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これが正しい使い方かと問われると分からないけれど、削除されないところを見ると多分大丈夫なのだろう

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 何を求めてどこで投稿するかというのは人によって違うだろう。実態がどうであるかというのは場所でもサイトでも実際に行ってみないと分からない。行ってみて気に入ることもあれば「思っていたのと違う」となることも。

 私は小説を投稿するために小説投稿サイトに来た。最初に小説投稿サイトを知ったのはたしか新聞に「小説家になろう」の広告が入っていたとき。次に見たのは公募ガイドかな。だからそういうサイトがあるということは知っていた。

 実際に行くまではまだ、小説投稿サイトというのはお堅いイメージだった。
 だって用途が「小説投稿」なのである。ブログやSNSなら「ねむーい」「だるー」「www」とかテキトーにつぶやいてよさそうだが、小説投稿サイトには「きちんとした文章作品」を投稿しなくてはならないだろう。文法を間違えたり「ら抜き言葉」を使ったりしたらバツを付けられそうだ。

 ところが実際に行ってみると流行っているのは文学というよりラノベ的な作品だった。私が目指していた方向とはちょっと違う……かな。物語を書いても、思ったほど見てもらえない。反応がない。やがて物語作りに行き詰まった私は次第に小説家になろうでもカクヨムでもエッセイばかり投稿するようになった。

 今私はアルファポリスでSNSのようにつぶやいている。何気ない思いつきから書いた文章でスコアをもらえるのだから嬉しい。失敗したブログアフィリエイトよりも自由で稼げる。まだ換金していないからちゃんと換金できるか分からないけど。

 小説投稿サイトに小説以外のものも投稿できると知っていれば。アルファポリスの投稿インセンティブがすごいと知っていれば。もっと早くここに来たかもしれない。思っていた小説投稿ライフとはちょっと違うけれど、自分の勝手なイメージを捨てたら、これはこれで良いかと思う。

 ということでどこかの誰かに向かって言わせてもらう。「小説投稿サイトでは小説だけでなくエッセイも投稿できるよ」と。


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