19 / 24
王国編
聖女の騎士
しおりを挟む
すれ違ったときに声をかけて来たセクシー美女は聖女だった。看護師風の五人は、聖女と聖女が率いる聖女隊だったのだ。
ダンジョンからの魔物の流出は、実に二百年ぶりだそうだ。この国は「アルデリア王国」というのだが、王国は事態を重く見て、すぐに騎士と聖女を送り込んだという。
討伐隊に装備のいいのが二種類いたが、白銀の鎧の方が騎士で、それ以外が冒険者だったようだ。だが、両方ともオーガに苦戦していたので、あまり強くはなかった。
今、俺はシキン村の村役場の貴賓室で、聖女隊の四人のお姉様方と一緒に、聖女を待っている。聖女が転移魔法で王都に行って、国王に報告を済ませるまで、ここで待っているようにと言われたからだ。
実はそろそろ憑依体を呼ぶ必要があるのだが、この美女四人を前にして、あのオヤジどっぷりの人格になるのはまずいと思う。それとも、とびきりの美女の聖女が帰って来る前に呼んだ方がいいのか。
こんなアホらしいことで悩まなければいけないのは、そもそもあの男がアホすぎるからだ。あれも自分だとはいえ、頭が腐っているとしか思えない。
(仕方がない。呼ぶか。ただ、人格は乗っ取られないように釘を刺そう)
「お、充電時間か。いつもいいときに呼ばれるなあ。あれ?」
(聖女隊の皆さんだ)
「お、高校生の俺、俺と会話できるのか?」
(声を出すな。変人だと思われるぞ)
(お前、こんな大人の美女と何やってんだよ。俺には乳臭い女子高生の面倒を見させてよぉ)
(くだらない話はするな。三分しかないんだ。情報を送る。ここ半日ほどの地上での出来事をダイジェストで念じる)
一分ほど憑依体は黙って情報を受け取っている。無表情のまま黙っている俺に対する聖女隊の「どうしたの視線」は無視するしかない。
(お前、厨二病か? 「眉間刺し」って何だよ。そのまんまだし、何だか「馬刺し」みたいだし、さすが俺だな。ネーミングセンスが全くない。それと着地後は一番無防備なんだから、いっそのこと後ろに倒れ込んでブリッジはどうだ?)
(なるほど、一考に値するな)
(お前、俺の潜在能力全開放なんだろう? 恥ずかしいから、あまり間抜けなことはするなよ。で、村を救って、聖女に気に入られた、ということか。しっかり仕事してるじゃないか。それで、どれが聖女さん? 皆さん、お綺麗だけど)
こいつに恥ずかしがられるとはなんたる屈辱だ。こいつに憑依されていると、感情の波長に影響されるのか、苛つく感情が湧き上がって来るが、こいつと同じレベルでの言い合いにならないよう寛大に受け止めてやる。
(ここにはいない。彼女たちは聖女を補佐する聖女隊だ)
(お前、気が利かないな。聖女さんがいるときに呼べよ)
寛大にな、寛大になるんだ、俺。
(三分チャージのタイミングを俺が決めているのを知っていたのか?)
(気付いたのは最近だがな。こっちの情報は渡さなくても大丈夫なんだろう?)
