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第一部 美少女モンクと死霊魔王
第3話 タケノコ刈り
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極悪な『チャモトラップ』を回避して手に入れた『チャイナリボン』のアイテム説明欄には「お婆さんの形見のリボン=物防+1・魔防+1」としか書かれていない。これではしょぼ過ぎるだろう。
装備するとキャラクター外観の髪型が、お団子に変化するだけのネタ装備かと思われていたが、先人の検証の結果、即死を含むあらゆる状態異常無効の裏設定があることがわかったのだ。
つまり、モンク最大の弱点である状態異常を完全に防ぐ事ができる。弱点を一つずつ消していく事こそが最強への道だ。
せっかくなので、チャモ爺さんの前で装備しようと思ったが······どうやってやるんだろう。ステータス画面とアイテム画面で装備しようとしたがエラーになってしまう。これはひょっとして実際に身につけなければ装備できないのかな?
「あの、お爺さん、リボンをつけてみたいんですけどやり方が分からなくて······」
「おお、そうじゃったか。それならわしに任せなさい。婆さんの髪をわしがセットしてあげてた事もあるからのぉ」
俺の前に鏡を用意してもらい、後ろからチャモ爺さんが髪をセットしてくれる。
鏡に映った自分の姿を見た俺は、あまりの可愛らしさに息を止めてしまった。
人形のようにバランスが整った顔立ちで、その漆黒の瞳はじっと見つめると吸い込まれるかのような輝きを放っている。すっと、とおった鼻筋の下にみずみずしい潤いをたたえた桃色の唇がある。磁器のようになめらかな白い肌との対比がすごく印象的だった。
そして何と言っても、思わず庇護欲をかきたてるようなあどけなさと、エネルギーに満ち溢れた溌剌とした生命力の同居。
鏡越しなのになんというか、オーラが凄い。のじゃロリ女神様、これはやり過ぎだろう。感謝したほうが良いのかな!? いや、あの女神の事だから、俺に男をあてがって性別上は男と女だけど、心のBL展開に俺がもだえるところを笑いたいのだと推測する。
礼は言わんぞ。
チャモ爺さんが慣れた手つきで、俺のつやつやの黒髪を上手にまとめて、左右二つのお団子にしリボンを結ぶ。やはりゲームどおり強制的にこの髪型にされてしまうんだな。
お!? 装備できてる。やはりそうか。しかもゲームと違って、ステータスの状態異常アイコンが無効を示す緑色に全て変化している。これはわかりやすくていいな。
「お爺さん、本当にありがとうございました」
「いやいや、わしも久しぶりに話し相手に恵まれて楽しかったぞい。それにその髪型をしたルイさんは、婆さんの若い頃にうり二つじゃ。受け取ってもらえて本当に良かった」
チャモ爺さんが涙ぐんでいらっしゃる。
「それじゃあ、私はそろそろ行きます。また必ず遊びに来ますね」
「おお、また来ておくれ」
チャモ爺さんと別れた俺は、村の食堂で名物だという串焼きを食べた。ジューシーな肉汁が一噛みごとに口の中にあふれだす絶品だった。名物になるのも納得の味だ。
パンとスープが付いてきてこのお値段なら何度でも食べたくなる。この世界がメシマズの世界じゃなくて本当に良かった。
弁当と水袋を買ってから道具屋に行きポーションを一つ買った。そして第三の村『ナイヤチ』のすぐそばにある『チクリン』ダンジョンをめざす。
この世界はゲームそのままにインベントリでアイテム管理ができるようだ。アイテムを沢山持ち運びできるのですごく便利だ。
ちなみに支払いは現金ではなく、現代の電子決済のような謎システムの魔道具決済だ。通貨単位は『シグ』。なぜか持ってた200シグが残り10シグになってしまったので、このままでは野宿確定だな。
無事にダンジョンに到着した。『チクリン』ダンジョンは一度入ったら、二度と再入場できなくなる、一回限りのダンジョンだ。最強を目指すなら必ず低レベルの内にここをクリアしなければならない。レベル1は理想的だ。
この世界で初めてダンジョンに入る。ドキドキがハンパない。興奮しすぎて鼻血が出そうだ。
ダンジョンに入った!
