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高校一年
何処で選択をミスったのかがわからない…
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放課後になっても疲れはとれない。…慣れない事はするべきじゃないな。
とりあえず、図書室に行って読み終わった本返すか。
私は疲れを癒す為に図書室に向かった。
図書室に行くと放課後は皆部活があるからなのか、人は図書委員の人だけだった。
あ~、落ち着く。やっぱり本っていいよね~。この本独特の匂い!家じゃないけど、なんか帰ってきたって感じする。
今日はいっぱい読んで、いっぱい借りるぞ~!
気になった本をパラパラめくりって面白そうだったら借りる。これを繰り返しているうちにどんどん借りる本が増えていく。
……さすがにこんなに持てないし、借りれない。とりあえず三冊程借りてまた明日来よう。そう思い、本を借りるためカウンターに行こうとしたその時…。
あっ、あれは……本屋で見つけられなかったもう絶版になってしまった本!!
インターネットで探しても見つからなかった本がこんな近くに…っ!
もう私は小躍りしそうなほど嬉しかった。まぁ、此処で小躍りなんかしたら図書委員の方に引かれるからやらないけど。
とりあえずその本を取ろうと手を伸ばすが、本棚の上の方にあってなかなかとれない。
くそっ、やっぱり脚立が必要だな。絶版とはいえ今まであったんだからすぐには無くならないだろうと思い、一度脚立を取りに行こうとしたその時、急に後ろから手が伸びてきてその絶版になった本が取られたではないか。
誰だよとった奴!私が取ろうとしたんだから私に譲れよ!
と思い振り向くと朝見た、綺麗な顔があった。
…柊!?何故こんな所に奴が。今日は厄日か?てか、こいつも本読むのか?
そんなことを思いつつジロジロ見てると、
「はい、どうぞ。この本取りたかったんでしょ?」
と言い私が取ろうとした本を渡してくれた。
「え?でも、読みたくて取ったんじゃ…?」
柊の予想外の行動に、私が見つけたんだから先に見せろや!と思っていた事も棚に上げてそう聞いてしまった。
何故そう聞いてしまったのかと、少し後悔している。
「いや、別に読みたかってわけじゃないけど、見たらちょっと困ってそうだったから。」
笑顔を浮かべながらそう言った。
ほう、困っている人を見たら助けるのが当然。そういってるのか、なかなか紳士的だな。
……って、え?見てた
「…え?」
おぅ、びっくりしすぎて声が出てしまった。
…見てた?え、さっき入ってきた時こんな目立つ奴いなかったよな。
でも確かにその現場を見ないと確かに助けられないよな。本当に偶然に見られてたのか。
…恥ず。
「ごめんね。おせっかいかなって思ったんだけど放っておけなくて。」
「っいえいえ!とても助かりました!ありがとうございます!」
私は本で手がふさがっているので、首だけを横に振りながら言った。
「ははっ、なんで敬語なの?同じ学年なのに。」
なんか笑われた。
「雨宮 立華さん、だよね。普段全然喋らないから今日は話しかけられてびっくりしたよ。」
いや、確かに挨拶はしたが、挨拶だけでもびっくりするのか。私のあのクラスでの評価は一体どうなっているんだ。
ていうか私の名前知ってたんだな!しかもフルネームで。
「すみません、なんだか驚かせてしまったみたいで。気にしないで下さい。」
あれだろ?もう気安く話しかけんじゃねーぞ。的な事だろ?多分。
「ううん。別に嫌だったわけじゃないから、また何時でも話しかけてね?それじゃあ、またね。」
そう言って柊は去って行った。
話しかけるなって事じゃなかったのか?…まぁ、私が欲しいのは女子の友達で男子の友達は特に欲しいわけじゃないから別にいいけどな。それに、あいつなんかモテそうだし。友達作りにやっかみは必要ないどこか一番要らないものだからな。今後あんまりかかわらないでおこう。
……と思っていたら、なんなんだ!
次の日、教室に入ると挨拶はされるし、本を読んでると話しかけられる。1日だけならまだいい。いや、本当は全然全くこれっぽっちも良くないが、まぁいいとしよう!でもこれが一週間続いてみろ!注目浴びすぎて友達作りどころじゃないぞ!成果と言ったら柊の下の名前とどれくらいあいつが人気なのかぐらいだな!…こんな成果いらんわっ!
そして今日の放課後、その人気者の柊 秋哉に呼び出されて…
「雨宮さん、俺君の事が好きになったみたい。だから付き合ってくれないかな?」
告白された。
……どうしてこうなったんだぁぁ!?
