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「よし、じゃあ行くか。」
「ふぃー、飲んで飲んで飲みまくるぞー!」
「イーサンは次の日絶対ゲロる気するんだが。」
「右に同じく。」
「対して隊長は何本飲んでも変わりませんよね~。」
「まぁな。」
「羨ましい限りです。」
「酔えないというのも辛いものだぞ?ストレス発散にならないからな。」
それから黒龍部隊皆で宴会を楽しんだ。くだらない話や下品な話、笑い話に戦闘での話などが飛び交い、皆浮かれていた。皆と活動していて特訓以外で楽しいのはこれかもしれない。
「これがずっと、続いたらいいな。」
「隊長どうした~?もっと飲めよ~。」
「分かった分かったセーレイク。イーサン、飲みすぎじゃないか?それ何本目だ?」
「あぁ?10、20……さぁ?分かん…うぇ。」
「おい吐くなら外でしてこい。」
「いや、押し返せば…。」
そう言いながらまた一気飲みし始めた。
「まったく。」
しばらくし、皆が酔い潰れると立ち上がった。
「そろそろグレイヴのところに行ってもいいか?」
「うぃー。」
私は菓子や酒瓶を持って皆から離れると、厩舎に向かった。
僕とサンドラは飛ばされた灯篭を眺めながらジュースやお菓子などを楽しんでいた。
「この日は無料でお高いものも食べたり飲んだりできるから最高だよ。」
「そうだね。」
「なんか浮かない顔をしてるね。どうしたんだい?何か思い悩んでることがあるなら言ってみなよ。」
「……なんだか胸騒ぎがするんだ。1週間くらい前から。」
「そうなの?」
「うん。……メラン?どうしたの?」
騎龍晶からメランが出てきた。何か様子がおかしい。すると、急に飛び出した。
「メラン!待って!」
「フリッグ!?どうしたの?」
「分かんない。」
僕とサンドラはメランを追いかけた。しばらく走り続けると、路地裏のようなところに辿り着いた。
「メラン、どうし…。」
「フリッグ?え?」
一気に血の気が引いた。
「あら、ふふ。久しぶりね。」
この気配、幹部だ。しかも4人。なんで、ここに?メランが唸っている。すると、大きな爆発音が鳴り響いた。場所は、厩舎だ。薄緑色の光と煙が高く昇っていた。まずい。皆無事だろうか。
「やっば、合図来ちゃったじゃん。」
「ここは私が引き受けよう。」
「プランと違うじゃない。」
「……できるな?」
「……分かったわよ。」
そう言うと3人は煙と共に消えた。残った1人はフクロウを象った仮面を付けていて顔はよく分からなかった。明らかに他の幹部と雰囲気が違う。リーダーか?僕は深呼吸した。
「サンドラ、皆に報告を。」
「え、でも1人じゃ…」
「頼む。大勢の人々の方が優先だ。」
「……分かった。無事でいてよ。」
サンドラは走っていった。僕は騎龍武器を出し、構えた。あいつも武器を構えた。短刀のように見える……あの形状、ファルシオンか?……ごめん……ステラ、サンドラ。
「お疲れグレイヴ。」
毎年来るんだな。
「いいじゃない。こうしてゆっくり話せるのはこういう時くらいしか無いもの。」
やれやれ。飽きないな。
「飲む?」
要らん。俺たちドラゴンには飲食必要無いだろ。
「それはそうだけど。味を共有して話の輪を広げられたらなぁって。」
まったく。
私は酒を飲みながらグレイヴとしばらく雑談した。
「そう!それでイーサンがね!……何?」
突然大きな音ともに揺れが起こった。なんだ?外を見ると、緑色の炎が燃え盛っていた。
「黒魔術……なんで?」
すると、身に覚えのある威圧感を感じ、咄嗟に隠れた。
総帥?珍しくガドルも一緒にいる。
カールした角に山羊や羊のように横に引かれた瞳孔、他のドラゴンを超える巨体。その恐ろしい風貌に別名『翠に輝く悪魔』。
辺りを見回すと、眠っていたドラゴンは目を覚まし、皆体を低くして怯えていた。
何をしにここへ?
「え……な、何を。」
あれは、ルイスのドラゴン、エクレアだ。信じ難い光景が今私の目の前で起こっていた。ガドルが……エクレアの首を噛みちぎり、殺していた。総帥は?止めないのか?なんで、ドラゴンがドラゴンを殺すなんて。
「総帥……何を、して?」
思わず前に出て言った。
おい、ステラ!
「いたのか。精鋭部隊司令官。」
「何故こんなことを?」
すると、総帥の周りに黒い煙が飛んできた。煙が晴れると、あの幹部が2人現れた。報告にあった人数と違う。まさか残りは街に?
