やっぱり批判を受け付けないと表現の幅が広がらないな……

月澄狸

文字の大きさ
1 / 1

やっぱり批判を受け付けないと表現の幅が広がらないな……

しおりを挟む
 以前メッセージ性のある作品を見て心を打たれた。

 なので私もいつかメッセージ性のある、心に訴えかける作品を作りたいと思っていた。

 でも今になると、何でもかんでも自由に作ればいいというものじゃないなと思う。
 すべてのテーマには関係者がいるのだ。自分が関係者だったら思いをぶつけても良いかもしれないが、分からない分野に口を出すのは難しいかもしれない。

 でも作者には「取材する」という手がある。
 高畑勲監督の平成狸合戦ぽんぽこに関する本を読んだが、高畑監督は多くの人を取材されたそうだ。
 取材して、その上で表現する。それが作品というものかもしれない。


 しかし私には遠くまで取材しに行ったり、「取材させてください!」という勇気はない。

 そんなとき貴重なのが批判コメントだと思う。

 どんな作品にでも賛否両論ある。そして批判からは「否」の意見や改善点を知れる。
 どこが分かりにくかったか、どこが不快だったか、どこで話がズレたように感じたのか、教えてもらえるのだ。


 それを「私の作品が分からんやつの言葉はいらん」とか「甘々な褒め言葉だけちょうだい」とか「そんなの個人の好みでしょ」とか「素人なんだしそんな厳しいこと言わなくても……」とか言ってちゃ進展がない。

 もちろん受けた批判を元に改善したら、改善した部分が気に入らないとか、前の方が良かったと言う人もいるだろう。けれどそれもこれも踏まえて批判は貴重だと思うのだ。


 だから日常生活でも普段から「指摘バンバンお願いします!!」的な態度であれば様々な方から教育的指導していただきやすいと思う。

 でも残念、そのような境地には至れなかった。


 どうやったらもっと感動できるか?
 どうすれば登場人物たちの気持ち、テーマ、読者様に寄り添えるか?

 そこまで深い気持ちにたどり着けたとき、批判もありがたく受け止めるようになるのかもしれない。

 私はまだ無理そうです、ごめんなさい。








しおりを挟む
感想 3

この作品の感想を投稿する

みんなの感想(3件)

2021.02.16 ユーザー名の登録がありません

退会済ユーザのコメントです

2021.02.17 月澄狸

そうなんですよねー、アルファポリスで人気の婚約破棄・悪役令嬢など、どんなお話かはまだ読んでいないのでよく知らないのですが、アルファポリスで求められるのはそういう方面かもしれませんね。

私が本を読むのが好きだった頃は主に小中学生で、絵本や児童書が好きだったのですが、大人向けの読み物を覗くと恋とか結婚とか現実的な話ばっかりで読書をやめてしまった覚えがあります。どうしても絵本とか児童書とか、あるいは現実味のない幻想的な感覚に憧れているのかもしれません。

アルファポリスに限らず人間っぽい恋愛感情を描けた方がウケるのかもしれませんが(言い方が無礼でしたらすみません)、私は今度の作品にも「恋愛要素ほぼなし」みたいなタグを付けようとしていたくらいなので、つまらない作品で逆走することになりそうです(*>v<)

しかし唐突に「エロでもいいじゃん!」とスイッチが入ったらそっち方面に切り替えるかもしれません。
アドバイスありがとうございます(*^-^*)

解除
2021.02.16 ユーザー名の登録がありません

退会済ユーザのコメントです

2021.02.16 月澄狸

あー、エロは非現実的なものは好きですが現実的なことに絡んでくると苦手かもです(´▽`*;)

解除
2021.02.16 ユーザー名の登録がありません

退会済ユーザのコメントです

2021.02.16 月澄狸

そうですね。
中身の充実……人間的な成熟……人としてのレベルが低い私には難しそうですが、何か自分の作風とかやり方が固まってくれば自信が持てそうです。その頃には反対意見の方とも気持ちをぶつけ合うくらいの勢いが持てるかもしれませんね。

トンチンカンな返信になっていましたらすみません m(_ _*)m
温かいコメントをありがとうございました!

解除

あなたにおすすめの小説

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

アルファポリスの禁止事項追加の件

黒いテレキャス
エッセイ・ノンフィクション
アルファポリスガイドライン禁止事項が追加されるんでガクブル

カクヨムでアカウント抹消されました。

たかつき
エッセイ・ノンフィクション
カクヨムでアカウント抹消された話。

真面目な女性教師が眼鏡を掛けて誘惑してきた

じゅ〜ん
エッセイ・ノンフィクション
仲良くしていた女性達が俺にだけ見せてくれた最も可愛い瞬間のほっこり実話です

小説サイトを比較研究してみた(現在12サイト)

流離の風来坊
エッセイ・ノンフィクション
どんな小説サイトがあるのだろう? ちょっと調べたけど、色んな人が色んな経験を語られている。でも自分に合うかなぁ? そんな方に超簡単な解説で紹介します。 ★このコラムはリアルに影響しそうになったと感じた時点で削除する可能性があります。

妻の遺品を整理していたら

家紋武範
恋愛
妻の遺品整理。 片づけていくとそこには彼女の名前が記入済みの離婚届があった。

あるフィギュアスケーターの性事情

蔵屋
恋愛
この小説はフィクションです。 しかし、そのようなことが現実にあったかもしれません。 何故ならどんな人間も、悪魔や邪神や悪神に憑依された偽善者なのですから。 この物語は浅岡結衣(16才)とそのコーチ(25才)の恋の物語。 そのコーチの名前は高木文哉(25才)という。 この物語はフィクションです。 実在の人物、団体等とは、一切関係がありません。

ママと中学生の僕

キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。

処理中です...
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。

このユーザをミュートしますか?

※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。