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第26話 ガチャ沼
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「私には使えないみたいです。いきなりですけど樋渡さんに使ってみても良いですか?」
「仕方ないなあ。男は度胸、女も度胸。どんと来い。」
「じゃあ使いますよ。……ん?…あれ?」
「ステータス見ても何も変わってないみたいだけど。」
「何もスキルが得られないハズレがあるんですね。当たりが超低確率だと荒んだ気分になりそうです。」
「どうします?何かスキルが得られるまでやってみます?」
「まあ、ポイントに余裕があるので試してみましょうか。」
結局、四回目にしてスキルを獲得することに成功した。
しかも得られたスキルは「溜息」と非常に微妙なものだった。
「多田さん、これってどんな時に使えばいいんですかね。」
「さあ、何とも言えませんが「今」かもしれないですね。」
スキルガチャでスキルが得られる確率は今のところ25%、得られるスキルも運次第みたいで使い続けるかは微妙なところだ。
はぁ。
まだまだポイントがあるのでさらにスキルガチャを使おうとしたのだが、樋渡さんに使えなくなっていた。
もしかしてスキルを二つ持っている人にはこのスキルガチャは使えないのかもしれない。
だとすれば射撃と異次元収納を持っている私に使えなかったのも納得がいく。
「モルモットになった恩恵が「溜息」ひとつかぁ。悔しいですっ。」
「仕方ないですね。スキルを消せたりできるようになればいいんですけどね。それか三つ目のスキルを得られるガチャが交換できるようになるといいんですけど。」
交換してしまったスキルガチャはキャンセルできないみたいなので、とりあえず白面に使ってしまうがスキルを得ることはなかった。
一応、白面をスキル二つ持ちにさせて、同じようにスキルガチャが使えなくなるかを確かめてみることにした。
結局、三回目の使用で白面に二つ目のスキル「影縫」をつけることができた。
なんか使えそうな名前のスキルではあるが、所持者がメンフクロウではどう使わせればいいのか困ったものだ。
帰ったら白面とスキルの使用についてコミュニケーションしてみよう。
まずは、これでスキルガチャが白面に使えなくなっているかを確認してみる。
案の定、使えなくなっていたのでやはりこのガチャは三つ目のスキル獲得には使えないようだ。
紋吉に使うとスキルを獲得することはなかったが、思ってもいなかった「天の声」が響く。
『条件を満たしたので、ポイント交換の一覧にスキルガチャ改が追加されます。』
「はい?」
ポイント交換を確認してみるとスキルガチャ改があった。
スキルガチャを八回使用した時に追加されたので中途半端な数字ではあるが、それが条件の一つには考えられそうだ。
あるいは使用対象が三人ということが条件とも考えられる。
しかし、名前がスキルガチャ改ってなんだかな。
必要ポイントは10,000。
どうせ、はずれありだと思うとちょっと躊躇ってしまう量だな。
今のポイント残高が17,000ぐらいなので一度は使えるけど、別に今じゃなくていいかな。
ということでスキルガチャ改の使用を今は見送ることにした。
ポイントをもっと大量に稼ぐには獣人賃貸以外にも狩場を増やさないとだね。
ということで、隣の三階建てアパートの様子を伺いに行ってみることにした。
「ここは、元々管理人もいないようなところみたいですね。ということは、魔物化にまっしぐら、ですかね。」
「だと思います。樋渡さんは安全が確認できるまで、ここで待っていてください。」
「じゃあ、「溜息」して待ってます。」
注意深く様子を伺いながら建物の一階に足を踏み入れる。
この物件は内階段を中心に各階四部屋ある造りになっていた。
一階の部屋の呼び鈴を一通り鳴らしてみるがどの部屋も反応がない。
意を決して一つのドアに手をかけると、獣人賃貸で何回も経験した鍵の開く感じがした。
ドアを用心深く小さく開けて中を確認すると、鱗っぽい皮膚の怪物が部屋の隅にいた。
よく見ると、蜥蜴みたいな爬虫類のようだ。
うん、爬虫類が苦手ってわけでもないけど、別に得意でもないので獣人よりちょっとおどろおどろしい感じが強い。
一階の他の部屋にも同じように蜥蜴人が一人ずついることを確認すると、一旦外に出て樋渡さんに情報を共有しておく。
「へぇ、お隣とは違うんですね。人間が怪物になると全部獣人ってわけでもないんですね。」
「もしかしたら何か規則性があるのかもしれないですけど、サンプルが二つだけでは何とも言えないですね。それで建物の造りがガーゴイルの設置には不向きなのでどうしようかなと思ったところでして。」
「いっそのこと数の効率は考えずに生き返ったら即やっちゃうようにしちゃえばいいんじゃないですか。」
それもそうか。別に近所には怪物化してるところはいくらでもあることだろう。
ということで、蜥蜴賃貸は各階半分の死体を捕獲して駒にしてしまうと生き残りの蜥蜴人の部屋の中にガーゴイルを設置してリスポーンしたそばからお亡くなりになっていただくようにした。
ついでに獣人賃貸の五階と六階も無限ループにしておいたので、この時点でポイント獲得は一時間辺り二万ポイントを超えた感じだ。
さらにチラシ男が二人ほどミミックの餌食になって駒の数も増えている。
