Re:ゼロ 魔人が行く異世界伝説(伝説では無い)

siroku

文字の大きさ
112 / 338
6.運命の交差

百十話 一晩明かし帰還/パーティ結成

しおりを挟む
110話 未帰還者2名ー内 1名死亡確定1名死亡判定

スープを温め沸騰し暫くしてから鍋を火から離す、熱すぎて飲めないからな
焚き火の火は風で飛んだりしてテントに向かわない位置にしてあるが
熱は届いてるだろうか?近めだから大丈夫だと思うが確認しておかないとな
「どうだ寒くないか?風は防げていると思うが」
「ん?大丈夫よ、そんなに寒くないし風も大丈夫そう」
「そうかよかった、何かあったら言ってくれ、それと簡単だがスープだ
冷えてきたり腹が減ったら飲んでくれ、具はたいして無いが」
「何かやってると思ったら・・・いいの?じゃぁちょっと貰おうかな
のども渇いてきたし、体が少し冷えてたのも事実だし」
どうやらコップは持ってきているようだ、2つ水で軽く流し洗っている
スープの量はそれなりにあるから朝までなら十分足りるだろう
水分はとれても腹を満たすのは難しいが夜だけだ、問題ないだろう
出来ればそれなりに食事はとった方が回復にはいいんだろうが
怪我で弱っているのもあってか余り食欲が無いようだ
半日以上食事をとってないだろうに、まぁ一先ず回復優先だ
まぁ食事は朝になってからでも遅くはないか、そうなると残りの薪が心配だ
また少し集めておくか、天候も雲がかかっているのが少し気になる
雨が降るかもしれない、枝が濡れないようにしないといけないし
火も消えないように気を付けないと・・・うーんその時次第かな
それにかなり暗くなってきた、月もかなり昇っている
彼女たちはさっき寝ていたのもあってか眠れないようだ
ユノの方もそれなりに動けるようになってきたようだ
ただまだ麻痺が残っているようで動きがぎこちない
それでも1人で歩ける位までは回復したようだ、快復までそう長くないだろう
木々の方は魔物が来ているのかチラチラと小さな光が見える
こっちには近づいてこないようだし、無駄に刺激しないほうがいいな
襲われても困るからな、いらないことはしない事が安全の第一歩だ
ここら辺にはそこまで好戦的な魔物はいないが、生態系の変化や
外部からの刺激、敵対存在の有無で好戦的になる事はあるようだからな
1人の時ならば気にしないが同行者どころか、今いるのは守護対象だ
不用意に危険をおびき寄せる訳にはいかない、例え敵が弱く危険性も低い
気にするほどの強さでもないよく理解している魔物としてもだ
何故か?突然変異の個体が存在するからだ、見た目も仕草や生態が変わらない
そんなものも珍しくはない、群れの中に潜んでいるのもいるため
ダンジョンのような基本決まった敵しか出てこない場所には出てこないが
自然の中で生きてきた野生の魔物にはそれなりに見かける事もあり
そうなれば必然とダンジョンの魔物より外の魔物の方が危険視される
ここら辺には人がそんなにこないため余り生息する魔物や生態系の情報が無い
とは言えまれにここまで狩りに来る冒険者が死亡しているようなので
相応の戦闘力を持つ個体がこの近くの森に居る可能性が高いわけだ
だから大人しくしていよう、枝は足りなくなったら持ってこればいいか
風が弱くなれば火も要らなくなるだろうし、そこまでは冷えないからな
