男女について考える（ほとんど憶測と偏見とヒステリー）

女嫌い嫌い、差別の謎

　SNSのフォロワー様経由で、女嫌い投稿が回ってきた。女がいかに役に立たないかを語っており、コメント欄も同じ意見でいっぱい。

　私も無礼千万な投稿を散々してきたので、因果応報的に見ても、そのような意見を目にしてしまうのは当然である。自分が過激な「赤」なら、過激な「青」の人もいるに決まっている。それが世のバランスというものだ。

　が、やはり人間、特に我々過激な者というのは、反対意見を冷静に聞けないものである。めちゃくちゃカチンときた。

　確かに私は「役に立たない女」だが、世の中にはすごい女性もいっぱいいるのだから、女性自体を嫌うことないじゃないか。
　ってそれ、男嫌いについても一緒なんだけど。


　さて、話は変わり。

　私の仕事は基本的に力仕事というほどではないが（多分）、ところどころ力仕事が発生する。で、女性社員が、力のいる仕事について「これは男性がやるべきだろう」とおっしゃっている。

「男性の方が力がある」というのが真実ならば、力仕事は女性がやるより、男性にやっていただく方がありがたいのも確か。女がウンウン重いものを運ぶより、男性の方がサッと運べるならば、効率も良さそうだし。
　……けれど、「力仕事は男性がやるべき」というのは差別には当たらないのか？　「女性だから給料が低い」というのは、なくすべき「差別」だと言っているのに？

　女である私は、男性の体感は分からないが。力があるからって、疲れないとか、体に負担がかからないということはないだろう。人間なんだから老化もあるだろうし。「力仕事をしてくださってありがとう」なら良いけれど、「力仕事は男性がするのが当然」という空気はどうなのだろう。

　差別なのか、差別じゃないのか。一体どこからが差別？
　これはジェンダーレスやジェンダーフリーの話題か。