125 / 236
低用量ピルの服用を開始
間違った避妊方法って、間違っているというより、単体では効果が薄いだけでは
しおりを挟む
彼が生挿入・外出しをなさるので、ちょっと怖い。低用量ピルを服用しているけれど、忘れっぽいもので、何か失敗しそうで怖い。ピルの飲み方間違っていない? ダブル避妊した方が確実じゃない? ちゃんと飲んでも妊娠する確率ってどのくらい?
データだけじゃ心許ない。避妊意識、このままでいいの?
怪談シーズンだからか、テレビをつけるとホラー番組をやっていたりするが、「水子が……」とか「赤ちゃん……」とか急に流れてきたりしてビビる。
セックスし始めてから、カラーバス効果でか、やたらと「赤ちゃん」「水子」といった言葉を見聞きする。怖い怖い。水子に取り憑かれている。呪われたくない。罪を背負いたくない。
そうだ、既存の避妊方法に満足できないのなら、自分でまったく新しい避妊方法を発明するのはどうだろう。多くの人にとっては今まで、子を産み育てるのが普通の価値観だった……また性について語るのは恥ずかしいことと捉えている人が多い。意外と、「その発想はなかった!」というような、まだ見ぬ手軽な避妊方法が眠っているのでは?
それを見つけりゃ私はハッピー、さらに稼いでボロ儲けできるかも。スーパーハッピーだ。よし、避妊研究するぞ!
っていやいや、そんな非現実的な。性なんて人類の永遠のテーマなんだから、避妊も研究し尽くされているだろう。私に見つけられることなど何もない。
……っていったって、以外と性に関しては遅れていることだらけだから、堕胎罪や母体保護法など古臭いシステムが残っており、外国で認可された避妊具も日本で認可されていないのだ。まだ私ごときの素人が何か発見できる余地は残されているのでは? 前向きに行こう。
しかし前向きは良いけど楽観的は……。不安だなぁ。
彼もあんまりコンドームは着けたくないようだし、できれば男性はコンドームなしでヤりたいみたい。それは中出ししたいからだろうと思っていたのだが、どうも、せっかく力を入れて腰を振っているのに、その摩擦の感じをコンドームがやわらげてしまっているんじゃないか……コンドームがずれ動くことで、腰を振った分の労力を吸収してしまっているんじゃないか、とも思う。
あと動物的に考えると、中出ししてこそ目的を達成できて満足するだろうに、せっかく労力を費やして発射した精液がゴムによってせき止められることが最初から分かっている……これは動物としては欲求不満というか、「無意味な行為」に感じてしまって物足りないのでは?
女性は性行為~出産の流れの中で、出産に一番負担がかかるだろうが、男性は行為のとき、気持ちいいと同時にちょっとしんどそうに見える。あれだけ運動して放出するんだから、毎回小さな出産みたいな感じで大変なんだろうなぁ。しかも出さないとムラムラしてしまう人が多いから、大体オナニーするみたいだし。毎日精子が作られて溜まってしまうという身体の構造上、射精の労力を避けられなくて大変そうに見える。どうなんだろう。
で、せっかく労力をかけて射精したものが毎度ゴムの中に入るようでは、満たされないのかな?
だからといって現状、私にはどうできることもない。生挿入を許していていいものか、大喧嘩すべきか。
一度なぁなぁに許したことを前の段階に戻すなど、難しいのでは? ステップ的に「コンドーム」の次に進んでしまい、中出しに近づいた感じがするが。
ここから先、女性の意思で選択できる避妊とは。
オギノ式避妊方の一年間の失敗率は最大25%だって。
でも75%成功するなら、まぁまぁ効果あるじゃんね。併用するなら取り入れて、「今日は危険日だから付けて」とか「安全日だから良いよ」とか言ってみれば良いんじゃ?
そもそも外出しだって、避妊方法として間違っているとはいうものの、失敗率20%ということで、80%効き目があるということだ。
じゃあ、オギノ式+外出しなど、効果の低いものでも組み合わせていけば良いのでは。
メイン避妊法は今のところ低用量ピルだけど、40歳以上になると血栓症のリスクが高まるため、服用は推奨されないとのこと。また考えなきゃいけないのか……。
外出しの失敗理由は、タイミングを間違えて中出ししてしまうことや、我慢汁に精子が含まれていること、また少量の精液が行為の最中に漏れ出している可能性がある、などだったと思う。
オギノ式の失敗理由は、排卵のタイミングが前後すること。安全日といわれる日に排卵することもあり、また、女性自身がいつ排卵したか察知することは困難なのだそう。
本当に……女性の体って不便だなぁ。
って、自分の意思や状態関係なく精子が溜まってムラムラしてしまうなら、男性機能も不便なのか。
いや、好き好んでセックスしてるんだから不便もへったくれもないか。でももうちょっと、妊娠したい人はできて、妊娠したくない人はしないとか、「そろそろ排卵しそう」など、自力でコントロールできる要素があれば良いのになぁ。
機械じゃないんだから、実装してほしい便利機能の話したってしょうがないんだけど。
データだけじゃ心許ない。避妊意識、このままでいいの?
怪談シーズンだからか、テレビをつけるとホラー番組をやっていたりするが、「水子が……」とか「赤ちゃん……」とか急に流れてきたりしてビビる。
セックスし始めてから、カラーバス効果でか、やたらと「赤ちゃん」「水子」といった言葉を見聞きする。怖い怖い。水子に取り憑かれている。呪われたくない。罪を背負いたくない。
そうだ、既存の避妊方法に満足できないのなら、自分でまったく新しい避妊方法を発明するのはどうだろう。多くの人にとっては今まで、子を産み育てるのが普通の価値観だった……また性について語るのは恥ずかしいことと捉えている人が多い。意外と、「その発想はなかった!」というような、まだ見ぬ手軽な避妊方法が眠っているのでは?
それを見つけりゃ私はハッピー、さらに稼いでボロ儲けできるかも。スーパーハッピーだ。よし、避妊研究するぞ!
っていやいや、そんな非現実的な。性なんて人類の永遠のテーマなんだから、避妊も研究し尽くされているだろう。私に見つけられることなど何もない。
……っていったって、以外と性に関しては遅れていることだらけだから、堕胎罪や母体保護法など古臭いシステムが残っており、外国で認可された避妊具も日本で認可されていないのだ。まだ私ごときの素人が何か発見できる余地は残されているのでは? 前向きに行こう。
しかし前向きは良いけど楽観的は……。不安だなぁ。
彼もあんまりコンドームは着けたくないようだし、できれば男性はコンドームなしでヤりたいみたい。それは中出ししたいからだろうと思っていたのだが、どうも、せっかく力を入れて腰を振っているのに、その摩擦の感じをコンドームがやわらげてしまっているんじゃないか……コンドームがずれ動くことで、腰を振った分の労力を吸収してしまっているんじゃないか、とも思う。
あと動物的に考えると、中出ししてこそ目的を達成できて満足するだろうに、せっかく労力を費やして発射した精液がゴムによってせき止められることが最初から分かっている……これは動物としては欲求不満というか、「無意味な行為」に感じてしまって物足りないのでは?
女性は性行為~出産の流れの中で、出産に一番負担がかかるだろうが、男性は行為のとき、気持ちいいと同時にちょっとしんどそうに見える。あれだけ運動して放出するんだから、毎回小さな出産みたいな感じで大変なんだろうなぁ。しかも出さないとムラムラしてしまう人が多いから、大体オナニーするみたいだし。毎日精子が作られて溜まってしまうという身体の構造上、射精の労力を避けられなくて大変そうに見える。どうなんだろう。
で、せっかく労力をかけて射精したものが毎度ゴムの中に入るようでは、満たされないのかな?
だからといって現状、私にはどうできることもない。生挿入を許していていいものか、大喧嘩すべきか。
一度なぁなぁに許したことを前の段階に戻すなど、難しいのでは? ステップ的に「コンドーム」の次に進んでしまい、中出しに近づいた感じがするが。
ここから先、女性の意思で選択できる避妊とは。
オギノ式避妊方の一年間の失敗率は最大25%だって。
でも75%成功するなら、まぁまぁ効果あるじゃんね。併用するなら取り入れて、「今日は危険日だから付けて」とか「安全日だから良いよ」とか言ってみれば良いんじゃ?
そもそも外出しだって、避妊方法として間違っているとはいうものの、失敗率20%ということで、80%効き目があるということだ。
じゃあ、オギノ式+外出しなど、効果の低いものでも組み合わせていけば良いのでは。
メイン避妊法は今のところ低用量ピルだけど、40歳以上になると血栓症のリスクが高まるため、服用は推奨されないとのこと。また考えなきゃいけないのか……。
外出しの失敗理由は、タイミングを間違えて中出ししてしまうことや、我慢汁に精子が含まれていること、また少量の精液が行為の最中に漏れ出している可能性がある、などだったと思う。
オギノ式の失敗理由は、排卵のタイミングが前後すること。安全日といわれる日に排卵することもあり、また、女性自身がいつ排卵したか察知することは困難なのだそう。
本当に……女性の体って不便だなぁ。
って、自分の意思や状態関係なく精子が溜まってムラムラしてしまうなら、男性機能も不便なのか。
いや、好き好んでセックスしてるんだから不便もへったくれもないか。でももうちょっと、妊娠したい人はできて、妊娠したくない人はしないとか、「そろそろ排卵しそう」など、自力でコントロールできる要素があれば良いのになぁ。
機械じゃないんだから、実装してほしい便利機能の話したってしょうがないんだけど。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
アルファポリスとカクヨムってどっちが稼げるの?
無責任
エッセイ・ノンフィクション
基本的にはアルファポリスとカクヨムで執筆活動をしています。
どっちが稼げるのだろう?
いろんな方の想いがあるのかと・・・。
2021年4月からカクヨムで、2021年5月からアルファポリスで執筆を開始しました。
あくまで、僕の場合ですが、実データを元に・・・。
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
ママと中学生の僕
キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる