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第2話
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妻が死んだらしい。
何故だろう、最近自分の周りの大切な人がどんどん死んでる。とりあえずすぐに病院へ向かった。
その時は父の時と違って泣いた。泣けた。子供に、なんで泣いてるの?と聞かれた。何故だろう、こたえなかった。いや、答えれなかった。わからなかったのかもしれない。
それからしばらくして、ふと思ったことがある。もしかしたら、蛙のせいなのかもしれない。だとすると説明がいく。
蛙は悪魔か死神なのだ。池は地獄の入口かなにかだろう。そう思い、今すぐ元凶の蛙を殺す事に決めた。すぐに池へと向かった。蛙はいつもの事のように岩の上にいた。私はすかさず石を投げつけた。
今思うと前回もそうだったが蛙の目は赤かった。しかし、蛙はビクともしなかった。蛙は岩の上にいるのに、電話がかかってきた。双子の子供が跳ねられたらしい。しかも池のすぐ側で。蛙はチッと舌打ちしたかに聞こえた。しかし違った。蛙の赤い目が溶けて血という文字になったのだ。私はすかさず血を差し出した。自分で持っていたカッターで手を切って。
すると、蛙はぴょんと池の中に飛び込んで、いつものごとく電話がかかってきた。子供が一命をとりとめたそうだ。
私は気がつくと病院にいた。すぐそこが病院だとわかった。私は医者だったから。
蛙は一体なんだったんだろうか…
おしまい
何故だろう、最近自分の周りの大切な人がどんどん死んでる。とりあえずすぐに病院へ向かった。
その時は父の時と違って泣いた。泣けた。子供に、なんで泣いてるの?と聞かれた。何故だろう、こたえなかった。いや、答えれなかった。わからなかったのかもしれない。
それからしばらくして、ふと思ったことがある。もしかしたら、蛙のせいなのかもしれない。だとすると説明がいく。
蛙は悪魔か死神なのだ。池は地獄の入口かなにかだろう。そう思い、今すぐ元凶の蛙を殺す事に決めた。すぐに池へと向かった。蛙はいつもの事のように岩の上にいた。私はすかさず石を投げつけた。
今思うと前回もそうだったが蛙の目は赤かった。しかし、蛙はビクともしなかった。蛙は岩の上にいるのに、電話がかかってきた。双子の子供が跳ねられたらしい。しかも池のすぐ側で。蛙はチッと舌打ちしたかに聞こえた。しかし違った。蛙の赤い目が溶けて血という文字になったのだ。私はすかさず血を差し出した。自分で持っていたカッターで手を切って。
すると、蛙はぴょんと池の中に飛び込んで、いつものごとく電話がかかってきた。子供が一命をとりとめたそうだ。
私は気がつくと病院にいた。すぐそこが病院だとわかった。私は医者だったから。
蛙は一体なんだったんだろうか…
おしまい
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