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第一部 美少女モンクと死霊魔王
第19話 勇者パーティーを追放された吟遊詩人は隣国で聖女となる。戻ってこいと言われても今更遅い!
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大聖堂地下ダンジョン内をくまなく探索を続ける俺達は、モンスターを発見してはサーチ•アンド•デストロイをくり返して駆逐してまわった。
「おっ! こんな所に生えてた!」
『降霊草』を手に入れた!
ここでしか手に入らない降霊草は、後で必要になるからできるだけ多く欲しい。何本あっても良いから、見つけ次第根こそぎ採取しておこう。
このダンジョン内ではエリーのレクイエムと俺のオーラパンチのコンボで無双出来るから、危うげ無く探索できる。
途中で宝箱を見つけては、教会の物を盗んでは駄目だというエリーと、ダンジョン内の宝箱だという俺の意見が対立した事以外は、順調に全てのマップを探索してまわれた。
この扉を開ければいよいよ最奥の祭壇の間だ。
「よし、エリー! 打ち合わせ通りにいくぞ!」
「はい!」
ゴゴゴッという音と共に扉を開けると、祭壇には邪悪な気配を辺り一帯に振りまいている一体のリッチがいた。
「我が召喚したモンスター達を消して回っているのはお前達か。うっとうしい奴らだ! 死霊魔王ゴルゴンダ様の第一の部下、このリッチのモノヒー様が自ら殺してアンデッドへと変えてくれるわ!」
「誰がアンデッドになんかなるものか! 消えるのはお前の方だ! この干物野郎!」
「死を与える! 眷属召喚!」
大量のゴースト系のモンスター達が次々と召喚されて出てきた!
「エリー!」
「レクイエム!」
レクイエムを受けたゴースト系モンスター達は次々と消滅していく。
「ば、馬鹿な! 我が眷属達がこうもやすやすと消されていくなど! 信じられん! 眷属召喚!」
何度召喚しようが無駄さ。この地下ダンジョンの中で更に俺達のレベルは上がったからな。次の取り巻き全滅のタイミングを狙って······
「レクイエム!」
今だ!
俺はリッチに突進し、そのままの勢いでオーラパンチを繰り出す!
グシャ!
「ぐはぁ! い、痛い! なんだその拳は! 殴って我にダメージを与えるなど信じられん!」
そうか?
もう一発くらえ!
オーラパンチ!
グシャ!
「ぐはっ! お、おのれ! 小娘が! デスタッチ!」
リッチの特殊攻撃デスタッチだ!
即死を含むあらゆる状態異常を触れた相手に叩き込む、最も厄介なリッチの攻撃だ。だがな、俺にはきかん!
「なぜ! なぜ何も起きん! なぜデスタッチで死なん!」
オーラパンチ!
「ぐはぁ! 眷属召喚!」
「レクイエム!」
リッチのHPは膨大だ!
オーラパンチのギアを上げていくぞ!
オーラパンチ!
オーラパンチ!
オーラパ! オラパ! オラ!
オラオラオラオラオラオラ!!
「ぐはぁ! あり得ん! かくなる上は我が身を贄として地上に地獄をもたらしてくれる! 眷属大召喚!」
オーラパンチ!
カシャーン!
リッチを倒した!
『聖魔石』を手に入れた!
最後に不穏な事を言っていたな。
祭壇に聖玉を安置して、急いで地上に戻らなければ!
急いで大聖堂地下ダンジョンを飛び出した俺達が目にしたのは、とんでもない数のゴーストが、空中を徘徊する姿だった。
結界は再起動に成功したみたいだが、その前にリッチのモノヒーの奴が自分のマナを贄に大量召喚したゴースト達だろう。
教会のプリーストや、ビショップ、神殿騎士、そして冒険者達が必死に戦っているが数が違う!
チョコとザックも大司教を背に乗せて、戦いの援護をしてくれている!
これはやばい!
すぐに俺達も加勢しなくては!
「チョコ! ザック!」
俺の呼びかけに気付いたチョコとザックが大司教を乗せたまま俺たちの元に駆け寄って来てくれた。
「おお! 聖なる大結界は成功したみたいですね! 二人共良くやってくれました! 我が弟子エリーよ! 今こそ修行の成果を発揮するときです! 二人で力を合わせて、アレをやりますよ!」
「はい! 大司教様!」
「「アルティメットユニゾンスキル、マックスハート発動!
輝く光は神の慈愛!
聖なる調べは悠久の風!
サウザンドウインド・レクイエム!」」
広範囲に広がる、大結界内の大量のアンデッドモンスターのゴースト達が次々に消滅していく。
凄い!
なんか馬車でずっと二人で話し合ったり、歌っているなとは思ったが······俺でさえゲーム時代に知らなかったユニゾンスキルなんてものを使いこなすとは!
年季の入った司祭服をまとったプリーストの大司教と癒やしの歌声のエリー。
二人は、プリ・・・キュア?
いかん!
これ以上考えてしまっては、どこかから怒られて、この『ファンサ5』のゲーム世界が崩壊してしまうかもしれない!
だいたい、司教はビショップだろうが!
アルティメットユニゾンスキルの凄まじい効果を目の当たりにした聖都セイダードの民達が、口々に大司教とエリーを褒め称えている。中にはエリーの事を聖女だと拝んでいる者達もいるようだ。
ついにエリーは聖女とまで呼ばれだしてしまった。同じパーティーメンバーとして鼻が高いね!
