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4.5 sideセレ エルフ村にて
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私は朝から落ち着かない心地だった。
エルフ村に赴いてサヴァン兄様から助言を受けると共に、人間に関する本を買わねばと思い立ったはいいものの、やはり外を出歩くことには抵抗があったのだ。しかも意を決して服を着たところ、アズマに止められてしまった。
挙句にアズマが、彼の衣服を貸すというものだから、私は動揺してしまった。
つい昨日のこと、恋愛対象として意識しているのだと理解したばかりのアズマから、衣服の貸し出しを申し出られたのだ。私なら意中の相手に服を貸すなどという行為はできないが、アズマは誰にでも服を貸すのだろうか。それとも、意識してしまうと言っているだけで、どうでもいいから貸せるのだろうか。私は困惑しつつも、アズマの親切を受け入れた。
アズマの衣類はエルフの精霊絹よりも粗雑で固い肌触りだが、どことなくアズマの香りがした。そう意識すると何故だか私は落ち着かない心地になり、胸がざわめくのを知られまいと、サングラスをかけっぱなしにしなくてはならなかった。
久方ぶりに家を出ると、やはり眩い太陽と人々の喧騒にクラクラしそうだ。しかし、確かにこの姿のおかげで以前より視線を集めずに済んでいるかもしれない。時折「あの、モデルさんですか」と知らない人々から声をかけられたが、違うと言ってできる限り足早に逃げた。
私達エルフは悠々としていることを美とするが、その気になれば獣人と並ぶほど早く駆けられる。もっとも、いつものローブでは脚がもつれるのだが、アズマの衣類は動くのに適しており、なるほど脆弱な人間はこの平和な時代でもいつ何時危険に晒されても逃げられるようにこういう服を着ているのだと感心した。
エルフ村にはこちらへ引っ越した時に何度か足を運んだから、行き方は知っていた。相変わらず、列車とかいう金属にマナを駆け巡らせて走る箱のことは薄気味悪いが、移動は早くて便利だ。あっという間に私はエルフ村へと辿り着いた。
人類が混ざって暮らす街の一角に、唐突に我らが故郷を模した一角が広がる。木々が生い茂り、石造りの流麗な白い建築物が並ぶ街並みだ。冬に襲われている人類の街は寒いけれど、ここには精霊たちも暮らしていてほのかに温かみがある。そのせいか、観光客と思わしき他の人類たちもそれなりの数がエルフ村を訪れていた。
私はエルフ村の町並みをあまり気にかけることもなく、一直線へとある建物へ向かった。エルフ語と人類共通語で「観光案内所」と書かれた木の看板が立てられており、薄布のカーテンを開け中へ入ると、エルフ建築らしい木と石の調和がとれた美しい部屋が広がっている。入ってすぐのところに白い木造りのテーブルが置かれており、その前の椅子には、サヴァン兄様が腰かけていた。
「やあセレ。今日はどうしたんだい?」
サヴァン兄様は私の来訪を驚くでもなく、そう微笑んでいる。きっとサヴァン兄様ほどの長命なエルフともなれば、私がここへ近付いている気配ぐらいわかるのだろう。
「人間についての知識を教えて頂きたいのです。できれば、なにか書籍も紹介してほしくて」
「おや? 前に渡した本では不足だったかい?」
サヴァン兄様が悪戯っぽく笑っている。以前兄様から渡された本といえば『人間との付き合いかた~見守り、助ける方法』のことだ。今にして思えば、兄様はきっとこの本だけでは足りなくなる日を待っていたのではないかと感じる。私がきちんと人間に向き合おうとする日を。
「……はい。新しく、人間と対等に接する方法を学びたいのです。長命なエルフとしてではなく、ひとつの人類として……」
アズマと、どう接するべきなのか。これから私は、どうするべきなのか。それを知りたくて。
サヴァン兄様は私に向かい、優しい笑みを浮かべると、何も言わずに私の前に数冊の本を置いた。『人間文化史』や『人類が共に歩むために』と言ったタイトルの本はエルフ語で書かれており、著者名には『サヴァン・ロ・シェルロフィ』と記されていた。
