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約束
5.
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津田は意地悪を言った乾を睨んだが、その目は欲に濡れている。短い言葉も吐息混じりで苦しげだ。
後孔を撫でる指が、溢れ出てくる愛液に第二関節まで濡れた。強い刺激を与えているわけではないのに、津田は小刻みに喘いで身体を痙攣させている。乾がそばにいるだけで、ただ触れているだけでも、彼の発情が加速していくのが分かった。
「あ、あぅ、んん…… 」
津田は頭を支えているのもつらくなったのか、乾の肩に頬を乗せて短い呼吸を繰り返す。そのむき出しのうなじから、疑いようもなく濃いフェロモンの匂いがした。
鼻腔から脳に入り、酩酊させるような甘い香り。先月の失態が頭をよぎり、乾はゴクリと喉を鳴らした。気を抜いたらまた、自我を失ってしまうかもしれない。津田の鮮血の味が喉に蘇り、グッと奥歯を噛みしめる。彼のうなじには、生々しい歯型とひきつれたような縫い痕がくっきり見えていた。
(俺の歯型…… 俺の番…… )
乾は目の前にある噛み痕に、そっと舌を這わせた。舌に触れる傷の膨らみに、罪の意識よりも強く、安堵を覚える。舌先で凹凸をなぞると、津田が熱い息とともに喘ぎ、しがみついてスウェットの背中に爪を立てた。
(俺だけの津田さん…… )
うなじに唇をつけたまま、彼の身体をゆっくりと仰向けに倒す。侵入していた右手で彼のズボンを下着ごと脱がすと、露わになった津田の性器は硬く張りつめ、後ろと同じように自らの透明な体液に濡れていた。
手では触れずに視線だけで愛でると、それは誘うように亀頭をもたげ、ふるふると揺れた。目を細めた乾に気づいた津田が、恥ずかしそうに顔を逸らす。その小さな動きで、乾の鼻先に番の甘い香りがブワッと舞い上がった。
後孔を撫でる指が、溢れ出てくる愛液に第二関節まで濡れた。強い刺激を与えているわけではないのに、津田は小刻みに喘いで身体を痙攣させている。乾がそばにいるだけで、ただ触れているだけでも、彼の発情が加速していくのが分かった。
「あ、あぅ、んん…… 」
津田は頭を支えているのもつらくなったのか、乾の肩に頬を乗せて短い呼吸を繰り返す。そのむき出しのうなじから、疑いようもなく濃いフェロモンの匂いがした。
鼻腔から脳に入り、酩酊させるような甘い香り。先月の失態が頭をよぎり、乾はゴクリと喉を鳴らした。気を抜いたらまた、自我を失ってしまうかもしれない。津田の鮮血の味が喉に蘇り、グッと奥歯を噛みしめる。彼のうなじには、生々しい歯型とひきつれたような縫い痕がくっきり見えていた。
(俺の歯型…… 俺の番…… )
乾は目の前にある噛み痕に、そっと舌を這わせた。舌に触れる傷の膨らみに、罪の意識よりも強く、安堵を覚える。舌先で凹凸をなぞると、津田が熱い息とともに喘ぎ、しがみついてスウェットの背中に爪を立てた。
(俺だけの津田さん…… )
うなじに唇をつけたまま、彼の身体をゆっくりと仰向けに倒す。侵入していた右手で彼のズボンを下着ごと脱がすと、露わになった津田の性器は硬く張りつめ、後ろと同じように自らの透明な体液に濡れていた。
手では触れずに視線だけで愛でると、それは誘うように亀頭をもたげ、ふるふると揺れた。目を細めた乾に気づいた津田が、恥ずかしそうに顔を逸らす。その小さな動きで、乾の鼻先に番の甘い香りがブワッと舞い上がった。
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