その瞬間、独特の浮遊感をあじわった。ワープしているのだろうか?
いよいよバトルだ。
ここはさして広くないワンフロアの、竹林がモチーフのダンジョンだ。いた! 運竹魔だ! 運竹魔はムキムキの見た目に反して魔法使いタイプのステータス構成になっている。
サーチしたら即座に接近してデストロイだ!
うおおぉぉぉ! 速攻で殴りに行く俺に対して運竹魔が『マヒの葉』で攻撃してきた。俺には効かん! その為の『チャイナリボン』だ! よし! 肉薄した! ひたすら殴る!!
ガンッ! ガッ!
レベル差が有りすぎて与えるダメージが2か3しかない! 今度は運竹魔が『毒の葉』で攻撃してきた! だが効かん! くらえ! ボグゥッ! ガンッ!
「毒には毒と猛毒がある」
攻撃の合間に運竹魔が毒の蘊蓄を語りだしてきた。バトルについての様々なうんちくを語り出すのは、こいつらのデフォルトだ。俺はゲーム時代に何度も聞いているからムシだ!
ガッ! ドゴッ! 殴る! 殴る! 殴る!
運竹魔が『死の葉』で攻撃してきた!
うお! さすがに怖い! でも即死攻撃も無効だ!
殴る! 殴る! オラオラオラオラおらぁ!!
カシャーン!
硬質なガラスが繊細に砕けるような澄んだ音をたてて、運竹魔が光のエフェクトと共に消えていった。
勝った! トドメは『オラオラ』だったな。まあ気分で言っているだけでそんな技は無いんだけど。
予定通り運竹魔が確定ドロップしたので『運のタケノコ』を手に入れた。これこそがこのダンジョンに来た目的だ。
それにしてもレベル差が10近くあったから、子どものケンカのような決め手を欠く戦いだったな。めっちゃ疲れた。どれステータスを見てみよう。
お! レベルが一気に4も上がっている。
ステータスも大分あがったな。女モンクだとレベルが1上がるごとに、力が3~5、体力が4~5、素早さが3~4、器用が2~3、知性が1、精神が1上がる。振れ幅があって、どの数字が出るかは完全にプレーヤーの運次第だ。
だが、ステータスの運を上げると、1上げるごとに最低値が出る可能性が1割減る。1レベルアップ時に、例えば力の上げ幅が3~5の場合、運を10まで上げると3が出なくなり4か5しか出なくなる。更に運を20まで上げると5しか出なくなる。
しかし、運は初期値よりレベルアップでは自動では上がらない。運を上げることができるのは、1レベル上がるごとに1もらえる、フリーの1ステータスポイントを自分で振り分けるしかない。
そしてゲーム全体での総数は少ないが、アイテムでも上がる。『運の種』が運1アップ、ここでしかドロップしない、運のタケノコが運5アップだ。
できるだけ低レベルで運を20まで引き上げ、以降のレベルアップ時にそれぞれのジョブのステータスアップ値の最高値が出続けるようにするのが最強育成の必須手順なのだ。
というわけで運のタケノコの実食だ!
このまま喰えるのか? 毒無効があるから多分大丈夫だろう。バリバリと野性的に食ってやったぜ。採れたて新鮮だからか、アクもなくけっこう美味いな。おっと、手に入れたステータスポイントも忘れずに運に4振らないとな。
2体目以降はレベル差がどんどん縮まり戦闘が楽になっていった。運竹魔は様々な状態異常攻撃とうんちくをばらまいてきたが、俺には効かんし、聞かん!
ひたすら殴る! 殴る! 殴る!
タケノコをもう一本食って、殴る!
