8 / 19
8
しおりを挟む
「フレヤ‼︎ 出てこい! 貴様の追放先が決まった! ロンデル帝国の樹海だ‼︎」
(※ロンデル帝国の樹海:入ったら最後。絶対に出てくる事ができないと言われている森の事)
牢に喚きながら入ってきた人物。皆さんもうお分かりですね? そう! 私を豚と言いやがったこの国の王子です‼︎
「うるさいですね~」
「は? オマエダレタ?」
「あらあら? 言葉が片言になっていましてよ?」
「え? おい! 看守‼︎ お前たちこんな身代わりで俺が騙されないかと思ったか⁉︎」
牢の中にいる私を見た瞬間王子の目が点になった。あんぐりと口を開き、我に帰った瞬間看守達を怒鳴り出した。
おいおい、私はフレヤだぞ?
「お、王子。恐れながらこの方はフレヤ様で間違いございません」
顔馴染みの看守の1人が恐る恐る言い返す。すると、アホ王子君が失礼なことを言ってきた。
「嘘も休み休み言え‼︎ 大体体型が違う! フレヤの奴はこんなに痩せていない‼︎ 豚のように肥え太った体つきだったぞ⁉︎ しかも声だってこんな透き通るような綺麗な声はしていない。あいつの声は野太くて聞いていると気分が悪くなる‼︎」
おいクソ王子! 褒めてんのか貶してんのか分かんねぇよ‼︎ あらいけない。思わず男装の時の口調が! 仕方ないね、分かんないんだったらちっちゃい頃の王子の恥ずかし~い失敗談をお話ししてあげましょ‼︎
今後の展開が予想できて、思わずニヤニヤとしてしまう。
「おいお前。なにニヤニヤしているんだ!」
「いえいえ、私がフレヤだと分からないなら王子と私しか知らないお話をしようと思いまして……」
「なに⁉︎」
「確かアレは私達が6才の頃でしたわ。王子と私の親交を深めるために私たちはルール湖と言う王家の関連の者しか入れない湖の別荘で寝食を共にしました。その時の事ですが……」
「ま、待て‼︎ 分かった! お前がフレヤなのは分かったからそれ以上は言うな‼︎」
「あら? でももしかしたらこのお話しは私がフレヤ様から聞いたものかもしれませんよ?」
慌てて私の話を遮ろうとする王子にニコリと笑いかけて疑わしい点を言ってあげる。
「い、いや! そ、そう言えば俺とお前が婚約したのも神殿のお告げがあったからだったな! おいお前! 手首を見せてみろ!」
あーあ、思い出したんかい。王子が言っているのは私の手首にある桜の様な赤黒いアザのことである。当時の私は気味の悪い花の模様だと思ってたけど今見るとこれは桜の模様で間違いない。
渋々手首を見せると私はあることに気がついた。赤黒かったはずの桜のアザがまるで本当の桜の花のように薄いピンクで色づいていたのだ。
あー……コレはアウトかなぁ。色が違ったらダメでしょう。そんな私の心配を他所に王子は私のアザを覗き込み、「ほ、本当にフレヤだったようだな!」と言ったのであった。
は? コイツアタマダイジョウブカ?(訳:このお方、記憶力の方に異常がみられているのでは?)と思ったがそう言えば王子は小さい頃に1度だけしかアザを見たことがないことを思い出す。
小さい頃の記憶なんて無いに等しいもんね。つまり、私はコレで晴れて王子の度肝を抜くことに成功した。ショックで放心中の王子を眺め、満足していると。王子がなにか言い出した。
「おい、フレヤ。お前がどーーーーーーーしても俺の妃になりたいなら仕方なくだぞ? しかたなーーーく側妃くらいにはしてやらんこともない」
「謹んでご遠慮いたします」
チラチラとこちらを(正確にはフレヤの胸)を見ながら尊大な態度でいらんことを宣ってくれる王子。考える素振りもせずに即答してしまった。
「な、なんだと⁉︎ 貴様、俺の事が好きだっただろ? なんで断るんだ‼︎」
「もう冷めました。それだけです」
「なんだとぉぉ⁉︎ おい、コイツを早く追放しろ!」
プライドを傷つけられたらしい王子が後ろに連れていた騎士たちに指示を出した。
「来い」
今度は2人の騎士に腕を掴まれ牢から出される。私の脳内にビフォーアフ○ーの時のBGMが流れる。
どうしたことでしょう3ヶ月前までは4人体制だった私が今では一般人と同じ2人体制に! 広かった肩幅(主に脂肪で)が無くなったことで胸までだと思っていた髪は腰まで届くほどの長さに! 目線を下にすればーー
「おい? 歩けよ」
「あ、はい」
順番に説明していたのに、脳内に呆れ声の騎士が割り込んできたので強制終了してしまった。っとその前に!