(それも知っていたか)
(お前が詩央を殺したときに分かった。詩央は幸せいっぱいの気持ちのまま逝ったのが、せめてもの救いだった。さて、そろそろだな。今度は聖女さんがいるときに呼べよ。じゃあ、また行ってくるぞ)
憑依体が離れた。俺の気持ちも落ち着いていく。
頭に来るやつだが、なかなか勘の鋭いやつだ。あっちの状況は分かった。俺側の女四人が市岡側の女四人を一生懸命説得しているらしい。絵梨花が俺を擁護する姿が、アホの俺には堪らなくいいらしい。アホめ。
聖女隊のお姉様方が不思議そうに俺を見ている。
「すまぬ。独り言が出た」
「あ、ああ、大丈夫だ。疲れているのにすまんな。もう一杯お茶はどうだ?」
変な独り言を話した後、三分近くも沈黙していれば、疲れていると思われても仕方あるまい。向かって一番左側のイブが、先ほどから気を使ってくれる。言葉は男口調でぶっきらぼうだが、優しい性格していると思う。
「結構だ」
「あ、聖女様が来られる」
聖女隊の中央の空席に聖女が現れた。転移魔法はすごい。
「ユウト、お待たせしてごめんなさい。国王から許可を頂いたわ。あなた、私の騎士になったわよ。よろしくね」
「は?」
これには感情の欠けた俺も驚いた。
「まあ、なんて栄誉なことなんでしょう」
「世の全ての男性が憧れるアナスタシア様のお抱え騎士に任命されるなんて」
「ユウト、素晴らしいことだぞ」
聖女隊のお姉様方がやんやの喝采を始めた。
「ちょっと待って。聖女の騎士って、どういう役割なんだ?」
「一言でいうと、私の護衛よ」
「聖女の護衛か」
「そうよ。王国中で治癒を必要としているところに赴くのよ。国外の場合もあるわ」
そうか。いろんなところに行けるというのは、悪くないかもな。
「分かった。一つ質問をしていいか」
「どうぞ」
「エルフの国にも行ったりするのか」
「言葉に気をつけなさい。エルフ様よ。エルフ様のお国にお招き頂くのはよほどのことだわ。でも、可能性はあるわよ」
聖女は呼び捨てでもお咎めなしだが、エルフはダメか。エルフの扱いは要注意だな。
「分かった。いいだろう。だが、俺のような素性が分からないのが騎士になっても問題はないのか?」
「私は実力主義なの。あなた人間でしょう? 人間で能力があれば問題ないわ。過去も一切問わないわ。叙任式は明日王都で行うから、正式には明日から私の騎士だけど、仕事は今日からお願いね。聖女隊との自己紹介は終わったの?」
「イブ、ニーナ、サリー、シーアだったな。お互いに挨拶を交わした」
「上出来ね。今日の夜は、この地方の領主から祝勝パーティのお招きに預かっているの。後で衣装を届けさせるから、それに着替えて出席しなさい。パーティでは、常に私の後ろについて、監視を怠らないでね」
「誰かに狙われているのか」
「ええ、ドワーフどもにね。イブ、ユウトに国際情勢のレクチャーをお願いね」
「かしこまりました」
「では、いったん王都の聖女官邸に戻るわよ」
俺は聖女に連れられて、聖女隊と一緒に王都に転移した。
転移した場所は玄関ホールと思われた。聖女は俺に視線を向けてきた。
「ユウト、イブに案内してもらって。食事会は二時間後よ。それまでしっかり学びなさい」
「了解した」
聖女は奥の方の部屋に入って行った。聖女の後ろ姿を見送る形になったが、実に見事なヒップラインをしている。
ちょいちょい雑音のように入ってくる俺のこのオヤジ的思考は、仕事の邪魔にしかならないが、俺の脳に染み込んでしまっていて、避けようがない。完治出来ない病気のようなものだ。上手く付き合っていくしかない。
「では、ユウト、案内する」
「助かる」
俺はイブに案内されて、書斎のようなところに連れて行かれた。書斎に入るなり、机を挟んでイブの前に座らされた。こういうとき、俺はつい相手の胸に目が行ってしまう。節目がちにしつつ、胸をしっかり観察するのだ。
(病気なんだ。許して欲しい。推定Dだな)
「まず最初に、聖女官邸で絶対にしてはいけないことを教える。性行為は絶対にダメだ」
イブの開口一番の言葉だったが、これ、いちいち言うことか?
