生や社会への恐怖、老いや年齢に関する疑問。誰にも聞けないから自問自答する。

月澄狸

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老いるのは生物だけでなく概念も。死語とか流行とか古い価値観だとか。

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 ペンパイナッポーアッポーペン
 ダメよ~、ダメダメ
 ドドスコスコスコ、ラブ注入

 なんか最近よく聞くから覚えた言葉である。

 えっ、それもう古い?


 ちょっと前まで人々が嬉々として言っていた言葉、それを急に「もう古いよね」と笑って終わらせる。

 自分がそれが好きかどうかとかじゃなく、みんなの間で流行っているから乗り、それが終わったと見るやポイする。流行とは恐ろしいモンスターである。「古い」って言ったってついこの間までみんな盛り上がっていたし、それを発信した人は死んでも消えてもいないというのに。表現に対する一般市民の反応なんて残酷なものだ。


「ヤバイ」ももう古いらしい。マジか、やばい。

 なんかショックだなーというか疲れる。
 流行だの新しさだの、そんなに大切だろうか?
 というか新しいものってそもそも本当に新しいのだろうか?

 IDやパスワードのように合い言葉をみんなで確かめ合う、そんな感覚だろうか。そんなにしょっちゅう変更されたらついて行けない。


 死語だの古いだの言われると、なんだか我が身の行く末と重ね合わせてしまう。
 人が老いを恐れるのはきっと肉体的なことだけではない。流れに逆らうのをやめ流されていったら、いつか姥捨山のようにポイッとされる。その恐れじゃないか。だから人は「古くなる」ことに抗おうとし、古さの象徴であるシワやシミやたるみを隠すべきだと思うのだ。


 でも多数派が新しいものを求める一方で、昔から変わらず好まれる歌や本もある。歴史が好きな若者もいる。「変わることのない、大きな何か」を求める人々もいるのだ。

 本流に疲れたら支流に流れよう。そこには穏やかな悠久の流れがある。


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