合成師

盾乃あに

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新たな仲間

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 案の定、ブレア達はすぐに釈放されたようでアメリカに戻されたようだ。
 瀬戸はまだ刑務所のようだ。
 もう来ないだろうがな。


 そして、今日から大吉が『朱』に入ることになった。
 カグヤやミオ達が歓迎会の準備をしている。
「お酒足りるかな?」
「あはは、なくなったらルカに頼めばいいよー」
「え?あー、ルカさんなら持ってそうですもんね」
 と勝手なことを言っている。

「悪いが買い出しだ!俺もそんなにストックがないからな」
「やった!それじゃあみんなで買い出しですね!」
 はぁ、それが目的かよ。
「んじゃくる前に行こうか」
「「「はーい!」」」
 っとにこう言う時は元気だな。

 駐車場の車に乗り込みみんなで大型ショッピングモールに出かける。

 時間もないのに服を見出す女達は放っておいて、チグサと2人で買い出しをする。
「時間がやばいってのに」
「はぁ、そうですね。さっさと買い出ししましょう」
 と買ってはマジックバッグに入れて行く。

 あらかた買い出しを終わらせると、ようやく女達が戻ってくる。
「大吉が来るぞ?時間かかりすぎだ」
「いいでしょ?大丈夫よ。来たらミソノさんに待ってるように言っておいたから」
 はぁ、それならそうと言っておいてくれよな。

 平日でも混んでいる道路を帰って行くと、大吉がマンションの前で仁王立ちしていた。
「お疲れ様っす!」
「お、おう、車止めてくるから待っててな」
「うっす!」
 と体育会系の大吉だな。

 ようやく大吉の前に行くと、
「これからよろしくお願いしまっす!」
「よろしくな!大吉の苗字は?」
末吉スエヨシっす」
 末吉大吉か、なんか面白いな。
「大吉!上に行こうか。とりあえず部屋に案内するよ」
「はいっす!」
 俺とチグサで部屋に案内してる間にカグヤ達には歓迎会の準備を任せる。

「すっげー……こんなとこに住んでいいんですか?」
「ん?ここが一番狭いぞ?1人部屋だからな」
「マジっすか!す、すげぇ」
 と大吉はバッグ一つできているので荷物を置いて、部屋の中を見て回る。

 買い出しはまた明日だな。
 布団はあるから寝れるだろ。

「よし、大吉。歓迎会だ」
「え、は、はいっす」
 と会議室に行くともう料理と飲み物が並べてある。
「「「大吉!ようこそ『朱』へ」」」
 カグヤ達が大吉に向かってクラッカーを鳴らす。
「あ、ありがとうございます」
 と真ん中に座らせると乾杯だ。

「「「カンパーイ」」」
 とマー坊達も帰ってきて参加すると、
「大吉はジョブはなんなんだ?」
「はい!鍛冶士っす」
「じゃーシオンと一緒だな!」
 レベルが上がればシオンと一緒でいろんなものが作れるだろう。

「シオン師匠にはお世話になります!」
「いや、シオンでいいですよ?僕なんてこの前まで……」
 と2人で喋っている。

「よ!」
 と入ってきたのはツネだ。
「親方からだ。大事に使えよ?」
 と箱をわたすと、
「なんですか?開けても?」
「お前のなんだからいいだろ」
 包みを開けるとミスリルのハンマーが入っていた。
「……お、親方」
 と泣きそうなのでツネと3人で乾杯してビールを飲み干す。

「俺、これでもっと上を目指します!」
「おう、そうなってもらわないと困るからな」
「はい!」
 と目を擦りながらビールを開ける。

 次の日からはダンジョンに向かう。
 カグヤとミオ、ヒナ、チグサは星3ダンジョンで俺とシオン、大吉は星1ダンジョンからレベル上げだ。

「ひ、ひいぃ!」
「逃げるな!そんな奴倒せるから!」
「は、はひぃ!」
 と腰が引けた大吉は剣を振り回してなんとか倒して行く。

「レベル上げないとしょうがないからな!」
「はい!が、頑張ります!」
 少しは自信がついたようでなんとか普通に戻ったが、まだ腰が引けてるんだよな。

 ようやく槌術を習得し、ハンマーに武器を変えると、元気が出たようで思いっきりハンマーを振り回し、モンスターを倒している。
「おらぁぁ!」
 と振り回すハンマーは勢いよくモンスターを薙ぎ払う。

「っとに、調子がいいな」
「僕はあんなんじゃなかったですよね?」
「……」
「う、嘘ダァ!僕は大吉みたいじゃないですよ!」
 と2人で笑っていると、大吉が来て、
「何笑ってるんです?」
「いや、さっきまでと大違いだな?」
「え、あ!そ、それは」
「あはは、いいよ!それでレベル上げて行くぞ!」
「はいっす!」
 と星1ダンジョンを進んで行く。

 星1ダンジョンを難なく攻略してレベルも上がってくる大吉。
 それから2週間ほど星2ダンジョンでレベルを上げて行く。

 スキルも増えたようでようやくミスリルを扱えるようになると、工房に籠って自分用にミスリルハンマーを作っていた。

「で、できた!」
 ようやくできたようだが、まだ付与はできないようだ。
 だが綺麗なミスリルハンマーだ。
 自信につながりレベル上げも順調にいっている。

 工房ではシオンから学んで、夜遅くまで頑張っているようだし。根は真面目だからグングン成長している。

 将来が楽しみだな。


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