「……頼まれてもしないが」
「おや? さては、好きな人がいるのか?」
「ノーコメントだ」
「それはよかった。聖女様と聖女隊は処女を喪失すると魔力が著しく落ちるため、性行為は厳禁だ。国家的損失になるからだ。合意の上でも厳重に処罰されるから注意して欲しい」
ノーコメントと言っているのだが、女は恋愛に関しては鋭過ぎる。
「全く問題はない」
この女たち全員処女なのか。一体歳はいくつなんだ? 聖女なんて、処女とは思えないほどお色気たっぷりなんだが。そうだ、一日に三分間だけ危ない。あいつに主導権は絶対に渡さないように気をつけよう。
「ユウトはあまり世界のことがわかっていないのだろう? 知っていることも話すかもしれないが、その場合は聞き流してほしい」
イブは本当に優しい。どことなく藤崎先生に似ている。年上好きの市岡に紹介したら喜ぶであろう。
イブによると、この世界は少数のエルフが支配者層に君臨していて、人間の国々とドワーフの国々がエルフを宗主と仰いで、エルフの庇護下でそれぞれの国を治めている。
エルフが君臨する体制がどうして確立したのかが不思議だったのだが、最大の理由はやはり魔石だ。ヒミカの説明通り、この世界の魔石は枯渇しており、今や異世界からの輸入に頼りきっている。その輸入ルートをエルフが独占している。
また、そんな立場にいるエルフだが、人間には非常に寛大で、困ったときにも色々と助けてくれるらしく、人間からは非常に尊敬されているそうだ。
だが、ドワーフは違う。ドワーフは昔からエルフとは仲が悪く、エルフもドワーフには圧政を敷いているらしい。ほとんど奴隷扱いだそうだ。
それで、ドワーフは、人間に戦争を吹っかけては、魔石を強奪していくのが常となっている。その戦争の際に、一番邪魔なのが聖女と聖女隊で、絶えず暗殺を狙っているとのことだった。
人間とドワーフを争わせることで、エルフの地位の安泰を図っていたりするような気がするが、人間界でエルフの悪口を言うものなら、袋叩きにあうらしい。
「イブ、ありがとう。よく理解出来た」
俺はドワーフと一度話したいと思った。俺の敵は恐らくエルフだ。敵の敵は味方にすべきだ。
そして、その機会は意外と早くやって来た。
ダンジョンからの魔物の流出は、実に二百年ぶりだそうだ。この国は「アルデリア王国」というのだが、王国は事態を重く見て、すぐに騎士と聖女を送り込んだという。
討伐隊に装備のいいのが二種類いたが、白銀の鎧の方が騎士で、それ以外が冒険者だったようだ。だが、両方ともオーガに苦戦していたので、あまり強くはなかった。
今、俺はシキン村の村役場の貴賓室で、聖女隊の四人のお姉様方と一緒に、聖女を待っている。聖女が転移魔法で王都に行って、国王に報告を済ませるまで、ここで待っているようにと言われたからだ。
実はそろそろ憑依体を呼ぶ必要があるのだが、この美女四人を前にして、あのオヤジどっぷりの人格になるのはまずいと思う。それとも、とびきりの美女の聖女が帰って来る前に呼んだ方がいいのか。
こんなアホらしいことで悩まなければいけないのは、そもそもあの男がアホすぎるからだ。あれも自分だとはいえ、頭が腐っているとしか思えない。
(仕方がない。呼ぶか。ただ、人格は乗っ取られないように釘を刺そう)
「お、充電時間か。いつもいいときに呼ばれるなあ。あれ?」
(聖女隊の皆さんだ)
「お、高校生の俺、俺と会話できるのか?」
(声を出すな。変人だと思われるぞ)
(お前、こんな大人の美女と何やってんだよ。俺には乳臭い女子高生の面倒を見させてよぉ)
(くだらない話はするな。三分しかないんだ。情報を送る。ここ半日ほどの地上での出来事をダイジェストで念じる)
一分ほど憑依体は黙って情報を受け取っている。無表情のまま黙っている俺に対する聖女隊の「どうしたの視線」は無視するしかない。
(お前、厨二病か? 「眉間刺し」って何だよ。そのまんまだし、何だか「馬刺し」みたいだし、さすが俺だな。ネーミングセンスが全くない。それと着地後は一番無防備なんだから、いっそのこと後ろに倒れ込んでブリッジはどうだ?)
(なるほど、一考に値するな)
(お前、俺の潜在能力全開放なんだろう? 恥ずかしいから、あまり間抜けなことはするなよ。で、村を救って、聖女に気に入られた、ということか。しっかり仕事してるじゃないか。それで、どれが聖女さん? 皆さん、お綺麗だけど)
こいつに恥ずかしがられるとはなんたる屈辱だ。こいつに憑依されていると、感情の波長に影響されるのか、苛つく感情が湧き上がって来るが、こいつと同じレベルでの言い合いにならないよう寛大に受け止めてやる。
(ここにはいない。彼女たちは聖女を補佐する聖女隊だ)
(お前、気が利かないな。聖女さんがいるときに呼べよ)
寛大にな、寛大になるんだ、俺。
(三分チャージのタイミングを俺が決めているのを知っていたのか?)
(気付いたのは最近だがな。こっちの情報は渡さなくても大丈夫なんだろう?)