時間もかなり経った、枝はやはり朝まで足りていなかったが
もう要らないかもしれない、そこまで寒くなくなっている
日が昇り始め少し空も明るくなり始めた、彼女たちは眠ってしまったようだった
ずっと静かだったが理由は寝ていたからだ、まぁやることもないだろうし当然か
スープは少し残っているが具は無くなっている、まぁ残しておくわけにもいかない
朝食か…出来れば腹にたまる物の方がいいだろうが何かあったか?
そういえば乾燥パンかあったか、硬いからまたスープがいるな
痛んではないようだしこれでいいか、あとは残っている乾燥肉を入れればいいか
始めるにはまだ早いか、魔物はもういなくなったか?見えない
今のうちに枝を集めておくか、またくるかもしれないし
幾つか必要量を集める、枝が少し湿っているまぁこれくらいなら大丈夫かな
日が昇り明るくなった、彼女たちも目を覚ましたようだ
火をつけて鍋に水を入れ昨日と同じように作る、違いは野菜が無い事だけだ
「ごめんなさいこんなにお世話になって…」
「気にしなくていい私が勝手にやっている事だ、それより
もう1人の方は大丈夫か?流石に麻痺も治っていると思うが」
「あぁ治ってますよ、ダルそうにしていましたが大丈夫そうです」
「そうかそれはよかった、朝食だが今回はパンもあるぞ」
「なにからなにまですみません」
「これくらい別に構わない、出来たら食べてすぐに移動しよう」
「そうですねずっとここにいても仕方ないですし」
出来たかな、まぁ温めるだけの手のかからない料理だからな
食事後テントを回収し移動する、もう朝だ移動し始めよう
首都まで向かう…歩きだったせいか夜になっても着かない
1人なら走るなり転移なりできるんだが、複数人の転移はまだ出来ないからな
イニバスの村にすら着かない、また野宿する事になった
そもそも1人だと野宿する意味すらないんだよなそう言えば
首都に着いたらギルドに行って何か依頼受けるか
それともダンジョンに行くか、ふーむどうしたものか
一夜明かしたが特に思いつかない、まぁ昼までには首都に着くか
着くと空いた検問を通りギルドへと向かう、3人揃って行動している
何故だろうか?まぁ行く場所が同じだっただけか、冒険者なら普通だし
依頼にざっと目を通すもこれと言った目を引くものはない
まぁ時間的にも既に目ぼしい依頼は捌けてしまっているか
「ねぇよかったらパーティー組まない?」
「ちょっ、シノ本気なの!?」
なにやら言い争いを始めだした…用があったのではないのか?
「まぁいいじゃない信頼できると思うわよ、それにちゃんと理由もある
2人だけじゃこれから先辛いでしょ、多分稼ぎが足りなくなっちゃう
これに関してはユノのほうが良くわかってるでしょ?」
「まぁそうだけどあんな事があった後なのに…同性のほうがいいんじゃない?」
「まぁ確かに女性は多いけど…それにあれはもう起きないと思う
こっちの世界の人なら大丈夫でしょ?元の世界の人間だからああなっただけで」
「まぁそうかもしれないけどさ…」
「ユノも世話になったんだからさ、ちょっとは信用してみない?」
「分かった…よかったらパーティー組んでくれないかな?」
「ふむ…まぁ別にいいが」
別にパーティーを組んだからと言ってこれと言った変化はないだろう
あぁ…そう言えばニアにも顔をださなければいけないな、忘れていた
しおりを挟む
感想 1