私たちがより良いスキルを得るために更なる狩場を作るとしようか。
「仕方ないなあ。男は度胸、女も度胸。どんと来い。」
「じゃあ使いますよ。……ん?…あれ?」
「ステータス見ても何も変わってないみたいだけど。」
「何もスキルが得られないハズレがあるんですね。当たりが超低確率だと荒んだ気分になりそうです。」
「どうします?何かスキルが得られるまでやってみます?」
「まあ、ポイントに余裕があるので試してみましょうか。」
結局、四回目にしてスキルを獲得することに成功した。
しかも得られたスキルは「溜息」と非常に微妙なものだった。
「多田さん、これってどんな時に使えばいいんですかね。」
「さあ、何とも言えませんが「今」かもしれないですね。」
スキルガチャでスキルが得られる確率は今のところ25%、得られるスキルも運次第みたいで使い続けるかは微妙なところだ。
はぁ。
まだまだポイントがあるのでさらにスキルガチャを使おうとしたのだが、樋渡さんに使えなくなっていた。
もしかしてスキルを二つ持っている人にはこのスキルガチャは使えないのかもしれない。
だとすれば射撃と異次元収納を持っている私に使えなかったのも納得がいく。
「モルモットになった恩恵が「溜息」ひとつかぁ。悔しいですっ。」
「仕方ないですね。スキルを消せたりできるようになればいいんですけどね。それか三つ目のスキルを得られるガチャが交換できるようになるといいんですけど。」
交換してしまったスキルガチャはキャンセルできないみたいなので、とりあえず白面に使ってしまうがスキルを得ることはなかった。
一応、白面をスキル二つ持ちにさせて、同じようにスキルガチャが使えなくなるかを確かめてみることにした。
結局、三回目の使用で白面に二つ目のスキル「影縫」をつけることができた。
なんか使えそうな名前のスキルではあるが、所持者がメンフクロウではどう使わせればいいのか困ったものだ。
帰ったら白面とスキルの使用についてコミュニケーションしてみよう。
まずは、これでスキルガチャが白面に使えなくなっているかを確認してみる。
案の定、使えなくなっていたのでやはりこのガチャは三つ目のスキル獲得には使えないようだ。
紋吉に使うとスキルを獲得することはなかったが、思ってもいなかった「天の声」が響く。
『条件を満たしたので、ポイント交換の一覧にスキルガチャ改が追加されます。』
「はい?」
ポイント交換を確認してみるとスキルガチャ改があった。
スキルガチャを八回使用した時に追加されたので中途半端な数字ではあるが、それが条件の一つには考えられそうだ。
あるいは使用対象が三人ということが条件とも考えられる。
しかし、名前がスキルガチャ改ってなんだかな。
必要ポイントは10,000。
どうせ、はずれありだと思うとちょっと躊躇ってしまう量だな。
今のポイント残高が17,000ぐらいなので一度は使えるけど、別に今じゃなくていいかな。
ということでスキルガチャ改の使用を今は見送ることにした。
ポイントをもっと大量に稼ぐには獣人賃貸以外にも狩場を増やさないとだね。
ということで、隣の三階建てアパートの様子を伺いに行ってみることにした。
「ここは、元々管理人もいないようなところみたいですね。ということは、魔物化にまっしぐら、ですかね。」
「だと思います。樋渡さんは安全が確認できるまで、ここで待っていてください。」
「じゃあ、「溜息」して待ってます。」
注意深く様子を伺いながら建物の一階に足を踏み入れる。
この物件は内階段を中心に各階四部屋ある造りになっていた。
一階の部屋の呼び鈴を一通り鳴らしてみるがどの部屋も反応がない。
意を決して一つのドアに手をかけると、獣人賃貸で何回も経験した鍵の開く感じがした。
ドアを用心深く小さく開けて中を確認すると、鱗っぽい皮膚の怪物が部屋の隅にいた。
よく見ると、蜥蜴みたいな爬虫類のようだ。
うん、爬虫類が苦手ってわけでもないけど、別に得意でもないので獣人よりちょっとおどろおどろしい感じが強い。
一階の他の部屋にも同じように蜥蜴人が一人ずついることを確認すると、一旦外に出て樋渡さんに情報を共有しておく。
「へぇ、お隣とは違うんですね。人間が怪物になると全部獣人ってわけでもないんですね。」
「もしかしたら何か規則性があるのかもしれないですけど、サンプルが二つだけでは何とも言えないですね。それで建物の造りがガーゴイルの設置には不向きなのでどうしようかなと思ったところでして。」
「いっそのこと数の効率は考えずに生き返ったら即やっちゃうようにしちゃえばいいんじゃないですか。」
それもそうか。別に近所には怪物化してるところはいくらでもあることだろう。
ということで、蜥蜴賃貸は各階半分の死体を捕獲して駒にしてしまうと生き残りの蜥蜴人の部屋の中にガーゴイルを設置してリスポーンしたそばからお亡くなりになっていただくようにした。
ついでに獣人賃貸の五階と六階も無限ループにしておいたので、この時点でポイント獲得は一時間辺り二万ポイントを超えた感じだ。
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私たちがより良いスキルを得るために更なる狩場を作るとしようか。
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