(それも知っていたか)
(お前が詩央を殺したときに分かった。詩央は幸せいっぱいの気持ちのまま逝ったのが、せめてもの救いだった。さて、そろそろだな。今度は聖女さんがいるときに呼べよ。じゃあ、また行ってくるぞ)
憑依体が離れた。俺の気持ちも落ち着いていく。
頭に来るやつだが、なかなか勘の鋭いやつだ。あっちの状況は分かった。俺側の女四人が市岡側の女四人を一生懸命説得しているらしい。絵梨花が俺を擁護する姿が、アホの俺には堪らなくいいらしい。アホめ。
聖女隊のお姉様方が不思議そうに俺を見ている。
「すまぬ。独り言が出た」
「あ、ああ、大丈夫だ。疲れているのにすまんな。もう一杯お茶はどうだ?」
変な独り言を話した後、三分近くも沈黙していれば、疲れていると思われても仕方あるまい。向かって一番左側のイブが、先ほどから気を使ってくれる。言葉は男口調でぶっきらぼうだが、優しい性格していると思う。
「結構だ」
「あ、聖女様が来られる」
聖女隊の中央の空席に聖女が現れた。転移魔法はすごい。
「ユウト、お待たせしてごめんなさい。国王から許可を頂いたわ。あなた、私の騎士になったわよ。よろしくね」
「は?」
これには感情の欠けた俺も驚いた。
「まあ、なんて栄誉なことなんでしょう」
「世の全ての男性が憧れるアナスタシア様のお抱え騎士に任命されるなんて」
「ユウト、素晴らしいことだぞ」
聖女隊のお姉様方がやんやの喝采を始めた。
「ちょっと待って。聖女の騎士って、どういう役割なんだ?」
「一言でいうと、私の護衛よ」
「聖女の護衛か」
「そうよ。王国中で治癒を必要としているところに赴くのよ。国外の場合もあるわ」
そうか。いろんなところに行けるというのは、悪くないかもな。
「分かった。一つ質問をしていいか」
「どうぞ」
「エルフの国にも行ったりするのか」
「言葉に気をつけなさい。エルフ様よ。エルフ様のお国にお招き頂くのはよほどのことだわ。でも、可能性はあるわよ」
聖女は呼び捨てでもお咎めなしだが、エルフはダメか。エルフの扱いは要注意だな。
「分かった。いいだろう。だが、俺のような素性が分からないのが騎士になっても問題はないのか?」
「私は実力主義なの。あなた人間でしょう? 人間で能力があれば問題ないわ。過去も一切問わないわ。叙任式は明日王都で行うから、正式には明日から私の騎士だけど、仕事は今日からお願いね。聖女隊との自己紹介は終わったの?」
「イブ、ニーナ、サリー、シーアだったな。お互いに挨拶を交わした」
「上出来ね。今日の夜は、この地方の領主から祝勝パーティのお招きに預かっているの。後で衣装を届けさせるから、それに着替えて出席しなさい。パーティでは、常に私の後ろについて、監視を怠らないでね」
「誰かに狙われているのか」
「ええ、ドワーフどもにね。イブ、ユウトに国際情勢のレクチャーをお願いね」
「かしこまりました」
「では、いったん王都の聖女官邸に戻るわよ」
俺は聖女に連れられて、聖女隊と一緒に王都に転移した。
転移した場所は玄関ホールと思われた。聖女は俺に視線を向けてきた。
「ユウト、イブに案内してもらって。食事会は二時間後よ。それまでしっかり学びなさい」
「了解した」
聖女は奥の方の部屋に入って行った。聖女の後ろ姿を見送る形になったが、実に見事なヒップラインをしている。
ちょいちょい雑音のように入ってくる俺のこのオヤジ的思考は、仕事の邪魔にしかならないが、俺の脳に染み込んでしまっていて、避けようがない。完治出来ない病気のようなものだ。上手く付き合っていくしかない。
「では、ユウト、案内する」
「助かる」
俺はイブに案内されて、書斎のようなところに連れて行かれた。書斎に入るなり、机を挟んでイブの前に座らされた。こういうとき、俺はつい相手の胸に目が行ってしまう。節目がちにしつつ、胸をしっかり観察するのだ。
(病気なんだ。許して欲しい。推定Dだな)
「まず最初に、聖女官邸で絶対にしてはいけないことを教える。性行為は絶対にダメだ」
イブの開口一番の言葉だったが、これ、いちいち言うことか?