「すみません、ちょっと着替えてもいいですか?」
「なんだと?」
「いやぁ~、この服装って乙女としては恥ずかしいんですよね」
「あー……まぁいいだろう。早くしろよ」
私をジロジロ見て諦めたようにため息をついた騎士様にお礼を言い、急いで着替える。
「すみません、終わりました」
「ああ、遅かった……は⁉︎ な、な、な……⁉︎」
あんぐりと大きく口を開けて固まる騎士様。向かい側の牢では男装を教えてくれたユーリや、男衆が笑い転げていた。
「ぎゃははははは‼︎ みろよあの顔‼︎」
「くくくくくっ」
「なぁーに固まってるんですか~?」
「お嬢ちゃんいいイケメンになってるぜぇ?」
「本当だなぁ」
……看守も笑い転げていた。それほどエリート騎士様のお顔が面白かったらしい。
「お、お前。なんだその格好⁉︎」
「男装だけど?」
「今すぐやめろ」
「むーりーでーっす! 見てくださいよ! さっきの服は脱ぐ時にビリビリに破れてしまいました‼︎」
「お、おま⁉︎ まさかさっきの布が破れる音は……」
「そうなんです! ここの囚人服ってもろいですよね~(ウッソ~! 実はサラシにするために破きました~)」
「……もういい。俺は知らん」
どうやら許してもらえたようだ。協力してくれた皆んなに隠れてピースするとみんなもニヤッと笑ってやり返してくれた。
その後は、なにも抵抗することもないので、トコトコと王宮内を歩いていると、誰かが目の前に立ちはだかった。
「きゃっ⁉︎ な、なにするの‼︎ わ、わたしが何をしたというの……ひどいわ!」
そして私にぶつかり(正面から)涙目でこちらを見上げてくる。
「あの~、どうします?」
「「……」」
気まずい沈黙の中それを破った人物がいた体つきだった。さっきぶつかってきた女性である。小柄で可愛らしい雰囲気を纏っていたはずなのだが……
「ってアンタ誰よ⁉︎ フレヤだと思ってたのに違ったじゃない! あら? あなたボロ着てるわりにはカッコいいわね。そこの騎士達! この方をお風呂に入れて私の部屋に通して頂戴‼︎」
ユリアちゃん。キャラ! まだ貴方、猫被ってないとヤバイよ⁉︎
男装姿の私を見てポッと頬を染めるユリアちゃん。
この小説。最後はヒロインが王妃になってハーレムエンドで終わるのだが最後のネタバラシで実はヒロインが腹黒の策略家だったことを知らされる。ドロドロの裏がありすぎる恋愛?小説だったのだ。それが意外性を呼んでベストセラーになったわけだが……
私はそんなお方とお近づきになりたくない! よって逃げる‼︎
「すまない。私は罪を犯したので貴方のような可愛らしいお姫様とは似合わないよ。失礼する」
めちゃくちゃ頑張って低くした声で返事をして、私の変わりようにまたもや驚いている騎士達を無理矢理引っ張り、ユリアちゃんの横を通り過ぎたのだった。
この時ユリアちゃんの目がハートになってら「わ、私の可愛さで靡かないなんて! なんて男前な方なの‼︎ はっ! もしかして小説の続編が出てその時の攻略対象とか? きゃー! イケメンすぎる‼︎ 絶対おとしてやる!」と言っていたことなど当時の私は知る由もない。
そして、王子は王子で「クソ! フレヤが痩せてあんなに綺麗になるなら追放など止めればよかった。大体俺の誘いを断るなんて……豚のくせに生意気だぞ⁉︎ そうだ、お仕置きしなければいけないな。追放はやめにして俺の別荘にでも閉じ込めるか。そしたらあの体も俺のもの……」と、とんでもなくゲスな事を考えていた事など重ね重ね言うが当時の私は知る由もない!
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
【番外編:フレアの男装術】
①髪をくくります。
②服を脱いでサラシを胸にキツく巻き付けましょう。コレが疎かになるとバレます。即バレします。
③首を隠しましょう。女の子は喉仏がないので隠さないと即バレします。バレたくなかったら頑張ろう!
④ちょっとダボっとした大きめの男物の服を着ましょう。肩パッドをお忘れなく。細いとバレます。
⑤お次は化粧です。まず眉をキリッとかきましょう。そして頬に影を入れて女性特有の柔らかく見える輪郭をシャープにしましょう。
完成‼︎
後は歩き方とか、喋り方とか動作に気をつければパーフェクト‼︎
(※ロンデル帝国の樹海:入ったら最後。絶対に出てくる事ができないと言われている森の事)
牢に喚きながら入ってきた人物。皆さんもうお分かりですね? そう! 私を豚と言いやがったこの国の王子です‼︎
「うるさいですね~」
「は? オマエダレタ?」
「あらあら? 言葉が片言になっていましてよ?」
「え? おい! 看守‼︎ お前たちこんな身代わりで俺が騙されないかと思ったか⁉︎」
牢の中にいる私を見た瞬間王子の目が点になった。あんぐりと口を開き、我に帰った瞬間看守達を怒鳴り出した。
おいおい、私はフレヤだぞ?
「お、王子。恐れながらこの方はフレヤ様で間違いございません」
顔馴染みの看守の1人が恐る恐る言い返す。すると、アホ王子君が失礼なことを言ってきた。
「嘘も休み休み言え‼︎ 大体体型が違う! フレヤの奴はこんなに痩せていない‼︎ 豚のように肥え太った体つきだったぞ⁉︎ しかも声だってこんな透き通るような綺麗な声はしていない。あいつの声は野太くて聞いていると気分が悪くなる‼︎」
おいクソ王子! 褒めてんのか貶してんのか分かんねぇよ‼︎ あらいけない。思わず男装の時の口調が! 仕方ないね、分かんないんだったらちっちゃい頃の王子の恥ずかし~い失敗談をお話ししてあげましょ‼︎
今後の展開が予想できて、思わずニヤニヤとしてしまう。
「おいお前。なにニヤニヤしているんだ!」
「いえいえ、私がフレヤだと分からないなら王子と私しか知らないお話をしようと思いまして……」
「なに⁉︎」
「確かアレは私達が6才の頃でしたわ。王子と私の親交を深めるために私たちはルール湖と言う王家の関連の者しか入れない湖の別荘で寝食を共にしました。その時の事ですが……」
「ま、待て‼︎ 分かった! お前がフレヤなのは分かったからそれ以上は言うな‼︎」
「あら? でももしかしたらこのお話しは私がフレヤ様から聞いたものかもしれませんよ?」
慌てて私の話を遮ろうとする王子にニコリと笑いかけて疑わしい点を言ってあげる。
「い、いや! そ、そう言えば俺とお前が婚約したのも神殿のお告げがあったからだったな! おいお前! 手首を見せてみろ!」
あーあ、思い出したんかい。王子が言っているのは私の手首にある桜の様な赤黒いアザのことである。当時の私は気味の悪い花の模様だと思ってたけど今見るとこれは桜の模様で間違いない。
渋々手首を見せると私はあることに気がついた。赤黒かったはずの桜のアザがまるで本当の桜の花のように薄いピンクで色づいていたのだ。
あー……コレはアウトかなぁ。色が違ったらダメでしょう。そんな私の心配を他所に王子は私のアザを覗き込み、「ほ、本当にフレヤだったようだな!」と言ったのであった。
は? コイツアタマダイジョウブカ?(訳:このお方、記憶力の方に異常がみられているのでは?)と思ったがそう言えば王子は小さい頃に1度だけしかアザを見たことがないことを思い出す。
小さい頃の記憶なんて無いに等しいもんね。つまり、私はコレで晴れて王子の度肝を抜くことに成功した。ショックで放心中の王子を眺め、満足していると。王子がなにか言い出した。
「おい、フレヤ。お前がどーーーーーーーしても俺の妃になりたいなら仕方なくだぞ? しかたなーーーく側妃くらいにはしてやらんこともない」
「謹んでご遠慮いたします」
チラチラとこちらを(正確にはフレヤの胸)を見ながら尊大な態度でいらんことを宣ってくれる王子。考える素振りもせずに即答してしまった。
「な、なんだと⁉︎ 貴様、俺の事が好きだっただろ? なんで断るんだ‼︎」
「もう冷めました。それだけです」
「なんだとぉぉ⁉︎ おい、コイツを早く追放しろ!」
プライドを傷つけられたらしい王子が後ろに連れていた騎士たちに指示を出した。
「来い」
今度は2人の騎士に腕を掴まれ牢から出される。私の脳内にビフォーアフ○ーの時のBGMが流れる。
どうしたことでしょう3ヶ月前までは4人体制だった私が今では一般人と同じ2人体制に! 広かった肩幅(主に脂肪で)が無くなったことで胸までだと思っていた髪は腰まで届くほどの長さに! 目線を下にすればーー
「おい? 歩けよ」
「あ、はい」
順番に説明していたのに、脳内に呆れ声の騎士が割り込んできたので強制終了してしまった。っとその前に!
