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第五十一話 捕獲
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「ゾゾォ」
うごめくゾムビー達。
それに対し――、
「準備は出来ているな?」
「ハイ!」
会話を交わす身体と隊員。
「行けえ!」
「ゆんゆんゆんゆん」
ゾムビーの動きを鈍らせる電波を送る機械が作動した。
「ゾ……ゾゾォ……」
段々と身体の自由を奪われていくゾムビー達。4体ほど居たゾムビーはあっと言う間に戦闘不能になった。
「よし! 次だ‼」
身体の指示で、隊員達は動き出す。特殊な素材の袋を持ち出し、ゾムビーの真上から被せる算段をする。
すると――、
「hey!」
遠くから外国人の声が。身体達が振り返ると、そこには武装した、十数名の在日米軍部隊が居た。
英語で話し掛けてくる。
『アイツらをどうするつもりだ⁉ アイツらに手を出すなとの上から命令があった。なぜアイツらを殺してはいけないんだ⁉』
身体が右手で米軍部隊を制止した後、英語で答える。
『一つずつ答えよう。我々狩人はヤツらを生け捕りにするつもりだ。そしてヤツらを宇宙に還す。これはそちらの国の組織、hunterでも承諾された事柄で、我々地球人とゾムビーはこれから和解の道に進む方向だ!』
『何……だと……?』
(今、settlementって聞こえたような……和解する方向にあるのを伝えているんだ……!)
(副隊長とアメ公のヤツら、何を言ってんだかさっぱりだい)
主人公と逃隠の意見は割れていた。
米軍部隊の一人は問う。
『成程、了解した。何か私達に出来ることは無いか?』
『……万が一、攻撃されそうになったら……殺さない程度に狙撃してくれ』
身体は返す。
厳重体勢の下、ゾムビー捕獲作戦が開始された。
「ゆんゆんゆんゆん」
相変わらずゾムビーの動きを鈍らせる電波は照射されていた。身体は主人公と逃隠に呼びかける。
「ツトム! サケル! いつでも攻撃できる準備をしておいてくれ」
「はい!」
「だい!」
二人はそれぞれ返す。
狩人隊員はクレーン車を用い、真上からゾムビーに特殊な素材の袋を被せていく。今回は、やや大型のゾムビーだった。
「ウィーン……ガガッ」
一体目のゾムビーに袋が被せられる。
「ゾ? ゾゾ?」
「やったか?」
身体が声を漏らす。
「ガバッ」
一体のゾムビーが袋に包まれた。
「ゾ……ゾ……」
袋の中でうごめくゾムビー。しかし袋が破られる事は無さそうに見える。
「特注品の出来は上々だったか。次だ!」
狩人部隊は次のゾムビーに目標を変える。
「ウィーン……ガガッ」
「ゾ……ゾ……」
一体目と同様にゾムビーは袋に包まれていく。
「よし! 次!」
次々とゾムビーは特殊素材の袋に包まれていった。
「ガバッ」
最後の一体が袋に包まれた。
「やった!」
主人公は歓喜した。
「次は紐をくくってゾムビーを閉じ込めるぞ!」
身体の指示の下、ゾムビー達は紐で縛られる事になる。
万が一、ゾムビーの体液が漏れ出す可能性を考慮して、特殊スーツを着た狩人隊員、逃隠、そして身体自ら、紐で縛る作業に取り掛かった。
「ふぅ……こっちは終わりだ! 他はどうだ⁉」
「こちら終了しました!」
「こちらも終わりです」
「終わりだい!」
身体が作業を終え、他の隊員に質問し、各々が返事した。
(今回は出番なし、か……。でも超能力が使える万全の調子じゃないし、仕方ないか……)
主人公は少し残念そうだった。身体が口を開く。
「よし! 終わったな。輸送部隊、これからコイツらを鹿児島へ運ぶぞ」
「‼」