「……頼まれてもしないが」
「おや? さては、好きな人がいるのか?」
「ノーコメントだ」
「それはよかった。聖女様と聖女隊は処女を喪失すると魔力が著しく落ちるため、性行為は厳禁だ。国家的損失になるからだ。合意の上でも厳重に処罰されるから注意して欲しい」
ノーコメントと言っているのだが、女は恋愛に関しては鋭過ぎる。
「全く問題はない」
この女たち全員処女なのか。一体歳はいくつなんだ? 聖女なんて、処女とは思えないほどお色気たっぷりなんだが。そうだ、一日に三分間だけ危ない。あいつに主導権は絶対に渡さないように気をつけよう。
「ユウトはあまり世界のことがわかっていないのだろう? 知っていることも話すかもしれないが、その場合は聞き流してほしい」
イブは本当に優しい。どことなく藤崎先生に似ている。年上好きの市岡に紹介したら喜ぶであろう。
イブによると、この世界は少数のエルフが支配者層に君臨していて、人間の国々とドワーフの国々がエルフを宗主と仰いで、エルフの庇護下でそれぞれの国を治めている。
エルフが君臨する体制がどうして確立したのかが不思議だったのだが、最大の理由はやはり魔石だ。ヒミカの説明通り、この世界の魔石は枯渇しており、今や異世界からの輸入に頼りきっている。その輸入ルートをエルフが独占している。
また、そんな立場にいるエルフだが、人間には非常に寛大で、困ったときにも色々と助けてくれるらしく、人間からは非常に尊敬されているそうだ。
だが、ドワーフは違う。ドワーフは昔からエルフとは仲が悪く、エルフもドワーフには圧政を敷いているらしい。ほとんど奴隷扱いだそうだ。
それで、ドワーフは、人間に戦争を吹っかけては、魔石を強奪していくのが常となっている。その戦争の際に、一番邪魔なのが聖女と聖女隊で、絶えず暗殺を狙っているとのことだった。
人間とドワーフを争わせることで、エルフの地位の安泰を図っていたりするような気がするが、人間界でエルフの悪口を言うものなら、袋叩きにあうらしい。
「イブ、ありがとう。よく理解出来た」
俺はドワーフと一度話したいと思った。俺の敵は恐らくエルフだ。敵の敵は味方にすべきだ。
そして、その機会は意外と早くやって来た。
10
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
最低のEランクと追放されたけど、実はEXランクの無限増殖で最強でした。
MP
ファンタジー
高校2年の夏。
高木華音【男】は夏休みに入る前日のホームルーム中にクラスメイトと共に異世界にある帝国【ゼロムス】に魔王討伐の為に集団転移させれた。
地球人が異世界転移すると必ずDランクからAランクの固有スキルという世界に1人しか持てないレアスキルを授かるのだが、華音だけはEランク・【ムゲン】という存在しない最低ランクの固有スキルを授かったと、帝国により死の森へ捨てられる。
しかし、華音の授かった固有スキルはEXランクの無限増殖という最強のスキルだったが、本人は弱いと思い込み、死の森を生き抜く為に無双する。
セクスカリバーをヌキました!
桂
ファンタジー
とある世界の森の奥地に真の勇者だけに抜けると言い伝えられている聖剣「セクスカリバー」が岩に刺さって存在していた。
国一番の剣士の少女ステラはセクスカリバーを抜くことに成功するが、セクスカリバーはステラの膣を鞘代わりにして収まってしまう。
ステラはセクスカリバーを抜けないまま武闘会に出場して……
異世界でぺったんこさん!〜無限収納5段階活用で無双する〜
KeyBow
ファンタジー
間もなく50歳になる銀行マンのおっさんは、高校生達の異世界召喚に巻き込まれた。
何故か若返り、他の召喚者と同じ高校生位の年齢になっていた。
召喚したのは、魔王を討ち滅ぼす為だと伝えられる。自分で2つのスキルを選ぶ事が出来ると言われ、おっさんが選んだのは無限収納と飛翔!
