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第四部 美少女モンクと大魔王
第161話 闇の師弟
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「躁魔傀儡掌!」
「不動無光剣!」
ドォーン!
「ダークボルト!」
「無双雷鳴突き!」
ズドーン!
「極・躁魔傀儡掌』!」
「聖光爆散破!」
チュドーン!
南東にある土の塔の最上階では、ゲーム『ファンサ5』での『アークシャドー』こと死影衆筆頭の魔王軍大幹部『魔軍司令ミスドジード』と聖騎士イーリアスが激しく戦っていた。
「……なんという事だ、まさかこの短期間でここまでお前が聖の力を操れるようになっているとは……」
「ふっ、ミスドジードよ、暗黒騎士の修行場で逃げ出して、私達を殺せなかった事が運の尽きだったな! 目的をもって真に目覚めた時、人はどこまでも強くなるのだ! くらえ! ホーリー!」
イーリアスは鬼面の呪いが解け、阿修羅面に進化した事で魔法の使用が可能になり、暗黒騎士で使える黒魔法、聖騎士で使える白魔法を自在に操れるようになっている。
更に阿修羅面はモードチェンジにより、それぞれに対応したバフもかかる。
『笑い面』では知性と精神が上昇して魔法攻撃力が上がり、『怒り面』では力が上昇して物理攻撃力が上がり、『冷血面』では思考能力が上昇してより早く的確な判断がくだせるようになる。
そして通常攻撃はスキルを交えた六連撃で攻撃する事ができるのである。
イーリアスが放った白魔法ホーリーは、ミスドジードが暗黒パワーを凝縮した手刀で、難なく払い飛ばした!
その隙を付いてミスドジードに接近し、イーリアスの洗練された剣がひらめき、次々と六連撃を繰り出す!
ガガッ!
ミスドジードの暗黒パワーを束ねた手刀とイーリアスの右手の聖魔剣フォルバガードが激しく衝突した!
防御をかいくぐり左手の聖竜の牙がミスドジードの右腰を切り裂いた!
ジュウゥ!
「ぐあぁ!」
更に追撃をかけるイーリアスへ、ミスドジードが全方位からダークボルトを放つ!
「うっ!」
ダークボルトを切り払いながら、再び距離を置くイーリアス。全ては防御しきれずに、ダメージを負ってしまった。
再び仕切り直す二人、もう何度目かもわからない膠着状態だ。
ミスドジードとイーリアス、二人の暗黒パワーと聖のパワーは、お互いに主導権を握ろうと猛烈な密度でドームの様に膨れ上がり、激しくぶつかり合う。
「ああ、そういえば、私が強くなった理由の一つに、お前と戦い自爆した事があったな。あの時はお前の襲撃の事も、うちのルイがお見通しだったようだぞ。『剥ぎ取りカエル』作戦と言っていたか。お前は私が強くなる為に利用されたんだよ」
「なに!? 我の行動まで利用するとは、あのモンクなんという頭脳派……」
「大魔王デスジードの手の内もバレバレだ。大したことがないな大魔王も」
「イーリアス貴様……大魔王様を侮辱するとは何たる不敬! 死んでわびよ!」
イーリアスの煽りに激昂するミスドジード!
イーリアスに急接近し、至近距離から攻撃に特化した可視化する程に膨れ上がった暗黒パワーを放つ!
「躁魔暴流掌!」
「うおぉおぉ! 天斗骨砕打!」
下から聖剣技でミスドジードの必殺技を跳ね上げ、更に上体を崩す!
間髪入れずに、左右の剣に聖の力と魔の力を集中させミスドジードの胸を十字に斬り裂いた!
「聖魔独十字斬!!」
ズバン!
「ぎゃああぁぁ!」
カエルの勇者ケオルグとのアルティメットスキルを応用したイーリアスの新必殺技が炸裂し、闇属性と聖属性が、Xに斬り裂かれた交点で反発しあい、ミスドジードの体を消滅させていく!
