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第四部 美少女モンクと大魔王
第120話 大空はお前のもの(第二章開始)
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「ザック。って呼んでもいい?」
俺の問いに応えてくれた『チョコザ』のザック改め、『不死鳥』のザック。肉体は違うが、ザックが再び俺達の仲間になった。
長い年月を神鳥の卵と共に過ごしてきた、双子の精霊セイとレイが神鳥復活を喜んでいる。王孵を食して見事な身体つきへと成長した神鳥に祝福の言葉を述べる。
「「おお! ついに神鳥が目覚めました! 世界の命運はあなた達に託されました。七つの王孵の力を取り込み、力強く羽ばたく神鳥には行けぬところなどないでしょう。大空はお前のもの。さあ、お行きなさい」」
双子の精霊セイとレイの言葉と共に、ドーム状だった祠の屋根がかき消えた!
双子の精霊セイとレイにうながされ、神鳥と同化した不死鳥のザックが、元の大型サイズに戻ると「ぴぇ~」と一鳴きして大空に飛び立った。
ザックは嬉しそうに周囲を一周した後、再び俺達の元へと舞い降りて来ると、俺達に背中に乗るように低く伏せ、その動きで誘ってきた。
「ありがとうザック!」
(スーパー)モンクの俺、吟遊詩人エリー、聖騎士イーリアス、竜王(幼生体)シーラ、猫忍者ミーニャ、そして『チョコ・ザ・クイーン』のチョコザのチョコがザックの背中に飛び乗った。
全員が乗ると、不死鳥のザックがふわりと、だが力強く大空に飛び立った!
風だ!
俺達は今、風になっている!
飛空艇とはまた違った大空の旅は最高だ!
風防の魔法のようなものに覆われた不死鳥のザックの背中は、どれだけ速く飛んでも、急旋回しても、常にそよ風程度しか感じずに安定していた。
これなら振り落とされる事もないだろう。双子の精霊が「大空はお前のもの」と言っていたように、不死鳥のザックであれば、高山を乗り越えて、今まで飛空艇では行けなかった所へと行く事ができる。
ついに『ファンサ5』のゲーム的には物語の終盤に突入した。
高山の先に現れるクエストは一癖も二癖もあるものばかりだ。敵もより強力になっていく。だが俺達ならば、どんな困難も乗り越えて行けるだろう。
不死鳥のザックは背中に俺達を乗せていると本気では飛べないのか、スピードは飛空艇の方が速い。
試しに俺達は飛空艇に乗り移り、ザック単独で黒チョコザモードで飛んでみてもらったところ、以前より遥かに速くなっていた。
これで方針は決まったな。移動速度も速いし船室で休む事もできるので、普段は今まで通り飛空艇で移動する。
そして高山地帯に近づいたら、ザックに黒チョコザモードから不死鳥モードに変化してもらって、背中に乗せてもらい高山地帯の先へと進む。
「ザック、たよりにしているよ」
「ぴえぇ~!!」
俺の呼びかけに力強く応えるザック。
再びこのやり取りが出来るようになって嬉しい。
飛空艇ミューズ号でアイレスランド島の『アイレスランドの祠』を出発した俺達は、そのまま西へと進み、アラーユ大陸の東端へとやって来た。
不死鳥のザックに乗り移り、高山地帯を飛び越えてドワーフの王国『ホーリラ』に入る。
ドワーフ王国では、当代一の鍛冶職人が国王となる習慣があり、ドワーフの現在の王『ドワジカシフ』は、世界最高の鍛冶職人としても名高い。
いよいよ最高の金属アダマンタイトの加工に取り掛かる時がやって来た。世界でただ一人、ドワジカシフ王のみがアダマンタイトの加工を可能とするのだ。
高山をくり抜いて作られた首都である地下都市にもぐり、宮廷におもむいて風、水、火の大輝石を解放した光の戦士である事を告げると、すんなりとドワーフ王に謁見する事ができた。
言葉は要らぬ、とばかりにドワジカシフ王に腕相撲を挑まれたので、パーティーで一番の力自慢である俺が受けてたった。
ゲームでも、ドワジカシフ王の力ステータスを上回っていないと、アダマンタイトの加工クエストを受け付けてくれないので、ある意味納得の展開である。
見た目通りの筋肉ムキムキのドワジカシフ王は中々に手強い相手だったが、高レベルであり鍛えまくった俺はきちんと勝利する事ができた。
新たな光の戦士の訪れだ、宴じゃと声高に告げたドワジカシフ王の一声で、宮廷は大盛りあがりとなった。仕事そっちのけで酒盛りが始まる。
この世界でも、前世の認識のようにドワーフとは酒好きな種族のようだ。
「ラリホー!」
「ラリホー!」
「ラリラリラ~リホー!」
そして今、なぜか俺達はドワーフ自慢の地下温泉で、ドワジカシフ(女)王とお付きの侍女たちとお風呂に入っている。
ドワーフ種族は背が低く、太めの身体で筋肉質である。
女性もみなそうであり、発達した大胸筋という土台の上にビルディングしている為なのか、バインバインの女性が多いようだ。
ムッキムキでありながらもバインバインという、前世で愛読していた筋肉雑誌『タザン』の表紙を飾る様な豪快な美女たちとのお風呂。
ここは俺にとっての天国か!?
お願いして、彼女達の素晴らしい筋肉に触らせてもらった。お互いに筋肉を称え合い、もみくちゃになる。話しの流れでビルディングも触らせてもらった。
ありがとう!
ドワーフ王国万歳!
ラリホー!!