しかし召喚した者達はスキルを制御する為の装飾品と偽り、隷属の首輪を装着しようとしていた・・・
いち早くその嘘に気が付いたおっさんが1人の少女を連れて逃亡を図る。
その後おっさんは無限収納の5段階活用で無双する!・・・はずだ。
上空に飛び、そこから大きな岩を落として押しつぶす。やがて救った少女は口癖のように言う。
またぺったんこですか?・・・
男女比がおかしい世界の貴族に転生してしまった件
美鈴
ファンタジー
転生したのは男性が少ない世界!?貴族に生まれたのはいいけど、どういう風に生きていこう…?
最新章の第五章も夕方18時に更新予定です!
☆の話は苦手な人は飛ばしても問題無い様に物語を紡いでおります。
※ホットランキング1位、ファンタジーランキング3位ありがとうございます!
※カクヨム様にも投稿しております。内容が大幅に異なり改稿しております。
※各種ランキング1位を頂いた事がある作品です!
戦場帰りの俺が隠居しようとしたら、最強の美少女たちに囲まれて逃げ場がなくなった件
さん
ファンタジー
戦場で命を削り、帝国最強部隊を率いた男――ラル。
数々の激戦を生き抜き、任務を終えた彼は、
今は辺境の地に建てられた静かな屋敷で、
わずかな安寧を求めて暮らしている……はずだった。
彼のそばには、かつて命を懸けて彼を支えた、最強の少女たち。
それぞれの立場で戦い、支え、尽くしてきた――ただ、すべてはラルのために。
今では彼の屋敷に集い、仕え、そして溺愛している。
「ラルさまさえいれば、わたくしは他に何もいりませんわ!」
「ラル様…私だけを見ていてください。誰よりも、ずっとずっと……」
「ねぇラル君、その人の名前……まだ覚えてるの?」
「ラル、そんなに気にしなくていいよ!ミアがいるから大丈夫だよねっ!」
命がけの戦場より、ヒロインたちの“甘くて圧が強い愛情”のほうが数倍キケン!?
順番待ちの寝床争奪戦、過去の恋の追及、圧バトル修羅場――
ラルの平穏な日常は、最強で一途な彼女たちに包囲されて崩壊寸前。
これは――
【過去の傷を背負い静かに生きようとする男】と
【彼を神のように慕う最強少女たち】が織りなす、
“甘くて逃げ場のない生活”の物語。
――戦場よりも生き延びるのが難しいのは、愛されすぎる日常だった。
※表紙のキャラはエリスのイメージ画です。
バーンズ伯爵家の内政改革 ~10歳で目覚めた長男、前世知識で領地を最適化します
namisan
ファンタジー
バーンズ伯爵家の長男マイルズは、完璧な容姿と神童と噂される知性を持っていた。だが彼には、誰にも言えない秘密があった。――前世が日本の「医師」だったという記憶だ。
マイルズが10歳となった「洗礼式」の日。
その儀式の最中、領地で謎の疫病が発生したとの凶報が届く。
「呪いだ」「悪霊の仕業だ」と混乱する大人たち。
しかしマイルズだけは、元医師の知識から即座に「病」の正体と、放置すれば領地を崩壊させる「災害」であることを看破していた。
「父上、お待ちください。それは呪いではありませぬ。……対処法がわかります」
公衆衛生の確立を皮切りに、マイルズは領地に潜む様々な「病巣」――非効率な農業、停滞する経済、旧態依然としたインフラ――に気づいていく。
前世の知識を総動員し、10歳の少年が領地を豊かに変えていく。
これは、一人の転生貴族が挑む、本格・異世界領地改革(内政)ファンタジー。
農民レベル99 天候と大地を操り世界最強
九頭七尾
ファンタジー
【農民】という天職を授かり、憧れていた戦士の夢を断念した少年ルイス。
仕方なく故郷の村で農業に従事し、十二年が経ったある日のこと、新しく就任したばかりの代官が訊ねてきて――
「何だあの巨大な大根は? 一体どうやって収穫するのだ?」
「片手で抜けますけど? こんな感じで」
「200キロはありそうな大根を片手で……?」
「小麦の方も収穫しますね。えい」
「一帯の小麦が一瞬で刈り取られた!? 何をしたのだ!?」
「手刀で真空波を起こしただけですけど?」
その代官の勧めで、ルイスは冒険者になることに。
日々の農作業(?)を通し、最強の戦士に成長していた彼は、最年長ルーキーとして次々と規格外の戦果を挙げていくのだった。
「これは投擲用大根だ」
「「「投擲用大根???」」」
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる