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【実際の申請を、やってみた】

『まとめ:そもそも障害年金がなんで難しいと言われているのか?』

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 まず結論から言いますと、障害年金の請求が一発で受理される可能性が統計データで出ています。



・1.5~2.5%



 ・・・・・・え?



 少なすぎワロタ・・・・・・ですね。



 こんな数字を出されたら、社労士どころか、障害年金の申請を諦めてしまいそうになりますよね?



 なぜなのでしょうか?



 これには、市区町村ごとに異なる事情があります。



 まず、年金制度の限界が考えられます。



 年々増加傾向にあるこの制度。



 当然、予算もますます必要になります。



 しかし、予算は青天井ではありません。



 すると何が起こるのでしょうか?



 窓口での水際対策などが発生するのです。



 私のケースで考えますと・・・・・・



? ? ? ? ? ?」



 なんて・・・・・・たたみかけられる可能性も、ゼロではなかったのです。



 もしも、うつ病の体と心に鞭打って役所に行って、こんなことを言われたら・・・・・・心はポケットに入れたプリッツの如くバキバキに折れることでしょう。



 そう・・・・・・うつ病というのもネックのひとつなのです。



 うつ病が精神障害に該当するかどうか・・・・・・は、人それぞれにかなり近いです。



 医師のように詳しい人もいるでしょうし、私が友人に言われたように「?」という人もいるのが現状です。



 かなり遺憾いかんですが、人によってです。



 うつ病を段階的に考えると分かりやすいかもしれないです。



 実際に私が診断書に書かれた内容を赤裸々に綴りますとーーーー



『洗濯・入浴に介助が必要』



『社会性が欠如』



『食事にも指導が必要』



『オーバードーズの経歴あり』



『希死念慮あり』



 とーーーー



 まあ、私の隠したい事情をまるごと書いてようやく申請ができたのです。



 他の障害が証明しやすい・・・・・・なんて薄っぺらくて差別的な発言は例え話でもできません。



 ですが、例を挙げれば、レントゲン写真で証明できる・・・・・・モノではないのです。



 のです。



 そして、のです。



 ですので、証明の必要性が肝心なのです。



 医師に詳しく、私生活を伝えておきましょう。



 私は、日頃から愚痴のように言ってました(迷惑)



 しかし、この生活こそが、障害年金を受け取る上では欠かせない部分なのです。



 証明の方法はすでに書いておりますが、おさらいしておきましょう。



 医師の診断書です。



 しかし、ここでまた問題があります。



 医師は、病気のエキスパートではありますが、



 医師は、役所について行ってくれて役人に懇切丁寧に私たちの代わりに熱弁してはくれないのです。



 なので、結局申請者が、さらにのです。



 ここが、正直社労士さんに依頼する一番の理由なのかなと、思います。



 私はここまで、さんざん自分でできる!! と言ってきましたが、できないことはできないーーーーそれだったら社労士さんに素直に頼むのも手です。



 私は自分が特別優れていたと思っているワケではありません。



 私は、非常にだったと、感じています。



 障害年金というものを紹介してくれた医師の方は、どうやら社会制度の勉強もしているらしく、通りやすい書式で診断書を作製してくれました。



 区役所で私を担当してくれた職員さんは、提出物の一覧表をひとつひとつ説明してくれただけではなく、なんと私のケースでしてくれて二人三脚で取り組んでくれました。



 このお二人には、感謝してもしきれないのです。



 私は大変に幸運でした。



 運で片付けてはこれまで書いた全てが台無しになりますが、『』要素も高めなのが現実です。



 私のようにSSRを引けた場合と、『水際対策正論モラハラパンチ絶対払わないマン(N)』に出会った場合とでは、雲泥の差があるのです。



 ただ、そんな運が良かった私が言えることはひとつ。



 こと。



 コレです!!



 何度も通うのです。



 一度や二度で全てが解決することはありませんし、事を急いで提出物を乱雑に作製した場合は、審査に落ちる可能性をグッと引き上げることとなります。



 でも・・・・・・これまで書かれている苦労に見合ったモノが得られるの?



 そんな不安を抱いたあなた!!



 次回はそんな貴方に『私が実際に得られた金銭』というエグい内容です!!





 次回に続くーーーー
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