「⁉」
主人公と逃隠に衝撃が走る。咄嗟に主人公が口を開く。
「鹿児島って! ……このゾムビー達を飛行機にでも乗せるんですか?」
「無論、そうだが?」
あっけらかんとした様子の身体。
「! ……(副隊長、何だかスマシさんに似て来たような?)」
思いを巡らせる主人公。
「どうして鹿児島なんデスか⁉ 副隊長‼」
逃隠が問う。身体は答える。
「鹿児島には、宇宙観測所があるからだ。そこではロケットを打ち上げる事が出来る。ロケットを用いて、コイツらを宇宙に還すんだ」
「なるほど! ガッテンだい‼」
「……」
大声で答える逃隠に、無言の主人公。主人公は何か思う事がある様だ。
(この前はアメリカからロケットを飛ばしたけれど、日本にもロケットを飛ばす施設は存在するんだ……。続く宇宙開発……やっぱり人間は地球を捨てて、宇宙に滞在できる星を探すのだろうか……)
周囲はゾムビーを輸送する準備をする中、主人公に長い沈黙が続いた。
「ツトム!」
「!」
振り返ると、そこには身体が居た。
「副隊長……」
「これから鹿児島まで着いて行って、ゾムビー達がどうなるか見届けないか? ゾムビー達が宇宙に還れるか気になるだろう?」
「は、はい! 行きます!」
「俺も行くんだい‼」
身体と主人公、逃隠の三人は、鹿児島へ行く事となった。
鹿児島、宇宙観測所――、
「わぁ」
大型のロケットを見上げる主人公。
「おっきいんだい」
逃隠もロケットを見て興奮していた。
「今回使用するのはこれじゃあないぞ」
身体が声を掛ける。
「!」
「あちらだ」
身体の指差す方向には、人がぎりぎり6人は入れるほどの小型のロケットがあった。
「Boo! こんなちっこいのじゃあダメだい」
ブーたれる逃隠。
「まぁ待てサケル。今回、ロケットは宇宙に飛ばすだけで、帰りの算段や燃料が要らないんだ。だからこの小型のロケットを使うんだ」
「! 副隊長……」
身体の言葉で何かに気が付いた主人公は口を開く。
「ロケットは、飛ばされた後、どうなるんですか? そのまま、宇宙に放り出されたままなんですか?」
「……」
暫くの間、身体は口を閉ざした。
そして数秒後、口を開く。
「その通りだ、宇宙に置き去りとなる」
「‼」
主人公は驚愕した。
「それって、問題じゃないんですか⁉ 宇宙に置き去りって⁉」
「宇宙ゴミ、スペースデブリと言う物を知っているか?」
主人公の言葉を遮る様に身体は言葉を発した。
「い……いいえ……」
身体は続ける。
「文字通り、宇宙開発によって生まれた、宇宙にあるゴミだ。それらは元は人工衛星だったり、衛星などの打ち上げに使われたロケット本体や、多段ロケットの切り離しなどによって生じた破片等、様々ある。近年でも宇宙開発によって年々増え続け、対策が必要になってきている」
「そ……そんなものが……」
「だい……」
驚きを隠せずにいる主人公と逃隠。
「今回のロケットも、作戦遂行後は例に倣ってスペースデブリと化すだろう。ゾムビーの親玉にでも溶かしてもらえれば良いのだがな。ハハ、おっと今のは冗談だ」
身体の言葉をよそに考え込む主人公。
(まただ……また人間は地球の自然や宇宙の空間さえも破壊し汚して、侵略して行く……ゾムビーの親玉が言ってるコトも、もっともなのかも知れない)
「そろそろ打ち上げだ」
「!」
身体の言葉で、顔を上げる主人公。
「ゴゴゴゴゴゴゴゴ」
地響きがするような爆音と共にロケットが打ち上げられた。
「ゾムビーが……宇宙へ還って行く……」
主人公は、何か思う事がある様だった。
「よし! ロケットの発射も見届けた事だし、K県へ帰るぞ」
身体が主人公達を連れて帰ろうとした時――、
『ヨクヤッテクレタ……』
