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松の内
13.
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「……嬉しくて死にそうです」
「……?」
「というより……爆発しそうです…… 」
「爆は…… ん……っ」
性急に唇を重ねられた。噛みつかれるように、激しく。そのまま、皮張りのソファに押し倒された。
「ん…… んう、ん…… っ」
挿し入れられた舌は、先ほど振る舞われたお神酒の味がした。そこに浸み込んでいる酒を吸い取るように、無意識にその舌を吸う。薄く目を開けたタイミングが同時で、その瞼が嬉しそうに細められるのを見て、津田の身体の奥から甘い快感が沸き上がった。
覆いかぶさった乾の身体が熱い。スラックスの前を押し上げる圧倒的な熱が、津田の腰骨にぐいぐいと押し付けられていた。
「ちょ、ここ、会社…… 」
唇が離れた隙にかろうじてそう言うと、乾は熱を帯びて潤んだ目で、明日、と呟いた。
「空けてくれてますよね?」
「…… え?」
明日の土曜日は、もともと一緒に出掛ける約束をしていた。ちょっと遅い初詣に行こうと、乾に誘われていたのだ。でもそれは、律も一緒にという話だったはずで。
しかも。
「でも…… 発情期じゃ…… 」
「分かってます」
乾は唾液で濡れた唇をチュッと一度押しつけると、ごく至近距離から津田を見つめた。
「できれば、はじめは発情期じゃない時に…… したいんです。わけ分かんなくなって、フェロモンに流されるようなのじゃなくて、ちゃんと、全部…… 覚えておきたいので」
大切にしようと思ってくれているのだ。その気持ちに、胸が熱くなった。
「発情期じゃないΩなんか、ただの…… 男だけど…… 」
そう言うと、乾はふっと息を漏らして苦笑した。
「津田さんはホントに、分からない人ですね。俺はΩを抱きたいんじゃなくて、ただの津田さんを抱きたいんですよ」
恥ずかしくて照れくさくて、顔を逸らしたかったのに。それを許さない乾の唇が、いつまでも津田の口腔を貪り、離さなかった。
「……?」
「というより……爆発しそうです…… 」
「爆は…… ん……っ」
性急に唇を重ねられた。噛みつかれるように、激しく。そのまま、皮張りのソファに押し倒された。
「ん…… んう、ん…… っ」
挿し入れられた舌は、先ほど振る舞われたお神酒の味がした。そこに浸み込んでいる酒を吸い取るように、無意識にその舌を吸う。薄く目を開けたタイミングが同時で、その瞼が嬉しそうに細められるのを見て、津田の身体の奥から甘い快感が沸き上がった。
覆いかぶさった乾の身体が熱い。スラックスの前を押し上げる圧倒的な熱が、津田の腰骨にぐいぐいと押し付けられていた。
「ちょ、ここ、会社…… 」
唇が離れた隙にかろうじてそう言うと、乾は熱を帯びて潤んだ目で、明日、と呟いた。
「空けてくれてますよね?」
「…… え?」
明日の土曜日は、もともと一緒に出掛ける約束をしていた。ちょっと遅い初詣に行こうと、乾に誘われていたのだ。でもそれは、律も一緒にという話だったはずで。
しかも。
「でも…… 発情期じゃ…… 」
「分かってます」
乾は唾液で濡れた唇をチュッと一度押しつけると、ごく至近距離から津田を見つめた。
「できれば、はじめは発情期じゃない時に…… したいんです。わけ分かんなくなって、フェロモンに流されるようなのじゃなくて、ちゃんと、全部…… 覚えておきたいので」
大切にしようと思ってくれているのだ。その気持ちに、胸が熱くなった。
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そう言うと、乾はふっと息を漏らして苦笑した。
「津田さんはホントに、分からない人ですね。俺はΩを抱きたいんじゃなくて、ただの津田さんを抱きたいんですよ」
恥ずかしくて照れくさくて、顔を逸らしたかったのに。それを許さない乾の唇が、いつまでも津田の口腔を貪り、離さなかった。
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