雨の日に僕は拾われました

haruo

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1・絶望

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「ココデイイカナ…」


ドシャッッ!!!!
ブルルルルルルルー………






声が聞こえた


気がした。

どこまでも続きそうな暗闇。

土砂降りの中
地面はどろどろ

水滴が
びしゃびしゃと
身体にうちつけるたび


全身に鈍い痛みが走る。





















どれくらい経ったかなぁ…



びしょびしょに濡れて
体温は底をついたかのように
冷たい。

「あぁ…僕は…」


さんざん利用され
オモチャみたいに
廻されて…

いらなくなったから…






棄てられたんだ…。














今更戻れないし
戻ったとしても…




繰り返し…


だったらこのまま
眠りつづけて


鼓動が消えるのを
待とうか…。



誰にも気づかれず
静かに…


「…おわりに……しよ……」




身体の感覚も無くなった
痛みさえも感じない

冷たさも…


やっと
やっと…
やっと……………


終わるんだ。


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