これは某ゲームの魔法ではないので、夢ではない。
陽気な挨拶だ。
ラ~リホ~♪♪
俺の問いに応えてくれた『チョコザ』のザック改め、『不死鳥』のザック。肉体は違うが、ザックが再び俺達の仲間になった。
長い年月を神鳥の卵と共に過ごしてきた、双子の精霊セイとレイが神鳥復活を喜んでいる。王孵を食して見事な身体つきへと成長した神鳥に祝福の言葉を述べる。
「「おお! ついに神鳥が目覚めました! 世界の命運はあなた達に託されました。七つの王孵の力を取り込み、力強く羽ばたく神鳥には行けぬところなどないでしょう。大空はお前のもの。さあ、お行きなさい」」
双子の精霊セイとレイの言葉と共に、ドーム状だった祠の屋根がかき消えた!
双子の精霊セイとレイにうながされ、神鳥と同化した不死鳥のザックが、元の大型サイズに戻ると「ぴぇ~」と一鳴きして大空に飛び立った。
ザックは嬉しそうに周囲を一周した後、再び俺達の元へと舞い降りて来ると、俺達に背中に乗るように低く伏せ、その動きで誘ってきた。
「ありがとうザック!」
(スーパー)モンクの俺、吟遊詩人エリー、聖騎士イーリアス、竜王(幼生体)シーラ、猫忍者ミーニャ、そして『チョコ・ザ・クイーン』のチョコザのチョコがザックの背中に飛び乗った。
全員が乗ると、不死鳥のザックがふわりと、だが力強く大空に飛び立った!
風だ!
俺達は今、風になっている!
飛空艇とはまた違った大空の旅は最高だ!
風防の魔法のようなものに覆われた不死鳥のザックの背中は、どれだけ速く飛んでも、急旋回しても、常にそよ風程度しか感じずに安定していた。
これなら振り落とされる事もないだろう。双子の精霊が「大空はお前のもの」と言っていたように、不死鳥のザックであれば、高山を乗り越えて、今まで飛空艇では行けなかった所へと行く事ができる。
ついに『ファンサ5』のゲーム的には物語の終盤に突入した。
高山の先に現れるクエストは一癖も二癖もあるものばかりだ。敵もより強力になっていく。だが俺達ならば、どんな困難も乗り越えて行けるだろう。
不死鳥のザックは背中に俺達を乗せていると本気では飛べないのか、スピードは飛空艇の方が速い。
試しに俺達は飛空艇に乗り移り、ザック単独で黒チョコザモードで飛んでみてもらったところ、以前より遥かに速くなっていた。
これで方針は決まったな。移動速度も速いし船室で休む事もできるので、普段は今まで通り飛空艇で移動する。
そして高山地帯に近づいたら、ザックに黒チョコザモードから不死鳥モードに変化してもらって、背中に乗せてもらい高山地帯の先へと進む。
「ザック、たよりにしているよ」
「ぴえぇ~!!」
俺の呼びかけに力強く応えるザック。
再びこのやり取りが出来るようになって嬉しい。
飛空艇ミューズ号でアイレスランド島の『アイレスランドの祠』を出発した俺達は、そのまま西へと進み、アラーユ大陸の東端へとやって来た。
不死鳥のザックに乗り移り、高山地帯を飛び越えてドワーフの王国『ホーリラ』に入る。
ドワーフ王国では、当代一の鍛冶職人が国王となる習慣があり、ドワーフの現在の王『ドワジカシフ』は、世界最高の鍛冶職人としても名高い。
いよいよ最高の金属アダマンタイトの加工に取り掛かる時がやって来た。世界でただ一人、ドワジカシフ王のみがアダマンタイトの加工を可能とするのだ。
高山をくり抜いて作られた首都である地下都市にもぐり、宮廷におもむいて風、水、火の大輝石を解放した光の戦士である事を告げると、すんなりとドワーフ王に謁見する事ができた。
言葉は要らぬ、とばかりにドワジカシフ王に腕相撲を挑まれたので、パーティーで一番の力自慢である俺が受けてたった。
ゲームでも、ドワジカシフ王の力ステータスを上回っていないと、アダマンタイトの加工クエストを受け付けてくれないので、ある意味納得の展開である。
見た目通りの筋肉ムキムキのドワジカシフ王は中々に手強い相手だったが、高レベルであり鍛えまくった俺はきちんと勝利する事ができた。
新たな光の戦士の訪れだ、宴じゃと声高に告げたドワジカシフ王の一声で、宮廷は大盛りあがりとなった。仕事そっちのけで酒盛りが始まる。
この世界でも、前世の認識のようにドワーフとは酒好きな種族のようだ。
「ラリホー!」
「ラリホー!」
「ラリラリラ~リホー!」
そして今、なぜか俺達はドワーフ自慢の地下温泉で、ドワジカシフ(女)王とお付きの侍女たちとお風呂に入っている。
ドワーフ種族は背が低く、太めの身体で筋肉質である。
女性もみなそうであり、発達した大胸筋という土台の上にビルディングしている為なのか、バインバインの女性が多いようだ。
ムッキムキでありながらもバインバインという、前世で愛読していた筋肉雑誌『タザン』の表紙を飾る様な豪快な美女たちとのお風呂。
ここは俺にとっての天国か!?
お願いして、彼女達の素晴らしい筋肉に触らせてもらった。お互いに筋肉を称え合い、もみくちゃになる。話しの流れでビルディングも触らせてもらった。
ありがとう!
ドワーフ王国万歳!
ラリホー!!
これは某ゲームの魔法ではないので、夢ではない。
陽気な挨拶だ。
ラ~リホ~♪♪
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