しびと》喰いをして払った。」
「屍人喰いって知ってる?」
「冷蔵庫でわざわざ肉を腐らせて、
それを食べるの。」
「猫が生きていた時、
腐ったものを食べて食い繋いでいたから、
その思いを他に分からせるためだよ。」
「今回の件、
あの子は君に対価を求めないつもりだ。」
「だが、君。忘れるなよ。
君は蛇に呪われている。」
─でれん。でれん。でれん。
discordを使って、
名も知らない神が谷に電話をかける。
「谷。お前。調子乗りすぎ。
式神は責任をもってぼくが回収する。」
─お父様ぼくを捨てないで!
─お父様!!
もう、おじい様の所へ行かないから。
お願い!ぼくらをすてないで!!
「もう、全部。…どうでもいい。勝手にして。」
「人間の身勝手に苦しめられるのは
いつだって、ぼくら神や幻生物だ。」
ここに居ると神達の寂しさや、
人間の醜さ愚かさ、人のあたたかさ。
色んな思いが交差して複雑な気分になる。
こうして、先生と谷氏は別れた。
「君が馬鹿女か。」
配信を開いて早々に
名も知らない神にそう言われる。
「あの子はね、
簡単に殺していい存在でもなければ、
死んでいい存在じゃないんだよ。」
「ほんと、君はわかってないよね。」
「あの子はあの子の肉体も精神も魂も
人間の為に消費して、生きてるんだ。」
「風邪で熱を出そうもんなら蛇だから
死んでしまうって言って冷水を頭から被るし。」
「君が払わなかった猫への対価は
あの子が屍人《しびと》喰いをして払った。」
「屍人喰いって知ってる?」
「冷蔵庫でわざわざ肉を腐らせて、
それを食べるの。」
「猫が生きていた時、
腐ったものを食べて食い繋いでいたから、
その思いを他に分からせるためだよ。」
「今回の件、
あの子は君に対価を求めないつもりだ。」
「だが、君。忘れるなよ。
君は蛇に呪われている。」
─でれん。でれん。でれん。
discordを使って、
名も知らない神が谷に電話をかける。
「谷。お前。調子乗りすぎ。
式神は責任をもってぼくが回収する。」
─お父様ぼくを捨てないで!
─お父様!!
もう、おじい様の所へ行かないから。
お願い!ぼくらをすてないで!!
「もう、全部。…どうでもいい。勝手にして。」
「人間の身勝手に苦しめられるのは
いつだって、ぼくら神や幻生物だ。」
ここに居ると神達の寂しさや、
人間の醜さ愚かさ、人のあたたかさ。
色んな思いが交差して複雑な気分になる。
こうして、先生と谷氏は別れた。
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