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遥かなるキムチ さらば徳島よ
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「おっと。残念だが無駄話はここまでのようだ、すだち王」
すだち王との思い出話に浸っていたオーカワだったが、もうその必要はないと悟る。
オーカワ背後の天空にキムチ色の魔法陣が展開されると、そこからすだち王と同等サイズの目の細い巨人が落下してきたのである。
巨人の着地に徳島の地が揺れる。
『オーカワ、そいつはウリがやるニダ』
メカニカルなその巨人の声はとろ和の声であったが、それと同時に別の誰かの声とダブって聞こえてくる。ダブる声の主はとろ和が見たハイパーエージェントのものである。
『徳島をどげんかせんといかん』
「頼もしいことだ。徳島の未来も明るい」
『ジョオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!』
キムチマンの姿にすだち王が吼える。巨大なすだちくんの頭の中にはもはや破壊の意思しかないのだろうか。
『賞味期限切れ間近のキムチとすだち、どっちが酸っぱいか試してみるか?』
『図に乗るなデカチョンがああああああああああああああああああああああ!』
すだち王の胸に刻まれたSマークからすだち色のレーザー光線が発射される。
『《オーバーステイ》! フルパワー!』
とろ和とキムチマンは叫ぶ。融合したことにより、キムチ星からやってきたキムチマンの発する極めて純度の高いキムチエネルギーが、とろ和のキムチエネルギーの枯渇を解消していたのである。
キムチマンサイズとなった《オーバーステイ》がキムチマンの背後に現出し、キムチマンの体へと溶けていく。
キムチマンにすだち王のレーザー光線が直撃する。しかし当然のこと《オーバーステイ》の能力によりキムチマンは無傷である。
爆炎が晴れ、金色に輝くキムチマンが現れる。グリッターキムチマンである。
『ジョオオオ……!』
グリッターキムチマンが瞬間移動によりすだち王へと急接近する。
拳を振り翳す。
『ウリウリウリウリウリウリウリウリウリウリウリウリウリウリウリウリウリウリウリウリウリウリウリウリウリウリウリウリウリウリウリウリウリウリィ──ッ!』
両手交互に繰り出される終わらぬ超速のマシンガンパンチ。ウリウリラッシュがすだち王の体力をみるみるうちに奪っていく。
『URYYYYYYYYYYYY!』
仕上げの強烈な一撃がすだち王を吹き飛ばす。荒野を弾丸のように飛ぶすだち王。しかしすだち王の吹き飛ぶ方向には既に瞬間移動したグリッターキムチマンの姿がある。
『最高にハイってやつニダアアアアアア!』
グリッターキムチマンは体勢を低くして、吹き飛ぶすだち王を遙か上空へと蹴り飛ばす。
天へと昇るすだち王。しかし上空に巨影。
『千里眼衛星2A号だッ!』
すだち王を追い越して瞬時に宇宙へと昇り、韓国の気象衛星千里眼衛星2A号をすだち王へと落とすグリッターキムチマン。
『ジョオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオッ!?』
千里眼衛星2A号がすだち王に直撃。そのまま地上へと落下する。
この一撃により徳島壊滅。
やがて地獄のような爆炎のなかからグリッターキムチマンの影が現れる。
『ウリのキムチちからだって、パワーアップしているニダ!』
すだち王との思い出話に浸っていたオーカワだったが、もうその必要はないと悟る。
オーカワ背後の天空にキムチ色の魔法陣が展開されると、そこからすだち王と同等サイズの目の細い巨人が落下してきたのである。
巨人の着地に徳島の地が揺れる。
『オーカワ、そいつはウリがやるニダ』
メカニカルなその巨人の声はとろ和の声であったが、それと同時に別の誰かの声とダブって聞こえてくる。ダブる声の主はとろ和が見たハイパーエージェントのものである。
『徳島をどげんかせんといかん』
「頼もしいことだ。徳島の未来も明るい」
『ジョオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!』
キムチマンの姿にすだち王が吼える。巨大なすだちくんの頭の中にはもはや破壊の意思しかないのだろうか。
『賞味期限切れ間近のキムチとすだち、どっちが酸っぱいか試してみるか?』
『図に乗るなデカチョンがああああああああああああああああああああああ!』
すだち王の胸に刻まれたSマークからすだち色のレーザー光線が発射される。
『《オーバーステイ》! フルパワー!』
とろ和とキムチマンは叫ぶ。融合したことにより、キムチ星からやってきたキムチマンの発する極めて純度の高いキムチエネルギーが、とろ和のキムチエネルギーの枯渇を解消していたのである。
キムチマンサイズとなった《オーバーステイ》がキムチマンの背後に現出し、キムチマンの体へと溶けていく。
キムチマンにすだち王のレーザー光線が直撃する。しかし当然のこと《オーバーステイ》の能力によりキムチマンは無傷である。
爆炎が晴れ、金色に輝くキムチマンが現れる。グリッターキムチマンである。
『ジョオオオ……!』
グリッターキムチマンが瞬間移動によりすだち王へと急接近する。
拳を振り翳す。
『ウリウリウリウリウリウリウリウリウリウリウリウリウリウリウリウリウリウリウリウリウリウリウリウリウリウリウリウリウリウリウリウリウリウリィ──ッ!』
両手交互に繰り出される終わらぬ超速のマシンガンパンチ。ウリウリラッシュがすだち王の体力をみるみるうちに奪っていく。
『URYYYYYYYYYYYY!』
仕上げの強烈な一撃がすだち王を吹き飛ばす。荒野を弾丸のように飛ぶすだち王。しかしすだち王の吹き飛ぶ方向には既に瞬間移動したグリッターキムチマンの姿がある。
『最高にハイってやつニダアアアアアア!』
グリッターキムチマンは体勢を低くして、吹き飛ぶすだち王を遙か上空へと蹴り飛ばす。
天へと昇るすだち王。しかし上空に巨影。
『千里眼衛星2A号だッ!』
すだち王を追い越して瞬時に宇宙へと昇り、韓国の気象衛星千里眼衛星2A号をすだち王へと落とすグリッターキムチマン。
『ジョオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオッ!?』
千里眼衛星2A号がすだち王に直撃。そのまま地上へと落下する。
この一撃により徳島壊滅。
やがて地獄のような爆炎のなかからグリッターキムチマンの影が現れる。
『ウリのキムチちからだって、パワーアップしているニダ!』
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