王霞珠玉

盾乃あに

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第5章 ヘヴン

一人一層

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五十一層から、今度は氷の大地、旅人装備にらなり、モンスターはクレーターマンモス、巨大なマンモスで歩くとクレーターのような足跡を残す。
カナタが如意炎槍で暴れ回りクレーターマンモスの群れを一気に倒していくがそれでも多い、
「先に行っといてくれ!すぐ追いつく!」
「みんなで倒した方が早く済む」
俺が言うと、カナタは
「急ぐんだろ?こんなんは俺に任せとけ」
「んじゃ先に行くぞ!早く追いつけ!」と三人は倒しながら進んでいく。
「おら!お前らの相手は俺だっての!」
と伸ばした槍で薙ぎ払い巨大なマンモスは倒れていくがそれより大きなグレーターマンモスと対峙するとツノを振り回して襲いかかってくる!空を飛び回避しながら毛で覆われ見えない目を的確に突いてダメージを与えるカナタ!
「んなもん当たるかよ!うおっ!」
刺さったままの槍を振り回しカナタは地面に叩き落される。
「くっ!んだ、根性はあるみたいだな!」
槍を構えるとまた飛び出しもう片方の目を狙うがツノを巧みに操り鼻で攻撃してくる。
なんとか躱し死角に回り込んで後脚の付け根に槍を刺し炎で焼く、
『バオオオワォォォォォ』
「お、効いたな?んじゃこっちはどうだ!」
ともう片方の後脚の付け根に槍を刺して今度は最大出力で炎を上げる!
後脚が使えなくなったグレーターマンモスは鼻で攻撃するが動きが鈍くなり躱されて切り落とされる。
「これで終わり!」脳天に槍を刺して炎で焼きたおす。
ドロップを回収して自分にヒールをかけると走ってアイツらに追いつくつもりだ!
「いまいくからよ!待ってろよ!」

五十二層、フルネスラビット、ツノを持つが動きは遅い、だが巨体での突進は壁に穴を開けるほどだ!
「よし!今度は我の番でおじゃ!先に行くでおじゃ!」
「いやでもよ!」
「一層一人づつでいけば早いでおじゃ!」
「わーったよ、待ってるからな!」
「任せるでおじゃ!」
ソナタは鋼尾鞭と布技を使い柔らかい布を鉄の鞭のようにしならせ攻撃する!強度がありウサギの首はどんどん狩られていく。
「これくらあ余裕でおじゃぶっ!」
上から降ってきたビッグフルネスラビットの体当たりを受け吹き飛ぶソナタ、
「いったー!またデカイでおじゃるな!」
フルネスラビットの二倍くらいある。
布が足らないのは見てわかるので乾坤圏を使い翻弄しながら鋼尾鞭と布技を使用し布を剣の様に使い後脚の腱を切っていく!
動けなくなったラビットの前で乾坤圏を合わせて大きくしキイィィィィィィン!と甲高い音を立てると一気に首を刎ねる!
煙になり消えていく前で膝をついて、
「上手くいってよかった、流石に初めてやる技は魔力使うでおじゃ」
とまだいるフルネスラビットを倒していきドロップ品を拾って行く、なんとか倒して一息つくソナタ、
「なんとかなるくらいレベルは上がってる!キング達の役に立てるでおじゃ!頑張るおじゃ!」と水筒の水を飲み干し、次の階に降りていく。