火の塔最上階を消滅するミスドジードから放たれた光が満たしていった。
「終わったか……」
イーリアスの知覚出来る範囲を越えて、光にまぎれて一筋の影が蛇のようにスルリとやって来た。
影はイーリアスの背中から身体の中に染み込んでいく……
イーリアスの体から湧き上がる暗黒パワーを、影の精神体となったミスドジードが取り込みながら、少しずつ存在を取り戻していった。
『フハハハ! 我は不滅! この世の身体が滅びようとも、我が存在は消えぬのだ。イーリアスよ、このままお前の身体と同化し、内よりお前の精神を滅ぼして、我が死んだと油断しているお前の仲間達も殺してくれよう』
イーリアスの精神世界で独り悦に浸るミスドジード。
『それはどうかな』
『なに!? 誰しも無防備となる、この精神世界になぜお前の自我を持つ精神体がいるのだ!?』
『言っただろう、お前達のやる事はお見通しだと。聖なる力を研ぎ澄まして待っていたぞ、ミスドジード! お前の存在の核をここで滅ぼす! くらえ、極限凝縮聖光!』
『馬鹿な!? こんな事が…………』
瞑目していたイーリアスは目をあけると、しばらくの間全神経を集中して残心をとる。
「ようやく終わったようだな……」
インベントリから魔導無線機を取り出すとスイッチを入れた。
「ガガガ、ビービー、イーリアスだ。土の塔制圧完了」
「あ、良かった、繋がった! こちらエリー、風の塔は終わったよ」
「シーラだよ! 水の塔はだいじょうぶ!」
「ミーニャにゃ、火の塔もオッケーにゃ……」
「ん? ミーニャどうした声に力が無いが回復できない傷でも受けたのか? 大丈夫か?」
「あはは、ミーニャは自分が一番乗りだと思ったのに、三番目だったのが悔しくて落ち込んでいるんだってさ」
「……そうか。無事ならば良い。それでは四つの塔のコアを同時に破壊するぞ。みんな準備は、良いか?」
「「「おー!」」」
「「「「3、2、1、今だ!!」」」」
「不動無光剣!」
ドォーン!
「ダークボルト!」
「無双雷鳴突き!」
ズドーン!
「極・躁魔傀儡掌』!」
「聖光爆散破!」
チュドーン!
南東にある土の塔の最上階では、ゲーム『ファンサ5』での『アークシャドー』こと死影衆筆頭の魔王軍大幹部『魔軍司令ミスドジード』と聖騎士イーリアスが激しく戦っていた。
「……なんという事だ、まさかこの短期間でここまでお前が聖の力を操れるようになっているとは……」
「ふっ、ミスドジードよ、暗黒騎士の修行場で逃げ出して、私達を殺せなかった事が運の尽きだったな! 目的をもって真に目覚めた時、人はどこまでも強くなるのだ! くらえ! ホーリー!」
イーリアスは鬼面の呪いが解け、阿修羅面に進化した事で魔法の使用が可能になり、暗黒騎士で使える黒魔法、聖騎士で使える白魔法を自在に操れるようになっている。
更に阿修羅面はモードチェンジにより、それぞれに対応したバフもかかる。
『笑い面』では知性と精神が上昇して魔法攻撃力が上がり、『怒り面』では力が上昇して物理攻撃力が上がり、『冷血面』では思考能力が上昇してより早く的確な判断がくだせるようになる。
そして通常攻撃はスキルを交えた六連撃で攻撃する事ができるのである。
イーリアスが放った白魔法ホーリーは、ミスドジードが暗黒パワーを凝縮した手刀で、難なく払い飛ばした!
その隙を付いてミスドジードに接近し、イーリアスの洗練された剣がひらめき、次々と六連撃を繰り出す!
ガガッ!
ミスドジードの暗黒パワーを束ねた手刀とイーリアスの右手の聖魔剣フォルバガードが激しく衝突した!
防御をかいくぐり左手の聖竜の牙がミスドジードの右腰を切り裂いた!
ジュウゥ!