本を受け取ろうとすると、サヴァン兄様は私の手を取り「まあまあ、そう急くものじゃないよ」と立ち上がった。それから兄様は、私にエルフ村を案内してくれる。
思えば、私はここが人類の街で居場所を失くしたエルフの集まる場所だと認識していた。しかし、説明を受けながらよくよく見てみると、どうもそういうことではない気がしてくる。
例えばすべての看板にはエルフ語と共に人類共通語が記されており、どうやらこの村はエルフ以外の人類を歓迎しているようだった。衣料品店には精霊絹でできた本格的な我々の衣服のみならず、人間たちの扱う布やファッションに寄せたものも並んでいる。それらを人間や獣人たちが体に当てて、鏡で確認している様子も見られた。
食料品店にはナガルルリの実など我々の食べ物が並んでいるけれど、それらを他の人類も食べやすいように味付けしたものも売られているようだ。樹や水のそばには精霊たちの姿もあったけれど、精霊の好むランプが設置してあり、そこへ集まっている。きっと無闇に人類へ悪戯をしかけないよう工夫したのだろう。
「近頃は結構観光客も増えてきてねぇ。歩み寄れるように努力はしているんだけど。やっぱり、最大の問題は言葉だよね。私たちにしてみれば日常的に使っている言葉なのに、人類にはとても高慢に聞こえてしまう。それにエルフの文化は、他の人類と違いすぎる。どう共生していくかは、私も未だに悩んでいるよ」
サヴァン兄様はそう言って、私に笑いかけた。
「だからね、君も自分ひとりで思い詰めずに、誰かに相談するといいよ。幸い君のルームメイトは、君と理解を深めようと努力してくれる人なんだろう。大切に、よく話しよく歩み寄るといいよ。そんな出会いは稀なのだからね」
それは私もそう思う。アズマはきっと、特別な人間だ。私が口を開くと、皆私に嫌悪するような表情を見せ、離れていくのに。彼だけは、一度はそうしたそぶりも見せたが理解を示してくれた。そして今も、共にいてくれる。
彼とそばにいたい。これからもずっと。あの優しく穏やかな、幼い青年と対等でありたい。そう考えると胸がじんわりと温かくなり、どうにも頬が熱くなる。その感覚がなんであるか、私にはまだわからない。
「私も、彼との関係を大切にしたいと願っています」
素直に頷いてみせれば、サヴァン兄様は私の頭を撫でた。サヴァン兄様とは数百歳も離れているから、兄様にしてみれば私などほんの小さな子どもだろう。
「良い子だ。今日は良ければ、夕飯を共にしないかい。せっかく実の血縁が揃ったのだし。他のエルフたちも君を歓迎してくれるよ」
私はその提案に迷ったけれど、そういえば今夜はアズマもいないと言っていた。家に帰ってひとりで食事を摂るのも寂しいものだ。私はサヴァン兄様の提案を受け入れ、久方ぶりのエルフの食卓を楽しんだ。
兄様に頂いた本を鞄へ入れ、帰路についた頃はもう陽がすっかり落ちて、サングラス越しの視界は酷く暗い。ここが人類の街であることを失念していた。エルフの郷とは違い、精霊がどこででも飛び回っているわけではないのだ。
しかしサングラスを外す勇気はない。そうこうしているうちにドワーフにぶつかって……そして、私はアズマに助けられた。
彼には良くしてもらいっぱなしだ。この恩を返す為にも、早く人間を理解し、良き隣人として対等にならなくては。そう思った矢先に転げそうになり、結局私はアズマに手を引かれながら帰ることとなった。まるで親子のように。
いや、まさしく私はアズマにとっては子と同じだろう。人間の、人類のことなど何も知らない、愚かで無知な私をアズマは導いてくれているのだ。何の心配もない、きっとアズマは私に恋愛感情など寄せてはおらず、温かい目で忠告をしてくれたにすぎないのだろう。
私はそう納得しつつ、ようやっとたどり着いた我が家に安堵の溜息を漏らしたのだった。
エルフ村に赴いてサヴァン兄様から助言を受けると共に、人間に関する本を買わねばと思い立ったはいいものの、やはり外を出歩くことには抵抗があったのだ。しかも意を決して服を着たところ、アズマに止められてしまった。
挙句にアズマが、彼の衣服を貸すというものだから、私は動揺してしまった。