「すみません、ちょっと着替えてもいいですか?」
「なんだと?」
「いやぁ~、この服装って乙女としては恥ずかしいんですよね」
「あー……まぁいいだろう。早くしろよ」
私をジロジロ見て諦めたようにため息をついた騎士様にお礼を言い、急いで着替える。
「すみません、終わりました」
「ああ、遅かった……は⁉︎ な、な、な……⁉︎」
あんぐりと大きく口を開けて固まる騎士様。向かい側の牢では男装を教えてくれたユーリや、男衆が笑い転げていた。
「ぎゃははははは‼︎ みろよあの顔‼︎」
「くくくくくっ」
「なぁーに固まってるんですか~?」
「お嬢ちゃんいいイケメンになってるぜぇ?」
「本当だなぁ」
……看守も笑い転げていた。それほどエリート騎士様のお顔が面白かったらしい。
「お、お前。なんだその格好⁉︎」
「男装だけど?」
「今すぐやめろ」
「むーりーでーっす! 見てくださいよ! さっきの服は脱ぐ時にビリビリに破れてしまいました‼︎」
「お、おま⁉︎ まさかさっきの布が破れる音は……」
「そうなんです! ここの囚人服ってもろいですよね~(ウッソ~! 実はサラシにするために破きました~)」
「……もういい。俺は知らん」
どうやら許してもらえたようだ。協力してくれた皆んなに隠れてピースするとみんなもニヤッと笑ってやり返してくれた。
その後は、なにも抵抗することもないので、トコトコと王宮内を歩いていると、誰かが目の前に立ちはだかった。
「きゃっ⁉︎ な、なにするの‼︎ わ、わたしが何をしたというの……ひどいわ!」
そして私にぶつかり(正面から)涙目でこちらを見上げてくる。
「あの~、どうします?」
「「……」」
気まずい沈黙の中それを破った人物がいた体つきだった。さっきぶつかってきた女性である。小柄で可愛らしい雰囲気を纏っていたはずなのだが……
「ってアンタ誰よ⁉︎ フレヤだと思ってたのに違ったじゃない! あら? あなたボロ着てるわりにはカッコいいわね。そこの騎士達! この方をお風呂に入れて私の部屋に通して頂戴‼︎」
ユリアちゃん。キャラ! まだ貴方、猫被ってないとヤバイよ⁉︎
男装姿の私を見てポッと頬を染めるユリアちゃん。
この小説。最後はヒロインが王妃になってハーレムエンドで終わるのだが最後のネタバラシで実はヒロインが腹黒の策略家だったことを知らされる。ドロドロの裏がありすぎる恋愛?小説だったのだ。それが意外性を呼んでベストセラーになったわけだが……
私はそんなお方とお近づきになりたくない! よって逃げる‼︎
「すまない。私は罪を犯したので貴方のような可愛らしいお姫様とは似合わないよ。失礼する」
めちゃくちゃ頑張って低くした声で返事をして、私の変わりようにまたもや驚いている騎士達を無理矢理引っ張り、ユリアちゃんの横を通り過ぎたのだった。
この時ユリアちゃんの目がハートになってら「わ、私の可愛さで靡かないなんて! なんて男前な方なの‼︎ はっ! もしかして小説の続編が出てその時の攻略対象とか? きゃー! イケメンすぎる‼︎ 絶対おとしてやる!」と言っていたことなど当時の私は知る由もない。
そして、王子は王子で「クソ! フレヤが痩せてあんなに綺麗になるなら追放など止めればよかった。大体俺の誘いを断るなんて……豚のくせに生意気だぞ⁉︎ そうだ、お仕置きしなければいけないな。追放はやめにして俺の別荘にでも閉じ込めるか。そしたらあの体も俺のもの……」と、とんでもなくゲスな事を考えていた事など重ね重ね言うが当時の私は知る由もない!