「オラオラオラオラ!」
こうして初めてのダンジョンでタケノコを刈り尽くした俺は、笑顔でナイヤチ村への帰路についた。
装備するとキャラクター外観の髪型が、お団子に変化するだけのネタ装備かと思われていたが、先人の検証の結果、即死を含むあらゆる状態異常無効の裏設定があることがわかったのだ。
つまり、モンク最大の弱点である状態異常を完全に防ぐ事ができる。弱点を一つずつ消していく事こそが最強への道だ。
せっかくなので、チャモ爺さんの前で装備しようと思ったが······どうやってやるんだろう。ステータス画面とアイテム画面で装備しようとしたがエラーになってしまう。これはひょっとして実際に身につけなければ装備できないのかな?
「あの、お爺さん、リボンをつけてみたいんですけどやり方が分からなくて······」
「おお、そうじゃったか。それならわしに任せなさい。婆さんの髪をわしがセットしてあげてた事もあるからのぉ」
俺の前に鏡を用意してもらい、後ろからチャモ爺さんが髪をセットしてくれる。
鏡に映った自分の姿を見た俺は、あまりの可愛らしさに息を止めてしまった。
人形のようにバランスが整った顔立ちで、その漆黒の瞳はじっと見つめると吸い込まれるかのような輝きを放っている。すっと、とおった鼻筋の下にみずみずしい潤いをたたえた桃色の唇がある。磁器のようになめらかな白い肌との対比がすごく印象的だった。
そして何と言っても、思わず庇護欲をかきたてるようなあどけなさと、エネルギーに満ち溢れた溌剌とした生命力の同居。
鏡越しなのになんというか、オーラが凄い。のじゃロリ女神様、これはやり過ぎだろう。感謝したほうが良いのかな!? いや、あの女神の事だから、俺に男をあてがって性別上は男と女だけど、心のBL展開に俺がもだえるところを笑いたいのだと推測する。
礼は言わんぞ。
チャモ爺さんが慣れた手つきで、俺のつやつやの黒髪を上手にまとめて、左右二つのお団子にしリボンを結ぶ。やはりゲームどおり強制的にこの髪型にされてしまうんだな。
お!? 装備できてる。やはりそうか。しかもゲームと違って、ステータスの状態異常アイコンが無効を示す緑色に全て変化している。これはわかりやすくていいな。
「お爺さん、本当にありがとうございました」
「いやいや、わしも久しぶりに話し相手に恵まれて楽しかったぞい。それにその髪型をしたルイさんは、婆さんの若い頃にうり二つじゃ。受け取ってもらえて本当に良かった」
チャモ爺さんが涙ぐんでいらっしゃる。
「それじゃあ、私はそろそろ行きます。また必ず遊びに来ますね」
「おお、また来ておくれ」
チャモ爺さんと別れた俺は、村の食堂で名物だという串焼きを食べた。ジューシーな肉汁が一噛みごとに口の中にあふれだす絶品だった。名物になるのも納得の味だ。
パンとスープが付いてきてこのお値段なら何度でも食べたくなる。この世界がメシマズの世界じゃなくて本当に良かった。
弁当と水袋を買ってから道具屋に行きポーションを一つ買った。そして第三の村『ナイヤチ』のすぐそばにある『チクリン』ダンジョンをめざす。
この世界はゲームそのままにインベントリでアイテム管理ができるようだ。アイテムを沢山持ち運びできるのですごく便利だ。
ちなみに支払いは現金ではなく、現代の電子決済のような謎システムの魔道具決済だ。通貨単位は『シグ』。なぜか持ってた200シグが残り10シグになってしまったので、このままでは野宿確定だな。
無事にダンジョンに到着した。『チクリン』ダンジョンは一度入ったら、二度と再入場できなくなる、一回限りのダンジョンだ。最強を目指すなら必ず低レベルの内にここをクリアしなければならない。レベル1は理想的だ。
この世界で初めてダンジョンに入る。ドキドキがハンパない。興奮しすぎて鼻血が出そうだ。
ダンジョンに入った!
