人って陰口を言わないと生きていけないのかも

月澄狸

文字の大きさ
1 / 1

コソコソコソ

 職場の人の陰口が、仕事できない私にはキツいです。じわじわこちらを責められている感じがして。
 聞いたこともないことを、「当然のルール」「みんな守らない」みたいにおっしゃっていたり。

 優しく「これってこうですよ」とみんなに説明することもできるのに、発信しないで黙っておいて、後でコソコソ文句だなんて。多くの人に知ってもらいたいことがあるなら、仕事のラインで書くなり、朝礼でそれぞれ言いたいことを言う時間をもうけるなり、やりようはあるのでは。

 けどなんか「より良くしたい」より、感情……怒り、鬱憤、疲れが先にくる感じ。
 大人ってそうなんですよね……いや、子どももか。

 で、あれこれ言われて、それを守ろうとしても私、仕事が遅くて……。「この忙しいのに何してんの!」ってなり続けるくらいならと、細かい作業はスルーし、こっそり他の人に任せています。ちょっと作業を飛ばしたり。
 ただでさえ遅いと言われる私があれもこれもやって、さらに遅くなったら、もうクビでしょう。申し訳ないけど、できる人がやってください……。

 陰口叩く人に対し、「言いたいことがあるならハッキリ言ってください!」などと言う勇気もなし。「だったら言わせてもらいますけどね!」と集中砲火を浴びた日には、倒れてしまいます。聞いても前述の通り実行できないし。

 で、陰口が嫌だの言いつつ、こうして陰口を書く私。
 ますます矛盾が深まり、心が汚れていく……。私だってこんな、仕事できなくて鳴かず飛ばずで、性格も悪い落ちこぼれでいたいわけじゃないけど……。
 今の職場はこれでも多分随分甘いし、ここから逃げ出したって、私には何もありません。

 で、文句言っている人の方が仕事できるし、トータルで見て正論だと思います。真面目に平等に仕事したいだけだろうし……。
 あー、落ちこぼれは辛いなぁ。

 陰口の陰口言ってないで、私ができる人になって、あっちもこっちも仕事任されて、新人さんにも教えて、難しいことをこなして、責任も負って、忙しくて疲れて、せっかく教えた人も辞めていったり要領が悪かったり、さらに、できる人もできない人もそんなに給料変わらない……その中で、「みんなに優しく接する」ってことを、やれるもんならやってみたら良いんですよね。
 できる人や、上に立つ人、頼りにされるベテランさんは大変。愚痴りたくもなるのでしょう。

 うん、仕方ない。耐えるのみ。できない人間は人生辛いけど、できる人、真面目な人もきっと辛い。
 人生って面倒ですね。


感想 0

この作品の感想を投稿する

あなたにおすすめの小説

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

百合ランジェリーカフェにようこそ!

楠富 つかさ
青春
 主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?  ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!! ※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。 表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。

熟女教師に何度も迫られて…

じゅ〜ん
エッセイ・ノンフィクション
二度と味わえない体験をした実話中心のショート・ショート集です

同じアパートに住む年上未亡人美女は甘すぎる。

ピコサイクス
青春
大学生の翔太は、一人暮らしを始めたばかり。 真下の階に住むのは、落ち着いた色気と優しさを併せ持つ大人の女性・水無瀬紗夜。 引っ越しの挨拶で出会った瞬間、翔太は心を奪われてしまう。 偶然にもアルバイト先のスーパーで再会した彼女は、翔太をすぐに採用し、温かく仕事を教えてくれる存在だった。 ある日の仕事帰り、ふたりで過ごす時間が増えていき――そして気づけば紗夜の部屋でご飯をご馳走になるほど親密に。 優しくて穏やかで――その色気に触れるたび、翔太の心は揺れていく。 大人の女性と大学生、甘くちょっぴり刺激的な同居生活(?)がはじまる。

一夜の過ちで懐妊したら、幼なじみの冷酷皇帝に溺愛されました

由香
恋愛
没落貴族の娘・柳月鈴は、宮廷で医官見習いとして働いていた。 ある夜、皇帝即位の宴で酒に酔い、幼なじみだった皇帝・李景珩と再会する。 遠い存在になったはずの彼。 けれど、その夜をきっかけに月鈴の運命は大きく動き出す。 冷酷と恐れられる皇帝が、なぜか彼女だけには甘すぎて――。

カクヨムでアカウント抹消されました。

たかつき
エッセイ・ノンフィクション
カクヨムでアカウント抹消された話。

夫婦交換

山田森湖
恋愛
好奇心から始まった一週間の“夫婦交換”。そこで出会った新鮮なときめき

冤罪で辺境に幽閉された第4王子

satomi
ファンタジー
主人公・アンドリュート=ラルラは冤罪で辺境に幽閉されることになったわけだが…。 「辺境に幽閉とは、辺境で生きている人間を何だと思っているんだ!辺境は不要な人間を送る場所じゃない!」と、辺境伯は怒っているし当然のことだろう。元から辺境で暮している方々は決して不要な方ではないし、‘辺境に幽閉’というのはなんとも辺境に暮らしている方々にしてみれば、喧嘩売ってんの?となる。 辺境伯の娘さんと婚約という話だから辺境伯の主人公へのあたりも結構なものだけど、娘さんは美人だから万事OK。