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
【番外編:フレアの男装術】
①髪をくくります。
②服を脱いでサラシを胸にキツく巻き付けましょう。コレが疎かになるとバレます。即バレします。
③首を隠しましょう。女の子は喉仏がないので隠さないと即バレします。バレたくなかったら頑張ろう!
④ちょっとダボっとした大きめの男物の服を着ましょう。肩パッドをお忘れなく。細いとバレます。
⑤お次は化粧です。まず眉をキリッとかきましょう。そして頬に影を入れて女性特有の柔らかく見える輪郭をシャープにしましょう。
完成‼︎
後は歩き方とか、喋り方とか動作に気をつければパーフェクト‼︎
15
あなたにおすすめの小説
はじめまして、私の知らない婚約者様
有木珠乃@『ヒロ弟』コミカライズ配信中
ファンタジー
ミルドレッド・カーマイン公爵令嬢は突然、学園の食堂で話しかけられる。
見覚えのない男性。傍らには豊満な体型の女性がいる。
けれどその女性から発せられた男性の名前には、聞き覚えがあった。
ミルドレッドの婚約者であるブルーノ王子であることを。
けれどミルドレッドの反応は薄い。なぜなら彼女は……。
この世界を乙女ゲームだと知った人々による、悪役令嬢とヒロイン、魔女の入れ替え話です。
悪役令嬢を救いたかったはずなのに、どうしてこんなことに?
※他サイトにも掲載しています。
大根令嬢の雑学無双、王弟殿下を添えて。~ 前世を思い出したので、許婚をほったらかして人助けしまくります!!
古森真朝
恋愛
気弱な伯爵令嬢のカレンは、自分勝手な婚約者レナートに振り回されていた。耐え続けていたある日、舞踏会で何者かに突き飛ばされ、階段から落ちてしまう。
その傷が元で儚く……なるかと思いきや。衝撃で前世を思い出したカレンは一転、かの『ド根性大根』みたいな超・ポジティブ人間になっていた。
『モラハラ婚約者の思惑なんぞ知るか!! 今度こそ好きなことやって、目いっぱい幸せに長生きするんだから!!!』
昔ひたすら読書に耽って身に着けた『雑学』を武器に、うっかり採れ過ぎた作物や、開墾しようとすると不幸に見舞われる土地、不治の病にかかった王族、等々の問題をどんどん解決。
領地の内外で心強い友人が出来たり、いつの間にかものすごく有名になっていたり、何かと協力してくれる王弟ヴィクトルから好意を寄せられたり(注:気付いてない)する中、温かい家族と共に仕事に励んでいく。
一方、前世から因縁のある人々もまた、こちらに転生していて――
虚弱体質?の脇役令嬢に転生したので、食事療法を始めました
たくわん
恋愛
「跡継ぎを産めない貴女とは結婚できない」婚約者である公爵嫡男アレクシスから、冷酷に告げられた婚約破棄。その場で新しい婚約者まで紹介される屈辱。病弱な侯爵令嬢セラフィーナは、社交界の哀れみと嘲笑の的となった。
悪役令嬢は調理場に左遷されましたが、激ウマご飯で氷の魔公爵様を餌付けしてしまったようです~「もう離さない」って、胃袋の話ですか?~
咲月ねむと
恋愛
「君のような地味な女は、王太子妃にふさわしくない。辺境の『魔公爵』のもとへ嫁げ!」
卒業パーティーで婚約破棄を突きつけられた悪役令嬢レティシア。
しかし、前世で日本人調理師だった彼女にとって、堅苦しい王妃教育から解放されることはご褒美でしかなかった。
「これで好きな料理が作れる!」
ウキウキで辺境へ向かった彼女を待っていたのは、荒れ果てた別邸と「氷の魔公爵」と恐れられるジルベール公爵。
冷酷無慈悲と噂される彼だったが――その正体は、ただの「極度の偏食家で、常に空腹で不機嫌なだけ」だった!?
