王霞珠玉

盾乃あに

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第1章 異世界乱舞

ギルドと女冒険者

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門をくぐりギルドに向かう、受け付けでまた女の冒険者が捕まりそうになっていたことを報告すると上の人が降りてきたらしく。
「冒険者は自己責任だ!受ける方が悪い」
なんだこいつ?
「あぁ?オークが減らないのがいいのか?」
凄んで言ってやると、
「そ、そんな訳ではない!が冒険者は依頼を受けて自分で行っているんだ、ギルドには関係ないだろう!」
カチンときて手が出そうになるのを、霞月が止めると、
「それでは女の冒険者はオークの苗床にされてもしょうがないと?」
「そ、そんな、ことはいってない!」
「そうですか!なら女の冒険者にはオークの依頼を受けさせるべきでは有りません!実際今日で助けたのは2回目で、しかもジェネラルを倒してきました、こんな危ない状態で女の冒険者を依頼だからと向かわせるのは、貴方の責任問題になると思いますが?」
黙るちょび髭は少し考えて、
「本当にジェネラルはいたのか?」
俺は無言でジェネラルの首を出すと、
「ここでだすな!分かった!女の冒険者はオークの依頼を拒否する!」
俺らはホッとして買取に向かおうとすると、
「ちょっと話がある、こちらへ来たまえ!」
霞月が引っ張るからしょーがなくついて行く、と二階の部屋に入る。

座るように言われドカッとソファーに座ると、
「さっきはすまなかった、オークには困っていてジェネラルまでいるとは思わなかった」
と頭を下げてくる。
「私はここの副ギルドマスターでルドルフと言う、ギルマスは今は不在でな、俺が責任者としていま取り仕切っている」
「僕は冒険者の霞月でこっちがキング、今はレベル上げの最中でオークの依頼ばかりですが、なんとかこなしてます、オークリーダーにジェネラル、この二体が出てきているのと十匹単位で行動しているので、もっと上がいるかも知れません」

ルドルフは頭を抱えた。
「キングがいるかも知れないか・・・苗床になった女には悪い事をした。オークを甘く見すぎていた」
「で俺たちをここに呼んだのはなんでだ?」

俺はルドルフの目を見て喋ると、
「できればキングを倒して欲しい」

「無理だ!今日のジェネラルでさえ危なかった、今やれるのはオークを出来るだけ倒して、少なくするくらいしかやれない」
ジェネラルであの強さだ、安全を考えるとまだ俺たちでは無理がある。

「そうか、この町には強い冒険者がいま揃ってない、オーク狩りは男の冒険者に任せて女はオークの依頼を受けないようにするしか今は手が無いか・・・」

「そーゆうこった、んじゃ俺らはもう行くぞ、くれぐれも女達には注意させるんだな!」
扉を開け出て行く。

下に行くとさっきの女の冒険者が礼を言ってきたがオークはやめとけと注意して、買取に向かう、オーク二十九匹分にジェネラルが一匹、オークの肉を一匹分は受け取り、残りを売ると銀貨29枚+解体で銅貨25枚×29で銀貨7枚銅貨25枚、ジェネラルは、銀貨5枚の解体で銅貨60枚、しめて、銀貨41枚と銅貨85枚!いい儲けだ!依頼の金額はいつも通りの銀貨3枚。

魔石は使い所が分からないから、ゴブリンとアースドウルフ以外は売ってない、何かの時の為に取ってある。

金も手に入ったし、巻物屋に行く、俺もマップと生体探知、霞月は風魔法を買い習得。
マップと生体探知は霞月に教えて貰いながらなんとか慣れてきた、風魔法は霞月に合っているようで慣れるまで時間はかからなかった。

疲れたが今日も固有スキルの練習だ、王乱と霞舞は使っても一応動けなくなることは無かったが虚脱感が半端ない!
終わって帰宅するのだけでも凄い疲れが、
家に着くとオーク肉を渡して、部屋で一休みする。
「キング、明日訓練どーする?」
「俺は行く!強くなる為に必要ならやるしか無い」
「だーね、その通りです」
と言いながらベッドに倒れる霞月、もしかして疲れてキツイのか?
「あんまりキツイようなら明日は休めよ!」
「あ、違う違う!なんか効率のいい訓練法とか無いかなー、って考えてやっぱ無いか!って思ったところ」
あぁ、バカツキらしい、近道はないのにな、
「あー、やっぱバカツキだ」
と俺もベッドに腰掛けるとそのまま横になって寝てしまった。
「ヒドイなー、なんとかならないか考えてただけなのに・・・」
と霞月も寝てしまう、二人とも今日はオーバーワーク気味だ。

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