「無知なお前に特別に教えてやろう。遥かな昔からジュンブレス王国は城も王も居ないとされてきた。だが、全て存在する。お前ら愚か者共が見つけられてなかっただけでな。そして王は…」
総帥は騎龍武器、トライデントを出して石附で地面を打った。
「この俺だ。」
血の気が一気に引くのを感じた。総帥が……邪王?何世紀も総帥として君臨し続けた存在をどう倒せと?私でさえ瞬く間に敗北したと言うのに。そしてなんで今?ずっと気を伺っていたとでも言うのか?
「殺せ。」
「「御意。」」
私は咄嗟に武器を出して抵抗した。鎧が無い代わりに動きやすいとはいえ、1発でも喰らえば致命傷だ。
ステラ。
ガドルを止めて。
しょうがない。
下手したらグレイヴは殺される。でもいい。どうせ私も殺される。なるべく時間を稼いで民や仲間を逃がさないと。
グレイヴは天井に向かってブレスを放ち、他のドラゴン達に逃げるよう指示した。あっという間に厩舎内がドラゴン達の翼で覆われた。
幹部との戦いは比較的善戦していた。邪龍を出されても普段と大して変わらない。2人を突き飛ばし、ダレスに一直線に向かった。
私の武器とダレスの武器がぶつかりあった。しかしダレスは怪力だ。簡単に私を跳ね除けた。しかも幹部からの追撃も来る。
「うっ!」
背中に激痛が走った。ダレスがエルテノ・レガーレでガドルの尻尾で突いたのだ。あいつがその力を見せるのは初めてだった。まずい、この感じは背骨が折れた。恐らく内臓も骨で刺さってる。何とか立ち上がろうとするが、ダレスが私の首を掴んで締め付けた。
喉が……潰れる。苦しい。
全身に激しい痛みが襲いかかったと思ったら身体中が黒魔術のあの緑色の光に包まれ、思わず目を瞑った。
「あがっ……あぁ!」
すると突然解放された。見ると、グレイヴがブレスを吐いた後のようだった。かなり疲弊している。それに片角が折れていた。……なんだ?さっきから視界がおかしい。目を開けているのに、左半分が、見えない。左目が痛い。それに生温い水が……血?思わず左目を抑えた。だが、そこにあるはずの物が無くなっていた。何とか立ち上がろうとするが、ダレスは容赦なく私を踏みつけにした。
「総帥決戦の時と大して変わらないなお前は。」
ダレスは私の首に武器の尖端を突きつける。グレイヴも身体中傷だらけでぐったりしていた。ここまでか。お父さん、ごめんなさい。フリッグ、ごめんね。ありがとう。
残った目をゆっくり閉じ、覚悟を決めた。
「ステラ!!」
その声にハッとした。イーサン?そうか、イーサンは覚めやすいから。
「ちっ、相変わらず鬱陶しい奴だ。ガドル!」
イーサンはレイラの機動力を頼りに幹部やガドルの攻撃を躱しながら攻める。しかしガドルに攻撃しても一切効いてなかった。
「イーサ……ダメ……。」
声がまともに出ない。喉を潰されたからだ。お願いイーサン、逃げて!私なんか放って逃げて!ガドルは……本物の、邪龍よ!
イーサンはガドルに向かった。だが、突然ガドルは身体ごと振り向き、その遠心力でハンマーのような尻尾先をレイラに叩きつけた。その衝撃で壁や床が抉れた。
「レイ……ラ!くそ!」
レイラはピクリとも動かなかった。そして間髪入れずにガドルが翼を叩きつける。これだけでも簡単に床は抉れた。振動も伝わってきてまるで巨大な地震だ。その揺れで足を取られてる隙にガドルはイーサンを翼手で掴んだ。
「さっさと殺せよ……この化け物。」
ガドルはイーサンに向かって大きく咆哮を上げた。
お願い……お願い……やめて。そんな懇願も届くはずもなく、ガドルはそのままイーサンを握り潰した。翼手から血が滲み、流れる。ガドルはまるで汚れを落とすかのように血を払った。その仕草は人間のようだった。
私はなんとか立ち上がり、ダレスに声を張上げて突っ込んだ。掠れた音しか出なかったが。だが、奴は黙って攻撃を受けるような奴では無い。背中を取っていたはずなのに一瞬で振り向き、その間に私の腹を殴り、吹っ飛ばされた。その拍子で身につけていた父の形見が外れ、思いっきり壁奥に頭を打った。ダレスがガドルに乗り、崩れゆく厩舎から飛び立つところを最後に、視界は真っ暗になった。
「ふぃー、飲んで飲んで飲みまくるぞー!」
「イーサンは次の日絶対ゲロる気するんだが。」
「右に同じく。」
「対して隊長は何本飲んでも変わりませんよね~。」
「まぁな。」
「羨ましい限りです。」
「酔えないというのも辛いものだぞ?ストレス発散にならないからな。」
それから黒龍部隊皆で宴会を楽しんだ。くだらない話や下品な話、笑い話に戦闘での話などが飛び交い、皆浮かれていた。皆と活動していて特訓以外で楽しいのはこれかもしれない。
「これがずっと、続いたらいいな。」
「隊長どうした~?もっと飲めよ~。」
「分かった分かったセーレイク。イーサン、飲みすぎじゃないか?それ何本目だ?」
「あぁ?10、20……さぁ?分かん…うぇ。」
「おい吐くなら外でしてこい。」
「いや、押し返せば…。」
そう言いながらまた一気飲みし始めた。
「まったく。」
しばらくし、皆が酔い潰れると立ち上がった。
「そろそろグレイヴのところに行ってもいいか?」
「うぃー。」
私は菓子や酒瓶を持って皆から離れると、厩舎に向かった。
僕とサンドラは飛ばされた灯篭を眺めながらジュースやお菓子などを楽しんでいた。
「この日は無料でお高いものも食べたり飲んだりできるから最高だよ。」
「そうだね。」
「なんか浮かない顔をしてるね。どうしたんだい?何か思い悩んでることがあるなら言ってみなよ。」
「……なんだか胸騒ぎがするんだ。1週間くらい前から。」
「そうなの?」
「うん。……メラン?どうしたの?」
騎龍晶からメランが出てきた。何か様子がおかしい。すると、急に飛び出した。
「メラン!待って!」
「フリッグ!?どうしたの?」
「分かんない。」
僕とサンドラはメランを追いかけた。しばらく走り続けると、路地裏のようなところに辿り着いた。
「メラン、どうし…。」
「フリッグ?え?」
一気に血の気が引いた。
「あら、ふふ。久しぶりね。」
この気配、幹部だ。しかも4人。なんで、ここに?メランが唸っている。すると、大きな爆発音が鳴り響いた。場所は、厩舎だ。薄緑色の光と煙が高く昇っていた。まずい。皆無事だろうか。
「やっば、合図来ちゃったじゃん。」
「ここは私が引き受けよう。」
「プランと違うじゃない。」
「……できるな?」
「……分かったわよ。」
そう言うと3人は煙と共に消えた。残った1人はフクロウを象った仮面を付けていて顔はよく分からなかった。明らかに他の幹部と雰囲気が違う。リーダーか?僕は深呼吸した。
「サンドラ、皆に報告を。」
「え、でも1人じゃ…」
「頼む。大勢の人々の方が優先だ。」
「……分かった。無事でいてよ。」
サンドラは走っていった。僕は騎龍武器を出し、構えた。あいつも武器を構えた。短刀のように見える……あの形状、ファルシオンか?……ごめん……ステラ、サンドラ。
「お疲れグレイヴ。」
毎年来るんだな。
「いいじゃない。こうしてゆっくり話せるのはこういう時くらいしか無いもの。」
やれやれ。飽きないな。
「飲む?」
要らん。俺たちドラゴンには飲食必要無いだろ。
「それはそうだけど。味を共有して話の輪を広げられたらなぁって。」
まったく。
私は酒を飲みながらグレイヴとしばらく雑談した。
「そう!それでイーサンがね!……何?」
突然大きな音ともに揺れが起こった。なんだ?外を見ると、緑色の炎が燃え盛っていた。
「黒魔術……なんで?」
すると、身に覚えのある威圧感を感じ、咄嗟に隠れた。
総帥?珍しくガドルも一緒にいる。
カールした角に山羊や羊のように横に引かれた瞳孔、他のドラゴンを超える巨体。その恐ろしい風貌に別名『翠に輝く悪魔』。
辺りを見回すと、眠っていたドラゴンは目を覚まし、皆体を低くして怯えていた。
何をしにここへ?
「え……な、何を。」
あれは、ルイスのドラゴン、エクレアだ。信じ難い光景が今私の目の前で起こっていた。ガドルが……エクレアの首を噛みちぎり、殺していた。総帥は?止めないのか?なんで、ドラゴンがドラゴンを殺すなんて。
「総帥……何を、して?」
思わず前に出て言った。
おい、ステラ!
「いたのか。精鋭部隊司令官。」
「何故こんなことを?」
すると、総帥の周りに黒い煙が飛んできた。煙が晴れると、あの幹部が2人現れた。報告にあった人数と違う。まさか残りは街に?
