王霞珠玉

盾乃あに

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第3章 天帝国と酷使の山

キングルート

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キングルート
「山籠りと食糧調達とスキル上げを一週間やるぞ!」
霞月は嫌そうな顔してるが
「ウォータードラゴン倒すんだろ?ならこれくらいやんなきゃ!」
「キングは凝りすぎだからやなの!」
そうかな?ぶっ倒れるまで固有スキル使えばあがるだろう。
「午前に食糧調達して午後からはスキル上げ、ただこれだけじゃないか」
不貞腐れて言う霞月は、
「休憩は?」「倒れたら休憩」
「休みは?」「寝てる間?」
「僕倒れちゃうよ!そんなハードなの!」
「そこまでだろ!だって寝れるし」
「寝なきゃ死ぬよ?寝ないつもりだったの?」
「寝なきゃその分訓練できるし、睡眠耐性つくはず」
「バカキング!そんなんでつくわけないだろ?」
「いや、カナタは上がってるぞ!」
「・・・それでいいから頑張ろう」
霞月のテンションが下がってるな!腹でも減ってるのか?
「よし、いまから食糧調達だ!」
「今から!何時だと思ってるの!もう寝るの!明日にするの!」
若い奴はよく分からんな
「んじゃ寝るか、先寝るぞー」
「は?もしかして交替制?」
「当たり前だろ?なんか来たらどーすんだ?」
「いや分かるけどここって俺らの縄張りに」「なってないよ、また初めからだし、じゃーおやすみ」
起きたら山のように黒オークがあった。
「おはよう、お前寝てから襲ってきてさ、解体手伝えよ!」
朝から不機嫌な奴だな、飯食えば直るか!
「キング、おいバカキング!」
「はっ!気を失ってたか!」
「固有スキルのレベル上げも分かるけど、気を失って迄は辞めとこう」
「なんで?二人居るから大丈夫だろ?」
「後からどうなる?動けなくなるよ」
あ、忘れてた。
「そうだったな、忘れてた訳ではないぞ!ちょっと脳からはみ出してただけで」
バチーン!
「直ったか?」
「おう、悪かった!」
俺が反省するとようやく機嫌が直ったようで
「じゃー僕の言う事、聞く事!」
「はぁ」
「まずは詰め込まない!適度に休む事!」
「はぁ」
「後縄張りは広げる、ちゃんとした睡眠をとる事!」
「はぁ」
「以上!」
「ほら、キング!縄張り広げて食糧調達しに行くよ!」
「おう!」
怒ると怖いんだよこいつ、まぁ、付き合ってやるか、俺の方が大人だし。
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