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バードコール
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いつも気にかけてくださっているフォロワー様には、「そんな無理して気遣って、私の投稿見ようとしなくて良いですよ。お疲れでしょう。私の投稿見る時間があるなら寝てください」と言いたい。
私のことを屁とも思っていない人には、「この時間ドロボーが!」と言いたい。
なのにいつも、気を使ってくださる人にばかりプレッシャーを与え、私のことを屁とも思わない人にはノーダメージな気がします。
そりゃそうです。屁とも思っていない人は、自動ツールでも使っているか、無差別にいいね連打して回っているだけで、私の投稿を見ていないでしょうから。
あー……。
「マンガばっかり読んでないで勉強しなさい!」「もうゲームはおしまい!」と言われても読みたいマンガ、やりたいゲーム。そんな風に熱狂的に(?)求められる作品が羨ましいです。
自分の作品で、麻薬のように人々を溺れさせたい。人に時間を忘れさせ没頭させてしまう、その域にまで達することで社会問題を引き起こし、そこに何らかの罪があるのかもしれなくても。社会現象になるくらいに化かしてみたい。
バードコールを鳴らし続け、鳥の気を引くと、野鳥が卵や雛の世話を忘れてしまう可能性があるから、バードコールを無闇に鳴らしてはいけないそうです。
それでも私は人の気を引きたい。人の気を引くことで、人が実生活をおろそかにしてしまうのかもしれなくても。
ギャンブルのように金を注がれたい。そこまでハマってしまった人の人生や時間配分がどうなるか? どういう影響を与えてしまうか? なんて考えもせず、ただ人気と金が欲しいだけ。
名声はいらないです。隠れ蓑に隠れていたい。私じゃなく作品が注目されれば良いはずです。
一個人など、注目されたら厄介。注目には善意や好意ばかりは集まらないだろうから。なんの負い目もなくいつでもオープンになれるような、出来た人間じゃないから。
私自身が目立つ必要はない。作品を盾にして攻撃を和らげたい、ダメな作者です。
ただ、ちょっとは人恋しい。作品だけでなく私とも話してほしい。でも作品を無視して私にだけ、それも私という個人にさほど興味がないのに、「誰でも良いや」みたいな感じで話しかけられるのは嫌。
勧誘しないでほしい。意見を押し付けないでほしい。「誰でも良い」ことに私を誘わないでほしい。「一人ぼっちになりたくない」なんて浅い理由で私の時間を奪わないでほしい。ただ友達が欲しいだけなら、他の人を選んで。私は私のファンが欲しい。
なんて、どこまでが作品で、どこからが自分なんだか。やはり矛盾しています。
この感情、屁理屈の数値が刻一刻と変動することにも困ります。私も、誰でも良いから話したいのかも。
私の作品なんて、砂糖と塩を間違えた、焦げた手作りクッキーのようなものかもしれません。それを「まずいと言わないで!」と叫びながら押し付けて回るものだから、優しい人が「美味しい、美味しい」と言ってくれる。
「美味しい」以外のことを言わせない、「言ったら訴えるよ」くらいの脅迫じみた空気を出すもんだから、みんな「美味しい」としか言えない。
素人防御しかできないこのやり方が切ないけれど、「まずい」とか「飽きた」とか「食べたくない」とか言われたくないのです。どうしても。
まずは雨の音のように、すべての意見を聞き流す練習をすれば良いのかも。
何を言われても、馬耳東風。受け入れようだとか、受け入れられないだとか、改善・上達しないといけないとか、何か思うから苦しくなるのです。
「下手」とか「つまらない」と言う人だって、明日には私がプロ級の腕前になっていることなど、別に期待してもいないでしょう。
ただ思ったことを言うだけ。成長に必要なのはその正直さ、か……。
すみません、今はやっぱ無理です。数多の批判を柳のように受け流す度胸がありません。ましてや成長のために耳を傾ける器など……。
別に「自分自身の表現」とかではない、雇われの身である「仕事」でさえ。
私が後輩さんに「こうじゃないんです」「こうすると、こうなってしまうんで」と言うと、みんな一瞬怯むというか、怯えるような表情をする気がします。「分かりました」と言った直後に、「覚えることいっぱいで、すぐ忘れてしまって……」などと弁解したそうにするような。
その気持ち、すごく分かります。何であれ、注意されたら自分自身を否定されたように怖くなります。
私自身がそう思うから、「みんなも同じように思っている」ように見えているだけかもしれませんが。
特に自分がまだ職場で馴染めていない後輩であれば、先輩からの一言一句の威力が増し、「早く覚えないと……同じ失敗をしてはいけない……」と焦ってしまう。真面目で臆病な人なら、そんな感じではないでしょうか。
注意、プレッシャー、否定の言葉。そういうのって放置してはいけないように感じるんですよね。
無論、仕事だと「先輩や上司の注意を無視」はやめておいた方が良いのでしょうが。創作だとちょっぴり違うようですね。お客様は読者であり、読者は言いたい放題言う、けれどそのすべてを叶えることはできないし、全部取り入れようとすると「作風」「個性」が確立されないのかもしれません。