「ぐあぁ!」
更に追撃をかけるイーリアスへ、ミスドジードが全方位からダークボルトを放つ!
「うっ!」
ダークボルトを切り払いながら、再び距離を置くイーリアス。全ては防御しきれずに、ダメージを負ってしまった。
再び仕切り直す二人、もう何度目かもわからない膠着状態だ。
ミスドジードとイーリアス、二人の暗黒パワーと聖のパワーは、お互いに主導権を握ろうと猛烈な密度でドームの様に膨れ上がり、激しくぶつかり合う。
「ああ、そういえば、私が強くなった理由の一つに、お前と戦い自爆した事があったな。あの時はお前の襲撃の事も、うちのルイがお見通しだったようだぞ。『剥ぎ取りカエル』作戦と言っていたか。お前は私が強くなる為に利用されたんだよ」
「なに!? 我の行動まで利用するとは、あのモンクなんという頭脳派……」
「大魔王デスジードの手の内もバレバレだ。大したことがないな大魔王も」
「イーリアス貴様……大魔王様を侮辱するとは何たる不敬! 死んでわびよ!」
イーリアスの煽りに激昂するミスドジード!
イーリアスに急接近し、至近距離から攻撃に特化した可視化する程に膨れ上がった暗黒パワーを放つ!
「躁魔暴流掌!」
「うおぉおぉ! 天斗骨砕打!」
下から聖剣技でミスドジードの必殺技を跳ね上げ、更に上体を崩す!
間髪入れずに、左右の剣に聖の力と魔の力を集中させミスドジードの胸を十字に斬り裂いた!
「聖魔独十字斬!!」
ズバン!
「ぎゃああぁぁ!」
カエルの勇者ケオルグとのアルティメットスキルを応用したイーリアスの新必殺技が炸裂し、闇属性と聖属性が、Xに斬り裂かれた交点で反発しあい、ミスドジードの体を消滅させていく!
火の塔最上階を消滅するミスドジードから放たれた光が満たしていった。
「終わったか……」
イーリアスの知覚出来る範囲を越えて、光にまぎれて一筋の影が蛇のようにスルリとやって来た。
影はイーリアスの背中から身体の中に染み込んでいく……
イーリアスの体から湧き上がる暗黒パワーを、影の精神体となったミスドジードが取り込みながら、少しずつ存在を取り戻していった。
『フハハハ! 我は不滅! この世の身体が滅びようとも、我が存在は消えぬのだ。イーリアスよ、このままお前の身体と同化し、内よりお前の精神を滅ぼして、我が死んだと油断しているお前の仲間達も殺してくれよう』
イーリアスの精神世界で独り悦に浸るミスドジード。
『それはどうかな』
『なに!? 誰しも無防備となる、この精神世界になぜお前の自我を持つ精神体がいるのだ!?』
『言っただろう、お前達のやる事はお見通しだと。聖なる力を研ぎ澄まして待っていたぞ、ミスドジード! お前の存在の核をここで滅ぼす! くらえ、極限凝縮聖光!』
『馬鹿な!? こんな事が…………』
瞑目していたイーリアスは目をあけると、しばらくの間全神経を集中して残心をとる。
「ようやく終わったようだな……」
インベントリから魔導無線機を取り出すとスイッチを入れた。
「ガガガ、ビービー、イーリアスだ。土の塔制圧完了」
「あ、良かった、繋がった! こちらエリー、風の塔は終わったよ」
「シーラだよ! 水の塔はだいじょうぶ!」
「ミーニャにゃ、火の塔もオッケーにゃ……」
「ん? ミーニャどうした声に力が無いが回復できない傷でも受けたのか? 大丈夫か?」
「あはは、ミーニャは自分が一番乗りだと思ったのに、三番目だったのが悔しくて落ち込んでいるんだってさ」
「……そうか。無事ならば良い。それでは四つの塔のコアを同時に破壊するぞ。みんな準備は、良いか?」
「「「おー!」」」
「「「「3、2、1、今だ!!」」」」
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