なんていうかあれだね、追放されてから登り詰めるなんて、エリーって物語の主人公みたいだね。
「おっ! こんな所に生えてた!」
『降霊草』を手に入れた!
ここでしか手に入らない降霊草は、後で必要になるからできるだけ多く欲しい。何本あっても良いから、見つけ次第根こそぎ採取しておこう。
このダンジョン内ではエリーのレクイエムと俺のオーラパンチのコンボで無双出来るから、危うげ無く探索できる。
途中で宝箱を見つけては、教会の物を盗んでは駄目だというエリーと、ダンジョン内の宝箱だという俺の意見が対立した事以外は、順調に全てのマップを探索してまわれた。
この扉を開ければいよいよ最奥の祭壇の間だ。
「よし、エリー! 打ち合わせ通りにいくぞ!」
「はい!」
ゴゴゴッという音と共に扉を開けると、祭壇には邪悪な気配を辺り一帯に振りまいている一体のリッチがいた。
「我が召喚したモンスター達を消して回っているのはお前達か。うっとうしい奴らだ! 死霊魔王ゴルゴンダ様の第一の部下、このリッチのモノヒー様が自ら殺してアンデッドへと変えてくれるわ!」
「誰がアンデッドになんかなるものか! 消えるのはお前の方だ! この干物野郎!」
「死を与える! 眷属召喚!」
大量のゴースト系のモンスター達が次々と召喚されて出てきた!
「エリー!」
「レクイエム!」
レクイエムを受けたゴースト系モンスター達は次々と消滅していく。
「ば、馬鹿な! 我が眷属達がこうもやすやすと消されていくなど! 信じられん! 眷属召喚!」
何度召喚しようが無駄さ。この地下ダンジョンの中で更に俺達のレベルは上がったからな。次の取り巻き全滅のタイミングを狙って······
「レクイエム!」
今だ!
俺はリッチに突進し、そのままの勢いでオーラパンチを繰り出す!
グシャ!
「ぐはぁ! い、痛い! なんだその拳は! 殴って我にダメージを与えるなど信じられん!」
そうか?
もう一発くらえ!
オーラパンチ!
グシャ!
「ぐはっ! お、おのれ! 小娘が! デスタッチ!」
リッチの特殊攻撃デスタッチだ!
即死を含むあらゆる状態異常を触れた相手に叩き込む、最も厄介なリッチの攻撃だ。だがな、俺にはきかん!
「なぜ! なぜ何も起きん! なぜデスタッチで死なん!」
オーラパンチ!
「ぐはぁ! 眷属召喚!」
「レクイエム!」
リッチのHPは膨大だ!
オーラパンチのギアを上げていくぞ!
オーラパンチ!
オーラパンチ!
オーラパ! オラパ! オラ!
オラオラオラオラオラオラ!!
「ぐはぁ! あり得ん! かくなる上は我が身を贄として地上に地獄をもたらしてくれる! 眷属大召喚!」
オーラパンチ!
カシャーン!
リッチを倒した!
『聖魔石』を手に入れた!
最後に不穏な事を言っていたな。
祭壇に聖玉を安置して、急いで地上に戻らなければ!
急いで大聖堂地下ダンジョンを飛び出した俺達が目にしたのは、とんでもない数のゴーストが、空中を徘徊する姿だった。
結界は再起動に成功したみたいだが、その前にリッチのモノヒーの奴が自分のマナを贄に大量召喚したゴースト達だろう。
教会のプリーストや、ビショップ、神殿騎士、そして冒険者達が必死に戦っているが数が違う!
チョコとザックも大司教を背に乗せて、戦いの援護をしてくれている!
これはやばい!
すぐに俺達も加勢しなくては!
「チョコ! ザック!」
俺の呼びかけに気付いたチョコとザックが大司教を乗せたまま俺たちの元に駆け寄って来てくれた。
「おお! 聖なる大結界は成功したみたいですね! 二人共良くやってくれました! 我が弟子エリーよ! 今こそ修行の成果を発揮するときです! 二人で力を合わせて、アレをやりますよ!」
「はい! 大司教様!」
「「アルティメットユニゾンスキル、マックスハート発動!
輝く光は神の慈愛!
聖なる調べは悠久の風!
サウザンドウインド・レクイエム!」」
広範囲に広がる、大結界内の大量のアンデッドモンスターのゴースト達が次々に消滅していく。
凄い!
なんか馬車でずっと二人で話し合ったり、歌っているなとは思ったが······俺でさえゲーム時代に知らなかったユニゾンスキルなんてものを使いこなすとは!
年季の入った司祭服をまとったプリーストの大司教と癒やしの歌声のエリー。
二人は、プリ・・・キュア?
いかん!
これ以上考えてしまっては、どこかから怒られて、この『ファンサ5』のゲーム世界が崩壊してしまうかもしれない!
だいたい、司教はビショップだろうが!
アルティメットユニゾンスキルの凄まじい効果を目の当たりにした聖都セイダードの民達が、口々に大司教とエリーを褒め称えている。中にはエリーの事を聖女だと拝んでいる者達もいるようだ。
ついにエリーは聖女とまで呼ばれだしてしまった。同じパーティーメンバーとして鼻が高いね!
なんていうかあれだね、追放されてから登り詰めるなんて、エリーって物語の主人公みたいだね。
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