おっさんが異世界から戻ってきたら

盾乃あに

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エリナ

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「あーしもここに住むったら住む!」
「いや。部屋空いてないから!」
「じゃあ開けなさいよ!」
「無理言うなよな」
「お絹は白狐に戻れるんだから部屋入らないでしょ?」
「それは言っちゃダメだろ?」
「う…でもあーしも住みたいもん」
「私はどこでもいいよ」
 とオキヌがいうと、
「ほら、あーしと一緒の部屋でいいね?」
「いいですよ」
「よし!これであーしもここの住人だ!」
「お前は…」
「いいなぁ。俺っちもこんな家に住みたいや」
「住めばいいじゃないか?まだこのマンション空きがあるだろう?」
「そう言うんじゃなくてね、楽しそうじゃん」
「あぁ、そう言う意味か」
「まぁ、俺っちはいいからエリナを頼むね」
「わかったよ!ってか、勝手にするだろ」
「だよねー、わかってるじゃん」

 ったくほんとにもう。
「たく、ケントはお人好しだな」
「お前も勝手に上がり込んだくせに何言ってんだ」
 クオンが言うからつい突っ込んでしまった。
「さて、じゃーパーティーですね!」
「鈴木さんも乗り気ですね」
「はい!女の子が入って良かったですし」
「よっし!ウーバーで寿司でも頼むか!」
「「「「「いえーーい!」」」」」
 ったく、と思いながらもまぁしょうがないか。
 
 さて、何故ダンジョンパレードが起きずにダンジョンが伸びたのかな?何か法則があるとかかな?
 桐生院に聞いてもやはりよくわからないらしい。
 桐生院の研究所ではクルマに魔石エネルギーを使い動かす実験の最終段階まで来てるとのことだった。
 魔石の買取が進みでかい魔石を取りにいくようになると死亡率も増加していくし、ダンジョンリスクが高まってくる。
 
 そうなってくるとランク制度が用いられるようになったFランクだと5階層までとかが決まってくるのだそうだ。

 うん、まぁ異世界と変わらなくなりつつあるな。ランク制度やダンジョン素材もそうだ。あとは鍛冶屋なんかができてくればもうここは異世界と変わらんな。

 コインも貯まってきてるがそういうのが出来ればそこに卸して作って貰えば良いだろ。

 まぁ。俺も作ろうと思えば作れるのかな?ちょっと試したい気もするが桐生院に頼めば良いか。
 桐生院との夕食についてくると駄々をこねるのでエリナも連れて行く。
「ほー、こんなところでご飯食べてるの?」
「まぁな、で桐生院は何かできたか?」
「あぁ、これが出来たぞ?オリハルコンのダガーだ」
「おおっ!カッコいいじゃないか!」
「うちにも、鍛治士が何人かいてな、ようやくオリハルコンを打てるようになったそうだからデザインは私が描いて作ってもらったのだよ」
「これ俺のな?」
「そうだ、いつも世話になってるからな」
「あはは。それはいいっこなしだが他にも武器は卸してるのか?」
「あぁ、まあまだ高いが色々試作品を卸しているよ」
「そりゃ良かった。冒険者が強くならないと他にも素材が取れないからな」
「やはり今はアメリカが強いな、フィジカルが違うんだろうがやはり日本は2位になってしまっているな。誰かさんを抜かしてな!」
「あはは。俺もそろそろ葛飾ダンジョンとかを巡ろうとは思ってるんだがな」
「あ、あーしもいくよ!」
「お嬢さんもいくならそりゃ心強い」
「へへっ」
「ふーん、でもまだ攻略できてねえんだろ?」
「あとちょいなんだけどね」
「あはは、あれを攻略できないなんてまだまだだよ」
「うっせ!あんたにはいってないっつーの!」
「でもうちのサイキッカーもそこまでは行けるやつはいないかなぁ」
「ほらあんま変わらないじゃん」
「クオン?サイキッカーは辞めたんじゃないのか?」
 と桐生院が言うと、
「もう僕の手は離れたよ?でもまだサイキッカーを名乗ってるね」
「そうか。まぁ呼び名はどうでもいいが余りそう言うことはやめてくれよ?」
「はーい!いまはケントのとこで充分たのしんでるからいいんだ!」
「そうかそれならいいな」
「いいのかよ!さて次はどこにいくかな?」
「あ、大阪とか?」
「大阪も名古屋も行ってきたぞ?」
「あーしお土産貰ってない!」
「んじゃ大阪にでも行ってみるか?美味しいお好み焼き知ってんだよ」
「おお!行く行く!」
「あはは僕も賛成!」
「あんたも行くんかい!」
「んじゃ、会うかもな。大阪で私は車の発表会があるからな」
「お、ついに出来たのか?」
「あぁ、エネルギー変換はもう出来ていたからね、あとは電気自動車と一緒だよ!魔石エネルギーの方が持ちはいいしね」
「んじゃ、また俺がボディーガードしてやるよ!」
「ははっ!もうそんな狙われるようなことはないからな!」
「そうか?ならいいんだけどな!行けたらいくよ」
「おう!特等席で見て貰うよ」
「イイネイイネ!僕も楽しみになって来ちゃった!」
「あーしも!」
「それじゃあ次は大阪で会おうか」
「「「「賛成!」」」」
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