主人公達の頭に、謎の声が響く。
「あ……アイツだ……!」
うごめくゾムビー達。
それに対し――、
「準備は出来ているな?」
「ハイ!」
会話を交わす身体と隊員。
「行けえ!」
「ゆんゆんゆんゆん」
ゾムビーの動きを鈍らせる電波を送る機械が作動した。
「ゾ……ゾゾォ……」
段々と身体の自由を奪われていくゾムビー達。4体ほど居たゾムビーはあっと言う間に戦闘不能になった。
「よし! 次だ‼」
身体の指示で、隊員達は動き出す。特殊な素材の袋を持ち出し、ゾムビーの真上から被せる算段をする。
すると――、
「hey!」
遠くから外国人の声が。身体達が振り返ると、そこには武装した、十数名の在日米軍部隊が居た。
英語で話し掛けてくる。
『アイツらをどうするつもりだ⁉ アイツらに手を出すなとの上から命令があった。なぜアイツらを殺してはいけないんだ⁉』
身体が右手で米軍部隊を制止した後、英語で答える。
『一つずつ答えよう。我々狩人はヤツらを生け捕りにするつもりだ。そしてヤツらを宇宙に還す。これはそちらの国の組織、hunterでも承諾された事柄で、我々地球人とゾムビーはこれから和解の道に進む方向だ!』
『何……だと……?』
(今、settlementって聞こえたような……和解する方向にあるのを伝えているんだ……!)
(副隊長とアメ公のヤツら、何を言ってんだかさっぱりだい)
主人公と逃隠の意見は割れていた。
米軍部隊の一人は問う。
『成程、了解した。何か私達に出来ることは無いか?』
『……万が一、攻撃されそうになったら……殺さない程度に狙撃してくれ』
身体は返す。
厳重体勢の下、ゾムビー捕獲作戦が開始された。
「ゆんゆんゆんゆん」
相変わらずゾムビーの動きを鈍らせる電波は照射されていた。身体は主人公と逃隠に呼びかける。
「ツトム! サケル! いつでも攻撃できる準備をしておいてくれ」
「はい!」
「だい!」
二人はそれぞれ返す。
狩人隊員はクレーン車を用い、真上からゾムビーに特殊な素材の袋を被せていく。今回は、やや大型のゾムビーだった。
「ウィーン……ガガッ」
一体目のゾムビーに袋が被せられる。
「ゾ? ゾゾ?」
「やったか?」
身体が声を漏らす。
「ガバッ」
一体のゾムビーが袋に包まれた。
「ゾ……ゾ……」
袋の中でうごめくゾムビー。しかし袋が破られる事は無さそうに見える。
「特注品の出来は上々だったか。次だ!」
狩人部隊は次のゾムビーに目標を変える。
「ウィーン……ガガッ」
「ゾ……ゾ……」
一体目と同様にゾムビーは袋に包まれていく。
「よし! 次!」
次々とゾムビーは特殊素材の袋に包まれていった。
「ガバッ」
最後の一体が袋に包まれた。
「やった!」
主人公は歓喜した。
「次は紐をくくってゾムビーを閉じ込めるぞ!」
身体の指示の下、ゾムビー達は紐で縛られる事になる。
万が一、ゾムビーの体液が漏れ出す可能性を考慮して、特殊スーツを着た狩人隊員、逃隠、そして身体自ら、紐で縛る作業に取り掛かった。
「ふぅ……こっちは終わりだ! 他はどうだ⁉」
「こちら終了しました!」
「こちらも終わりです」
「終わりだい!」
身体が作業を終え、他の隊員に質問し、各々が返事した。
(今回は出番なし、か……。でも超能力が使える万全の調子じゃないし、仕方ないか……)
主人公は少し残念そうだった。身体が口を開く。
「よし! 終わったな。輸送部隊、これからコイツらを鹿児島へ運ぶぞ」
「‼」
「⁉」
主人公と逃隠に衝撃が走る。咄嗟に主人公が口を開く。
「鹿児島って! ……このゾムビー達を飛行機にでも乗せるんですか?」
「無論、そうだが?」
あっけらかんとした様子の身体。
「! ……(副隊長、何だかスマシさんに似て来たような?)」
思いを巡らせる主人公。
「どうして鹿児島なんデスか⁉ 副隊長‼」
逃隠が問う。身体は答える。
「鹿児島には、宇宙観測所があるからだ。そこではロケットを打ち上げる事が出来る。ロケットを用いて、コイツらを宇宙に還すんだ」
「なるほど! ガッテンだい‼」
「……」
大声で答える逃隠に、無言の主人公。主人公は何か思う事がある様だ。
(この前はアメリカからロケットを飛ばしたけれど、日本にもロケットを飛ばす施設は存在するんだ……。続く宇宙開発……やっぱり人間は地球を捨てて、宇宙に滞在できる星を探すのだろうか……)
周囲はゾムビーを輸送する準備をする中、主人公に長い沈黙が続いた。
「ツトム!」
「!」
振り返ると、そこには身体が居た。
「副隊長……」
「これから鹿児島まで着いて行って、ゾムビー達がどうなるか見届けないか? ゾムビー達が宇宙に還れるか気になるだろう?」
「は、はい! 行きます!」
「俺も行くんだい‼」
身体と主人公、逃隠の三人は、鹿児島へ行く事となった。
鹿児島、宇宙観測所――、
「わぁ」
大型のロケットを見上げる主人公。
「おっきいんだい」
逃隠もロケットを見て興奮していた。
「今回使用するのはこれじゃあないぞ」
身体が声を掛ける。
「!」
「あちらだ」
身体の指差す方向には、人がぎりぎり6人は入れるほどの小型のロケットがあった。
「Boo! こんなちっこいのじゃあダメだい」
ブーたれる逃隠。
「まぁ待てサケル。今回、ロケットは宇宙に飛ばすだけで、帰りの算段や燃料が要らないんだ。だからこの小型のロケットを使うんだ」
「! 副隊長……」
身体の言葉で何かに気が付いた主人公は口を開く。
「ロケットは、飛ばされた後、どうなるんですか? そのまま、宇宙に放り出されたままなんですか?」
「……」
暫くの間、身体は口を閉ざした。
そして数秒後、口を開く。
「その通りだ、宇宙に置き去りとなる」
「‼」
主人公は驚愕した。
「それって、問題じゃないんですか⁉ 宇宙に置き去りって⁉」
「宇宙ゴミ、スペースデブリと言う物を知っているか?」
主人公の言葉を遮る様に身体は言葉を発した。
「い……いいえ……」
身体は続ける。
「文字通り、宇宙開発によって生まれた、宇宙にあるゴミだ。それらは元は人工衛星だったり、衛星などの打ち上げに使われたロケット本体や、多段ロケットの切り離しなどによって生じた破片等、様々ある。近年でも宇宙開発によって年々増え続け、対策が必要になってきている」
「そ……そんなものが……」
「だい……」
驚きを隠せずにいる主人公と逃隠。
「今回のロケットも、作戦遂行後は例に倣ってスペースデブリと化すだろう。ゾムビーの親玉にでも溶かしてもらえれば良いのだがな。ハハ、おっと今のは冗談だ」
身体の言葉をよそに考え込む主人公。
(まただ……また人間は地球の自然や宇宙の空間さえも破壊し汚して、侵略して行く……ゾムビーの親玉が言ってるコトも、もっともなのかも知れない)
「そろそろ打ち上げだ」
「!」
身体の言葉で、顔を上げる主人公。
「ゴゴゴゴゴゴゴゴ」
地響きがするような爆音と共にロケットが打ち上げられた。
「ゾムビーが……宇宙へ還って行く……」
主人公は、何か思う事がある様だった。
「よし! ロケットの発射も見届けた事だし、K県へ帰るぞ」
身体が主人公達を連れて帰ろうとした時――、
『ヨクヤッテクレタ……』
主人公達の頭に、謎の声が響く。
「あ……アイツだ……!」
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