とりあえず、図書室に行って読み終わった本返すか。
私は疲れを癒す為に図書室に向かった。
図書室に行くと放課後は皆部活があるからなのか、人は図書委員の人だけだった。
あ~、落ち着く。やっぱり本っていいよね~。この本独特の匂い!家じゃないけど、なんか帰ってきたって感じする。
今日はいっぱい読んで、いっぱい借りるぞ~!
気になった本をパラパラめくりって面白そうだったら借りる。これを繰り返しているうちにどんどん借りる本が増えていく。
……さすがにこんなに持てないし、借りれない。とりあえず三冊程借りてまた明日来よう。そう思い、本を借りるためカウンターに行こうとしたその時…。
あっ、あれは……本屋で見つけられなかったもう絶版になってしまった本!!
インターネットで探しても見つからなかった本がこんな近くに…っ!
もう私は小躍りしそうなほど嬉しかった。まぁ、此処で小躍りなんかしたら図書委員の方に引かれるからやらないけど。
とりあえずその本を取ろうと手を伸ばすが、本棚の上の方にあってなかなかとれない。
くそっ、やっぱり脚立が必要だな。絶版とはいえ今まであったんだからすぐには無くならないだろうと思い、一度脚立を取りに行こうとしたその時、急に後ろから手が伸びてきてその絶版になった本が取られたではないか。
誰だよとった奴!私が取ろうとしたんだから私に譲れよ!
と思い振り向くと朝見た、綺麗な顔があった。
…柊!?何故こんな所に奴が。今日は厄日か?てか、こいつも本読むのか?
そんなことを思いつつジロジロ見てると、
「はい、どうぞ。この本取りたかったんでしょ?」
と言い私が取ろうとした本を渡してくれた。
「え?でも、読みたくて取ったんじゃ…?」
柊の予想外の行動に、私が見つけたんだから先に見せろや!と思っていた事も棚に上げてそう聞いてしまった。
何故そう聞いてしまったのかと、少し後悔している。
「いや、別に読みたかってわけじゃないけど、見たらちょっと困ってそうだったから。」
笑顔を浮かべながらそう言った。
ほう、困っている人を見たら助けるのが当然。そういってるのか、なかなか紳士的だな。
……って、え?見てた
「…え?」
おぅ、びっくりしすぎて声が出てしまった。
…見てた?え、さっき入ってきた時こんな目立つ奴いなかったよな。
でも確かにその現場を見ないと確かに助けられないよな。本当に偶然に見られてたのか。
…恥ず。
「ごめんね。おせっかいかなって思ったんだけど放っておけなくて。」
「っいえいえ!とても助かりました!ありがとうございます!」
私は本で手がふさがっているので、首だけを横に振りながら言った。
「ははっ、なんで敬語なの?同じ学年なのに。」
なんか笑われた。
「雨宮 立華さん、だよね。普段全然喋らないから今日は話しかけられてびっくりしたよ。」
いや、確かに挨拶はしたが、挨拶だけでもびっくりするのか。私のあのクラスでの評価は一体どうなっているんだ。
ていうか私の名前知ってたんだな!しかもフルネームで。
「すみません、なんだか驚かせてしまったみたいで。気にしないで下さい。」
あれだろ?もう気安く話しかけんじゃねーぞ。的な事だろ?多分。
「ううん。別に嫌だったわけじゃないから、また何時でも話しかけてね?それじゃあ、またね。」
そう言って柊は去って行った。
話しかけるなって事じゃなかったのか?…まぁ、私が欲しいのは女子の友達で男子の友達は特に欲しいわけじゃないから別にいいけどな。それに、あいつなんかモテそうだし。友達作りにやっかみは必要ないどこか一番要らないものだからな。今後あんまりかかわらないでおこう。
……と思っていたら、なんなんだ!
次の日、教室に入ると挨拶はされるし、本を読んでると話しかけられる。1日だけならまだいい。いや、本当は全然全くこれっぽっちも良くないが、まぁいいとしよう!でもこれが一週間続いてみろ!注目浴びすぎて友達作りどころじゃないぞ!成果と言ったら柊の下の名前とどれくらいあいつが人気なのかぐらいだな!…こんな成果いらんわっ!
そして今日の放課後、その人気者の柊 秋哉に呼び出されて…
「雨宮さん、俺君の事が好きになったみたい。だから付き合ってくれないかな?」
告白された。
……どうしてこうなったんだぁぁ!?
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