その瞬間、独特の浮遊感をあじわった。ワープしているのだろうか?
いよいよバトルだ。
ここはさして広くないワンフロアの、竹林がモチーフのダンジョンだ。いた! 運竹魔だ! 運竹魔はムキムキの見た目に反して魔法使いタイプのステータス構成になっている。
サーチしたら即座に接近してデストロイだ!
うおおぉぉぉ! 速攻で殴りに行く俺に対して運竹魔が『マヒの葉』で攻撃してきた。俺には効かん! その為の『チャイナリボン』だ! よし! 肉薄した! ひたすら殴る!!
ガンッ! ガッ!
レベル差が有りすぎて与えるダメージが2か3しかない! 今度は運竹魔が『毒の葉』で攻撃してきた! だが効かん! くらえ! ボグゥッ! ガンッ!
「毒には毒と猛毒がある」
攻撃の合間に運竹魔が毒の蘊蓄を語りだしてきた。バトルについての様々なうんちくを語り出すのは、こいつらのデフォルトだ。俺はゲーム時代に何度も聞いているからムシだ!
ガッ! ドゴッ! 殴る! 殴る! 殴る!
運竹魔が『死の葉』で攻撃してきた!
うお! さすがに怖い! でも即死攻撃も無効だ!
殴る! 殴る! オラオラオラオラおらぁ!!
カシャーン!
硬質なガラスが繊細に砕けるような澄んだ音をたてて、運竹魔が光のエフェクトと共に消えていった。
勝った! トドメは『オラオラ』だったな。まあ気分で言っているだけでそんな技は無いんだけど。
予定通り運竹魔が確定ドロップしたので『運のタケノコ』を手に入れた。これこそがこのダンジョンに来た目的だ。
それにしてもレベル差が10近くあったから、子どものケンカのような決め手を欠く戦いだったな。めっちゃ疲れた。どれステータスを見てみよう。
お! レベルが一気に4も上がっている。
ステータスも大分あがったな。女モンクだとレベルが1上がるごとに、力が3~5、体力が4~5、素早さが3~4、器用が2~3、知性が1、精神が1上がる。振れ幅があって、どの数字が出るかは完全にプレーヤーの運次第だ。
だが、ステータスの運を上げると、1上げるごとに最低値が出る可能性が1割減る。1レベルアップ時に、例えば力の上げ幅が3~5の場合、運を10まで上げると3が出なくなり4か5しか出なくなる。更に運を20まで上げると5しか出なくなる。
しかし、運は初期値よりレベルアップでは自動では上がらない。運を上げることができるのは、1レベル上がるごとに1もらえる、フリーの1ステータスポイントを自分で振り分けるしかない。
そしてゲーム全体での総数は少ないが、アイテムでも上がる。『運の種』が運1アップ、ここでしかドロップしない、運のタケノコが運5アップだ。
できるだけ低レベルで運を20まで引き上げ、以降のレベルアップ時にそれぞれのジョブのステータスアップ値の最高値が出続けるようにするのが最強育成の必須手順なのだ。
というわけで運のタケノコの実食だ!
このまま喰えるのか? 毒無効があるから多分大丈夫だろう。バリバリと野性的に食ってやったぜ。採れたて新鮮だからか、アクもなくけっこう美味いな。おっと、手に入れたステータスポイントも忘れずに運に4振らないとな。
2体目以降はレベル差がどんどん縮まり戦闘が楽になっていった。運竹魔は様々な状態異常攻撃とうんちくをばらまいてきたが、俺には効かんし、聞かん!
ひたすら殴る! 殴る! 殴る!
タケノコをもう一本食って、殴る!
「オラオラオラオラ!」
こうして初めてのダンジョンでタケノコを刈り尽くした俺は、笑顔でナイヤチ村への帰路についた。
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