あなたにおすすめの小説

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

大和型戦艦、異世界に転移する。

焼飯学生
ファンタジー
第二次世界大戦が起きなかった世界。大日本帝国は仮想敵国を定め、軍事力を中心に強化を行っていた。ある日、大日本帝国海軍は、大和型戦艦四隻による大規模な演習と言う名目で、太平洋沖合にて、演習を行うことに決定。大和、武蔵、信濃、紀伊の四隻は、横須賀海軍基地で補給したのち出港。しかし、移動の途中で濃霧が発生し、レーダーやソナーが使えなくなり、更に信濃と紀伊とは通信が途絶してしまう。孤立した大和と武蔵は濃霧を突き進み、太平洋にはないはずの、未知の島に辿り着いた。 ※ この作品は私が書きたいと思い、書き進めている作品です。文章がおかしかったり、不明瞭な点、あるいは不快な思いをさせてしまう可能性がございます。できる限りそのような事態が起こらないよう気をつけていますが、何卒ご了承賜りますよう、お願い申し上げます。

唯一無二のマスタースキルで攻略する異世界譚~17歳に若返った俺が辿るもう一つの人生~

専攻有理
ファンタジー
31歳の事務員、椿井翼はある日信号無視の車に轢かれ、目が覚めると17歳の頃の肉体に戻った状態で異世界にいた。 ただ、導いてくれる女神などは現れず、なぜ自分が異世界にいるのかその理由もわからぬまま椿井はツヴァイという名前で異世界で出会った少女達と共にモンスター退治を始めることになった。

やさしい異世界転移

みなと
ファンタジー
妹の誕生日ケーキを買いに行く最中 謎の声に導かれて異世界へと転移してしまった主人公 神洞 優斗。 彼が転移した世界は魔法が発達しているファンタジーの世界だった! 元の世界に帰るまでの間優斗は学園に通い平穏に過ごす事にしたのだが……? この時の優斗は気付いていなかったのだ。 己の……いや"ユウト"としての逃れられない定めがすぐ近くまで来ている事に。 この物語は 優斗がこの世界で仲間と出会い、共に様々な困難に立ち向かい希望 絶望 別れ 後悔しながらも進み続けて、英雄になって誰かに希望を託すストーリーである。

【もうダメだ!】貧乏大学生、絶望から一気に成り上がる〜もし、無属性でFランクの俺が異文明の魔道兵器を担いでダンジョンに潜ったら〜

KEINO
ファンタジー
貧乏大学生の探索者はダンジョンに潜り、全てを覆す。 ~あらすじ~ 世界に突如出現した異次元空間「ダンジョン」。 そこから産出される魔石は人類に無限のエネルギーをもたらし、アーティファクトは魔法の力を授けた。 しかし、その恩恵は平等ではなかった。 富と力はダンジョン利権を牛耳る企業と、「属性適性」という特別な才能を持つ「選ばれし者」たちに独占され、世界は新たな格差社会へと変貌していた。 そんな歪んだ現代日本で、及川翔は「無属性」という最底辺の烙印を押された青年だった。 彼には魔法の才能も、富も、未来への希望もない。 あるのは、両親を失った二年前のダンジョン氾濫で、原因不明の昏睡状態に陥った最愛の妹、美咲を救うという、ただ一つの願いだけだった。 妹を治すため、彼は最先端の「魔力生体学」を学ぶが、学費と治療費という冷酷な現実が彼の行く手を阻む。 希望と絶望の狭間で、翔に残された道はただ一つ――危険なダンジョンに潜り、泥臭く魔石を稼ぐこと。 英雄とも呼べるようなSランク探索者が脚光を浴びる華やかな世界とは裏腹に、翔は今日も一人、薄暗いダンジョンの奥へと足を踏み入れる。 これは、神に選ばれなかった「持たざる者」が、絶望的な現実にもがきながら、たった一つの希望を掴むために抗い、やがて世界の真実と向き合う、戦いの物語。 彼の「無属性」の力が、世界を揺るがす光となることを、彼はまだ知らない。 テンプレのダンジョン物を書いてみたくなり、手を出しました。 SF味が増してくるのは結構先の予定です。 スローペースですが、しっかりと世界観を楽しんでもらえる作品になってると思います。 良かったら読んでください!

貞操逆転世界に転生してイチャイチャする話

やまいし
ファンタジー
貞操逆転世界に転生した男が自分の欲望のままに生きる話。

服を脱いで妹に食べられにいく兄

スローン
恋愛
貞操観念ってのが逆転してる世界らしいです。

男女比1対5000世界で俺はどうすれバインダー…

アルファカッター
ファンタジー
ひょんな事から男女比1対5000の世界に移動した学生の忠野タケル。 そこで生活していく内に色々なトラブルや問題に巻き込まれながら生活していくものがたりである!

処理中です...