「無知なお前に特別に教えてやろう。遥かな昔からジュンブレス王国は城も王も居ないとされてきた。だが、全て存在する。お前ら愚か者共が見つけられてなかっただけでな。そして王は…」
総帥は騎龍武器、トライデントを出して石附で地面を打った。
「この俺だ。」
血の気が一気に引くのを感じた。総帥が……邪王?何世紀も総帥として君臨し続けた存在をどう倒せと?私でさえ瞬く間に敗北したと言うのに。そしてなんで今?ずっと気を伺っていたとでも言うのか?
「殺せ。」
「「御意。」」
私は咄嗟に武器を出して抵抗した。鎧が無い代わりに動きやすいとはいえ、1発でも喰らえば致命傷だ。
ステラ。
ガドルを止めて。
しょうがない。
下手したらグレイヴは殺される。でもいい。どうせ私も殺される。なるべく時間を稼いで民や仲間を逃がさないと。
グレイヴは天井に向かってブレスを放ち、他のドラゴン達に逃げるよう指示した。あっという間に厩舎内がドラゴン達の翼で覆われた。
幹部との戦いは比較的善戦していた。邪龍を出されても普段と大して変わらない。2人を突き飛ばし、ダレスに一直線に向かった。
私の武器とダレスの武器がぶつかりあった。しかしダレスは怪力だ。簡単に私を跳ね除けた。しかも幹部からの追撃も来る。
「うっ!」
背中に激痛が走った。ダレスがエルテノ・レガーレでガドルの尻尾で突いたのだ。あいつがその力を見せるのは初めてだった。まずい、この感じは背骨が折れた。恐らく内臓も骨で刺さってる。何とか立ち上がろうとするが、ダレスが私の首を掴んで締め付けた。
喉が……潰れる。苦しい。
全身に激しい痛みが襲いかかったと思ったら身体中が黒魔術のあの緑色の光に包まれ、思わず目を瞑った。
「あがっ……あぁ!」
すると突然解放された。見ると、グレイヴがブレスを吐いた後のようだった。かなり疲弊している。それに片角が折れていた。……なんだ?さっきから視界がおかしい。目を開けているのに、左半分が、見えない。左目が痛い。それに生温い水が……血?思わず左目を抑えた。だが、そこにあるはずの物が無くなっていた。何とか立ち上がろうとするが、ダレスは容赦なく私を踏みつけにした。
「総帥決戦の時と大して変わらないなお前は。」
ダレスは私の首に武器の尖端を突きつける。グレイヴも身体中傷だらけでぐったりしていた。ここまでか。お父さん、ごめんなさい。フリッグ、ごめんね。ありがとう。
残った目をゆっくり閉じ、覚悟を決めた。
「ステラ!!」
その声にハッとした。イーサン?そうか、イーサンは覚めやすいから。
「ちっ、相変わらず鬱陶しい奴だ。ガドル!」
イーサンはレイラの機動力を頼りに幹部やガドルの攻撃を躱しながら攻める。しかしガドルに攻撃しても一切効いてなかった。
「イーサ……ダメ……。」
声がまともに出ない。喉を潰されたからだ。お願いイーサン、逃げて!私なんか放って逃げて!ガドルは……本物の、邪龍よ!
イーサンはガドルに向かった。だが、突然ガドルは身体ごと振り向き、その遠心力でハンマーのような尻尾先をレイラに叩きつけた。その衝撃で壁や床が抉れた。
「レイ……ラ!くそ!」
レイラはピクリとも動かなかった。そして間髪入れずにガドルが翼を叩きつける。これだけでも簡単に床は抉れた。振動も伝わってきてまるで巨大な地震だ。その揺れで足を取られてる隙にガドルはイーサンを翼手で掴んだ。
「さっさと殺せよ……この化け物。」
ガドルはイーサンに向かって大きく咆哮を上げた。
お願い……お願い……やめて。そんな懇願も届くはずもなく、ガドルはそのままイーサンを握り潰した。翼手から血が滲み、流れる。ガドルはまるで汚れを落とすかのように血を払った。その仕草は人間のようだった。
私はなんとか立ち上がり、ダレスに声を張上げて突っ込んだ。掠れた音しか出なかったが。だが、奴は黙って攻撃を受けるような奴では無い。背中を取っていたはずなのに一瞬で振り向き、その間に私の腹を殴り、吹っ飛ばされた。その拍子で身につけていた父の形見が外れ、思いっきり壁奥に頭を打った。ダレスがガドルに乗り、崩れゆく厩舎から飛び立つところを最後に、視界は真っ暗になった。
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