ソナタとカナタが、上の階に残った後、キングと霞月は走って次の階層にたどり着いた、五十三層、スピアペンギン、
「んじゃここは僕かな!」
「本当に一層づついくつもりか?」
「ソナタとカナタが頑張ってるのに僕等が二人でやるなんて出来ないでしょ?」
なにかを振り切る様に
「先に行くぞ!早く来いよ!」
とスピアペンギンを避けながら先を急ぐキング、
「じゃあ、行くよ」
とふた振りの刀を持ち、スピアペンギンをスピードを出し斬っていく、やはりボスっぽいのがいて指示を出してる!
闘気と風を纏わせ斬って近づいていくが中々前に進めない、
「ほんとこのダンジョン多すぎて嫌いだ!」
と火炎魔法のフルバーストで多くのペンギンを焼き尽くす、やっとボスのキングスピアペンギンにたどり着くがまだ周りにスピアペンギンがキングを守ってる。
「あはは!そんなんで守ってるつもり?僕の本気はまだ出してないよ?」
霞舞を発動して斬り刻んでいく霞月、キングスピアペンギンも動けなくなり煙になっていく。
霞舞を解いて落ちているものを拾っていく、
「嘴鋭いな、投げクナイとかに良さそうだね」
とスピアペンギンを斬りながら進んでいく、まぁキングなら大丈夫だからちゃんと宝箱も取ってかないとね!
とゆっくり五十三層を歩いて倒していく霞月。

五十四層、白熊かよ、鑑定ではアイスベアーと出ている。
「んじゃ行きますか!」と両拳をカチンと合わせ走って行く、アイスベアーは氷の魔法を使いアイススピアーを出して飛ばしてくるが全て拳で撃ち落としアイスベアーを一撃で倒していく!毛皮か肉を落とすので肉だけ拾って後は要らないと両拳で殴り倒していく、ボスっぽいのもいた気がしたがキングは止まらずその層にいる全部のアイスベアーを倒し、次の階層に行く、
「みんな無事ならいいんだが!」
と五十五層に入るとセイウチか?
鑑定するとアイアンウォールズ?知らんな、
「さてとみんなが来る前にやっとくかな!」
と両拳に王覇を纏い、滑ってくる敵を避けざまに殴りつけていく!
動けないセイウチにトドメを刺して、落ちるのは牙と魔石、拾っていると全員が入ってきて、
「ちょ!倒すのはいいけど落ちてるのは拾ってこいよ!」
「そうでおじゃ!ちゃんと宝箱もとってくるでおじゃ」
「僕でさえちゃんと処理はしてきたし宝箱もとってきたよ、ついでに前の層もみんなで片付けて来たけどね」
と文句を言われる。
まぁ、まだ時間あるしちゃんと拾えば良かったと思い、
「わりぃ、気だけ焦ってたわ、飯でも食うか?」
「まだお腹は空いてないでおじゃ!」
「そうそう、キングみたいに燃費悪くないよ僕達」
「俺は食ってもいいけど先急ぐなら後ででいいし」
とみんな勝手だな、俺もだけど。
「んじゃ先に行くか!」
「宝箱開けてからね」
「うお!忘れてた、てか開けてこれだとがっかりするな」
と転装の指輪を摘む、
「おお、五個目!良いじゃん!それダンジョンでしか手に入んないし」
「そうでおじゃ!お宝おじゃよ」
「まぁだぶってもいいだろ!」
んー、なんかみんな俺に冷たい気がする!
「なんだよ!冷たくするなよ!」
俺が言うと
「一人で二層もいくなんて僕には考えられないわ!」
「けっこう頑張って一人でやったでおじゃよ!」
「非常識です!一人一層!五層目はボスだからみんなでやるのが普通です!」
と責められる、別に一人で行けたんだからいいと思うけど、
「次からは気をつけるわ!」
と言うとみんな笑い出し
「後片付けもしっかりやってね!」
と飴を放り込みながら言う霞月、
「そうでおじゃ、上がったら毛皮と魔石だらけでびっくりしたおじゃ」
と飴を貰うソナタ
「ほんとだぜ!三人揃って唖然としたっつーの!」
とコイツも飴を貰ってる。
手を出すと飴をくれる霞月、
「まぁ、急ぐけど僕等なりに行こうよ!」
飴を口に入れ、ひさびさに甘いなぁと思いながら
「だな!んじゃ次の層は誰から行く?」
「敵との相性みて考えようか、さっきはカナタがあんまり相性良くなかったからね」
「だな!んじゃ次の層に行くぞ!」
「「「おー!」」」
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