レティシアが作る『肉汁溢れるハンバーグ』『とろとろオムライス』『伝説のプリン』に公爵の胃袋は即陥落。
「君の料理なしでは生きられない」
「一生そばにいてくれ」
と求愛されるが、色気より食い気のレティシアは「最高の就職先ゲット!」と勘違いして……?
一方、レティシアを追放した王太子たちは、王宮の食事が不味くなりすぎて絶望の淵に。今さら「戻ってきてくれ」と言われても、もう遅いです!
美味しいご飯で幸せを掴む、空腹厳禁の異世界クッキング・ファンタジー!
誰からも愛されない悪役令嬢に転生したので、自由気ままに生きていきたいと思います。
木山楽斗
恋愛
乙女ゲームの悪役令嬢であるエルファリナに転生した私は、彼女のその境遇に対して深い悲しみを覚えていた。
彼女は、家族からも婚約者からも愛されていない。それどころか、その存在を疎まれているのだ。
こんな環境なら歪んでも仕方ない。そう思う程に、彼女の境遇は悲惨だったのである。
だが、彼女のように歪んでしまえば、ゲームと同じように罪を暴かれて牢屋に行くだけだ。
そのため、私は心を強く持つしかなかった。悲惨な結末を迎えないためにも、どんなに不当な扱いをされても、耐え抜くしかなかったのである。
そんな私に、解放される日がやって来た。
それは、ゲームの始まりである魔法学園入学の日だ。
全寮制の学園には、歪な家族は存在しない。
私は、自由を得たのである。
その自由を謳歌しながら、私は思っていた。
悲惨な境遇から必ず抜け出し、自由気ままに生きるのだと。
水魔法しか使えない私と婚約破棄するのなら、貴方が隠すよう命じていた前世の知識をこれから使います
黒木 楓
恋愛
伯爵令嬢のリリカは、婚約者である侯爵令息ラルフに「水魔法しか使えないお前との婚約を破棄する」と言われてしまう。
異世界に転生したリリカは前世の知識があり、それにより普通とは違う水魔法が使える。
そのことは婚約前に話していたけど、ラルフは隠すよう命令していた。
「立場が下のお前が、俺よりも優秀であるわけがない。普通の水魔法だけ使っていろ」
そう言われ続けてきたけど、これから命令を聞く必要もない。
「婚約破棄するのなら、貴方が隠すよう命じていた力をこれから使います」
飲んだ人を強くしたり回復する聖水を作ることができるけど、命令により家族以外は誰も知らない。
これは前世の知識がある私だけが出せる特殊な水で、婚約破棄された後は何も気にせず使えそうだ。
婚約破棄された悪役令嬢の心の声が面白かったので求婚してみた
夕景あき
恋愛
人の心の声が聞こえるカイルは、孤独の闇に閉じこもっていた。唯一の救いは、心の声まで真摯で温かい異母兄、第一王子の存在だけだった。
そんなカイルが、外交(婚約者探し)という名目で三国交流会へ向かうと、目の前で隣国の第二王子による公開婚約破棄が発生する。
婚約破棄された令嬢グレースは、表情一つ変えない高潔な令嬢。しかし、カイルがその心の声を聞き取ると、思いも寄らない内容が聞こえてきたのだった。
【完結】悪役令嬢だったみたいなので婚約から回避してみた
22時完結
恋愛
春風に彩られた王国で、名門貴族ロゼリア家の娘ナタリアは、ある日見た悪夢によって人生が一変する。夢の中、彼女は「悪役令嬢」として婚約を破棄され、王国から追放される未来を目撃する。それを避けるため、彼女は最愛の王太子アレクサンダーから距離を置き、自らを守ろうとするが、彼の深い愛と執着が彼女の運命を変えていく。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる