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水に落ちた、びわこ虫の尻から出ているゼリー状の細長いものは何? 卵? 寄生虫? 内臓?
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最近こちらでは、びわこ虫が大量発生していました。琵琶湖から生まれてくるようで、琵琶湖近くの壁などにびっしり止まります。
この間琵琶湖沿いの道を通ったとき、しょっちゅうびわこ虫にぶつかり、びわこ虫が手や服に乗りました。夜明るいコンビニなどは、夜間のびわこ虫の侵入で大変なことになっている様子が垣間見えます。床が黒い……。
びわこ虫は固有種でも正式名称でもありません。が、こちらでは主にそう呼ばれます。ユスリカの一種です。
ユスリカといえばちっちゃいのもいますが、こちらで大量発生するやつはでかいです。発生時期は春と秋かな? 種類はアカムシユスリカかもしれません。たまにオオユスリカ。
私は基本的にこのユスリカが好きですが、この間、びわこ虫にまいって食欲がなくなり、ちょっと吐き気がしました。
これはいかん。ユスリカ克服しないと……!
まいってしまった原因は、水に浸ったびわこ虫。
私は、蜘蛛の巣に大量にかかっているびわこ虫とか、壁に張り付いたびわこ虫にはそこまで動揺しないかと思うのですが(完全に自信があるわけではない)、仕事の関係で、水に落ちたびわこ虫を何度も見たとき、心折れそうになりました。
水たまりみたいなところにびわこ虫が落ちていると、よくそのお尻から、透明で細長いゼリー状の、ねばっとしたものが出ているのです。カエルの卵みたいな。それが何匹も。
これが内臓なのか寄生虫なのかよく分からず、中に茶色い何かが入っており、見ていると食欲がなくなってしまったのでした。
食欲がなくなるくらい、ダイエットになるだけで別に良いのですが(翌日には回復した)、虫を気持ち悪いと感じることは避けたいところ。せめてアレが何なのか分かれば、落ち着くような気がします。
とりあえず考えてみました。
寄生虫ならば、動くような気がします。車に轢かれたりしたカマキリのお尻から出たハリガネムシみたいに。
でもびわこ虫のお尻から出たものは動きません。ならば卵か内臓?
数日後、ユスリカの一種についてのページを読んだところ、卵は寒天のような物質にくるまれていると書いてあり、写真が私が見たものそっくりでした。卵で間違いないようです。ならば触れても問題ないですね。
びわこ虫成虫は口や消化器が退化しており、食事を取ることなく、子孫を残して死んでいくようです。ゼリー状の細長いアレは、ユスリカのお母さんが、自分は水に落ちて最期を迎えてでも、懸命に子孫を残そうとした証だったんですね……。
そう思うと次からはもう少し、優しい気持ちになれそうです。
この間琵琶湖沿いの道を通ったとき、しょっちゅうびわこ虫にぶつかり、びわこ虫が手や服に乗りました。夜明るいコンビニなどは、夜間のびわこ虫の侵入で大変なことになっている様子が垣間見えます。床が黒い……。
びわこ虫は固有種でも正式名称でもありません。が、こちらでは主にそう呼ばれます。ユスリカの一種です。
ユスリカといえばちっちゃいのもいますが、こちらで大量発生するやつはでかいです。発生時期は春と秋かな? 種類はアカムシユスリカかもしれません。たまにオオユスリカ。
私は基本的にこのユスリカが好きですが、この間、びわこ虫にまいって食欲がなくなり、ちょっと吐き気がしました。
これはいかん。ユスリカ克服しないと……!
まいってしまった原因は、水に浸ったびわこ虫。
私は、蜘蛛の巣に大量にかかっているびわこ虫とか、壁に張り付いたびわこ虫にはそこまで動揺しないかと思うのですが(完全に自信があるわけではない)、仕事の関係で、水に落ちたびわこ虫を何度も見たとき、心折れそうになりました。
水たまりみたいなところにびわこ虫が落ちていると、よくそのお尻から、透明で細長いゼリー状の、ねばっとしたものが出ているのです。カエルの卵みたいな。それが何匹も。
これが内臓なのか寄生虫なのかよく分からず、中に茶色い何かが入っており、見ていると食欲がなくなってしまったのでした。
食欲がなくなるくらい、ダイエットになるだけで別に良いのですが(翌日には回復した)、虫を気持ち悪いと感じることは避けたいところ。せめてアレが何なのか分かれば、落ち着くような気がします。
とりあえず考えてみました。
寄生虫ならば、動くような気がします。車に轢かれたりしたカマキリのお尻から出たハリガネムシみたいに。
でもびわこ虫のお尻から出たものは動きません。ならば卵か内臓?
数日後、ユスリカの一種についてのページを読んだところ、卵は寒天のような物質にくるまれていると書いてあり、写真が私が見たものそっくりでした。卵で間違いないようです。ならば触れても問題ないですね。
びわこ虫成虫は口や消化器が退化しており、食事を取ることなく、子孫を残して死んでいくようです。ゼリー状の細長いアレは、ユスリカのお母さんが、自分は水に落ちて最期を迎えてでも、懸命に子孫を残そうとした証だったんですね……。
そう思うと次からはもう少し、優しい気持ちになれそうです。
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