王霞珠玉

盾乃あに

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第4章 五個目のダンジョン

蜂蜜取り

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この寝袋は俺を起こす気は無いのか。
「いたい・・・」
「起きたなら手伝って下さいよ!」
「お前昨日自分がやるって?」
「そんな昔の事忘れましたよ!早く!」
俺は立ちあがりながら
「へいへい、少しは持たせといて!」
「りょーかい!」
と霞月は刀をでカバの攻撃をいなしている。
パチッパチッ!っとガントレットだけつけて
「こうたーい!いくぞー!」
霞月と交代、カバが突進して来るのを左手で止めて右手を握り込んで!ドゴンッ!
カバは消えていった。
「てかいま何時?」
「もうお昼ですよ!」
「まじか、あの寝袋寝心地良すぎて寝過ごすな」
「そんなんバカキングだけ、みんな起きて飯作ってますよ!」
「俺が最後?起こしてくれよ!」
「起こしました!顔面ボコボコですよ!やったのはカナタです!」
「ヒール、っていや、こんだけやっても起きない俺が悪い」
「まじで?」
「まじで!」
「良かったー、本当は僕がやったんですよ」
「分かってるよ、拳骨一発な!」
ゴンッ!
「ーッてヒール!また装備つけっぱ!」
「あ!悪い忘れてた!」
いつもの調子だが超上級以上のダンジョンの中だから驚きだ。

「飯出来だぞー!ってキング起きたなら手伝えよ!」
「さっき起きてカバぶちのめした後!」
ガントレットを見せて分かってもらう、
「ソナタは?」
「朝から魔法の訓練してたけどな?」
「ただいまでおじゃ、中々スキルレベル上がらないでおじゃ」
「ちゃんとやったればその内上がりますよ!」
霞月が言うとニコっと笑って
「でもLv2は上げたよ」
ほー、あのレベルからあげるのが大変なんだけどな!
「飯食おうぜ!」
「「「おう!」」」


「んで今日はどーする?」
俺が聞くと霞月が
「あと一個なんでしょ?なら見つかるまで!」
「まじかよ、どこにあるか分かんないのに?」
「んじゃキング無しでいいならいいよ」
「ふざけんな!俺が全部もってるからな!」
「んじゃもう一個しかないでしょ?」
「なら探すとするか・・・」

んで三十一層、森、
「おー、森だねー!久しぶり?」
「ダンジョンのはな」
とまた二組に分かれて探索、
「ちゃんと蜂蜜もさがせよー!」
ここはハニーベアーがいるので蜂蜜があるはず。
「いや、熊が多すぎて蜂蜜どころじゃないし!」
そうここも熊が大量にいる。
「肉落とすんだからちゃんと倒してやれ!」
「さっきから毛皮ばっかだよ!」
毛皮か肉なのだが、毛皮率が多いようだ。
だいたい片付いて蜂蜜を探すが見つからない。
てか蜂が見当たらない、どっかに隠れてる?
マップで探すと赤点がある所があった。
合流してそこに向かうと崖になっていた。
カナタの肩を叩いて、
「出番だぜ!カナタ君!」
「ふざけんな!蜂あんなデカイのに!刺されたら死んじまうって!」
霞月が背中を押して落とす。
「てめぇ!霞月ぃ!覚えとけよー!」
蜂の群れに突っ込んでいくカナタ隊員!
三人で敬礼していると・・・あいつ蜂引き連れて帰ってきやがった!
「お前らも手伝えよー!」
走って逃げる俺ら!
「お前の仕事!俺らは見守ってたの!」
「ふざけんな!あんなの無理だって!」
「飛べるのカナタしかいないでおじゃ!」
「ソナタまで、俺はお前らに擦りつけてやる!」
と俺らを追い越していくカナタ!
やるしか無いと、思ったがソナタの布がカナタの足に巻きつく、
「カナタの仕事でおじゃる!」
と、カナタを落とした、転がるカナタを置いて逃げる俺ら!
後ろから何か聞こえるが気にしない!


その後宝箱を見つけてミスリルのインゴットと蜂蜜を見つけてしまった。
これは隠しとこうとした時に限って、
「お前らやってくれたな!」
後ろを振り返ると、刺されてボコボコなカナタ、手にはハチの巣が・・・
「ハチの巣は持ってきたらダメだよ?蜂がまた最初から巣を作らないといけないからね!」
霞月は強いなぁ、俺はカナタにヒールをかけてやり労う。
「よく頑張った!お前は偉いよ!」
「だろ?霞月のあれは無いよな!」
「でも蜂蜜抜いたら巣は元の場所に取り付けに行ってきてな!」
「え?」
「アイテムボックスに蜂蜜だけ取れば女王蜂とかは元に戻してあげようか!」
「俺が行くの?」
「取ってきたのは?」
「俺だけど」
「じゃあ場所分かるよね!頑張れ!」
カナタはフラフラしながら戻っていった。
まぁまたボコボコに腫れて帰ってきたけど。
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