だからきっと、創作上の意見に対しては、最初は「馬耳東風」で良いのかも……。いや、分かりませんが……。やっぱり何が聞き入れるべき意見で、何がそうでないのか分からない……。創作に正解や間違いはなさそうですしね。
今日も話がとっ散らかったところで終わります。
私のことを屁とも思っていない人には、「この時間ドロボーが!」と言いたい。
なのにいつも、気を使ってくださる人にばかりプレッシャーを与え、私のことを屁とも思わない人にはノーダメージな気がします。
そりゃそうです。屁とも思っていない人は、自動ツールでも使っているか、無差別にいいね連打して回っているだけで、私の投稿を見ていないでしょうから。
あー……。
「マンガばっかり読んでないで勉強しなさい!」「もうゲームはおしまい!」と言われても読みたいマンガ、やりたいゲーム。そんな風に熱狂的に(?)求められる作品が羨ましいです。
自分の作品で、麻薬のように人々を溺れさせたい。人に時間を忘れさせ没頭させてしまう、その域にまで達することで社会問題を引き起こし、そこに何らかの罪があるのかもしれなくても。社会現象になるくらいに化かしてみたい。
バードコールを鳴らし続け、鳥の気を引くと、野鳥が卵や雛の世話を忘れてしまう可能性があるから、バードコールを無闇に鳴らしてはいけないそうです。
それでも私は人の気を引きたい。人の気を引くことで、人が実生活をおろそかにしてしまうのかもしれなくても。
ギャンブルのように金を注がれたい。そこまでハマってしまった人の人生や時間配分がどうなるか? どういう影響を与えてしまうか? なんて考えもせず、ただ人気と金が欲しいだけ。
名声はいらないです。隠れ蓑に隠れていたい。私じゃなく作品が注目されれば良いはずです。
一個人など、注目されたら厄介。注目には善意や好意ばかりは集まらないだろうから。なんの負い目もなくいつでもオープンになれるような、出来た人間じゃないから。
私自身が目立つ必要はない。作品を盾にして攻撃を和らげたい、ダメな作者です。
ただ、ちょっとは人恋しい。作品だけでなく私とも話してほしい。でも作品を無視して私にだけ、それも私という個人にさほど興味がないのに、「誰でも良いや」みたいな感じで話しかけられるのは嫌。
勧誘しないでほしい。意見を押し付けないでほしい。「誰でも良い」ことに私を誘わないでほしい。「一人ぼっちになりたくない」なんて浅い理由で私の時間を奪わないでほしい。ただ友達が欲しいだけなら、他の人を選んで。私は私のファンが欲しい。
なんて、どこまでが作品で、どこからが自分なんだか。やはり矛盾しています。
この感情、屁理屈の数値が刻一刻と変動することにも困ります。私も、誰でも良いから話したいのかも。
私の作品なんて、砂糖と塩を間違えた、焦げた手作りクッキーのようなものかもしれません。それを「まずいと言わないで!」と叫びながら押し付けて回るものだから、優しい人が「美味しい、美味しい」と言ってくれる。
「美味しい」以外のことを言わせない、「言ったら訴えるよ」くらいの脅迫じみた空気を出すもんだから、みんな「美味しい」としか言えない。
素人防御しかできないこのやり方が切ないけれど、「まずい」とか「飽きた」とか「食べたくない」とか言われたくないのです。どうしても。
まずは雨の音のように、すべての意見を聞き流す練習をすれば良いのかも。
何を言われても、馬耳東風。受け入れようだとか、受け入れられないだとか、改善・上達しないといけないとか、何か思うから苦しくなるのです。
「下手」とか「つまらない」と言う人だって、明日には私がプロ級の腕前になっていることなど、別に期待してもいないでしょう。
ただ思ったことを言うだけ。成長に必要なのはその正直さ、か……。
すみません、今はやっぱ無理です。数多の批判を柳のように受け流す度胸がありません。ましてや成長のために耳を傾ける器など……。
別に「自分自身の表現」とかではない、雇われの身である「仕事」でさえ。
私が後輩さんに「こうじゃないんです」「こうすると、こうなってしまうんで」と言うと、みんな一瞬怯むというか、怯えるような表情をする気がします。「分かりました」と言った直後に、「覚えることいっぱいで、すぐ忘れてしまって……」などと弁解したそうにするような。
その気持ち、すごく分かります。何であれ、注意されたら自分自身を否定されたように怖くなります。
私自身がそう思うから、「みんなも同じように思っている」ように見えているだけかもしれませんが。
特に自分がまだ職場で馴染めていない後輩であれば、先輩からの一言一句の威力が増し、「早く覚えないと……同じ失敗をしてはいけない……」と焦ってしまう。真面目で臆病な人なら、そんな感じではないでしょうか。
注意、プレッシャー、否定の言葉。そういうのって放置してはいけないように感じるんですよね。
無論、仕事だと「先輩や上司の注意を無視」はやめておいた方が良いのでしょうが。創作だとちょっぴり違うようですね。お客様は読者であり、読者は言いたい放題言う、けれどそのすべてを叶えることはできないし、全部取り入れようとすると「作風」「個性」が確立されないのかもしれません。
だからきっと、創作上の意見に対しては、最初は「馬耳東風」で良いのかも……。いや、分かりませんが……。やっぱり何が聞き入れるべき意見で、何がそうでないのか分からない……。創作に正解や間違いはなさそうですしね。
今日も話がとっ散らかったところで終わります。
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