つい昨日のこと、恋愛対象として意識しているのだと理解したばかりのアズマから、衣服の貸し出しを申し出られたのだ。私なら意中の相手に服を貸すなどという行為はできないが、アズマは誰にでも服を貸すのだろうか。それとも、意識してしまうと言っているだけで、どうでもいいから貸せるのだろうか。私は困惑しつつも、アズマの親切を受け入れた。
アズマの衣類はエルフの精霊絹よりも粗雑で固い肌触りだが、どことなくアズマの香りがした。そう意識すると何故だか私は落ち着かない心地になり、胸がざわめくのを知られまいと、サングラスをかけっぱなしにしなくてはならなかった。
久方ぶりに家を出ると、やはり眩い太陽と人々の喧騒にクラクラしそうだ。しかし、確かにこの姿のおかげで以前より視線を集めずに済んでいるかもしれない。時折「あの、モデルさんですか」と知らない人々から声をかけられたが、違うと言ってできる限り足早に逃げた。
私達エルフは悠々としていることを美とするが、その気になれば獣人と並ぶほど早く駆けられる。もっとも、いつものローブでは脚がもつれるのだが、アズマの衣類は動くのに適しており、なるほど脆弱な人間はこの平和な時代でもいつ何時危険に晒されても逃げられるようにこういう服を着ているのだと感心した。
エルフ村にはこちらへ引っ越した時に何度か足を運んだから、行き方は知っていた。相変わらず、列車とかいう金属にマナを駆け巡らせて走る箱のことは薄気味悪いが、移動は早くて便利だ。あっという間に私はエルフ村へと辿り着いた。
人類が混ざって暮らす街の一角に、唐突に我らが故郷を模した一角が広がる。木々が生い茂り、石造りの流麗な白い建築物が並ぶ街並みだ。冬に襲われている人類の街は寒いけれど、ここには精霊たちも暮らしていてほのかに温かみがある。そのせいか、観光客と思わしき他の人類たちもそれなりの数がエルフ村を訪れていた。
私はエルフ村の町並みをあまり気にかけることもなく、一直線へとある建物へ向かった。エルフ語と人類共通語で「観光案内所」と書かれた木の看板が立てられており、薄布のカーテンを開け中へ入ると、エルフ建築らしい木と石の調和がとれた美しい部屋が広がっている。入ってすぐのところに白い木造りのテーブルが置かれており、その前の椅子には、サヴァン兄様が腰かけていた。
「やあセレ。今日はどうしたんだい?」
サヴァン兄様は私の来訪を驚くでもなく、そう微笑んでいる。きっとサヴァン兄様ほどの長命なエルフともなれば、私がここへ近付いている気配ぐらいわかるのだろう。
「人間についての知識を教えて頂きたいのです。できれば、なにか書籍も紹介してほしくて」
「おや? 前に渡した本では不足だったかい?」
サヴァン兄様が悪戯っぽく笑っている。以前兄様から渡された本といえば『人間との付き合いかた~見守り、助ける方法』のことだ。今にして思えば、兄様はきっとこの本だけでは足りなくなる日を待っていたのではないかと感じる。私がきちんと人間に向き合おうとする日を。
「……はい。新しく、人間と対等に接する方法を学びたいのです。長命なエルフとしてではなく、ひとつの人類として……」
アズマと、どう接するべきなのか。これから私は、どうするべきなのか。それを知りたくて。
サヴァン兄様は私に向かい、優しい笑みを浮かべると、何も言わずに私の前に数冊の本を置いた。『人間文化史』や『人類が共に歩むために』と言ったタイトルの本はエルフ語で書かれており、著者名には『サヴァン・ロ・シェルロフィ』と記されていた。
本を受け取ろうとすると、サヴァン兄様は私の手を取り「まあまあ、そう急くものじゃないよ」と立ち上がった。それから兄様は、私にエルフ村を案内してくれる。
思えば、私はここが人類の街で居場所を失くしたエルフの集まる場所だと認識していた。しかし、説明を受けながらよくよく見てみると、どうもそういうことではない気がしてくる。
例えばすべての看板にはエルフ語と共に人類共通語が記されており、どうやらこの村はエルフ以外の人類を歓迎しているようだった。衣料品店には精霊絹でできた本格的な我々の衣服のみならず、人間たちの扱う布やファッションに寄せたものも並んでいる。それらを人間や獣人たちが体に当てて、鏡で確認している様子も見られた。
食料品店にはナガルルリの実など我々の食べ物が並んでいるけれど、それらを他の人類も食べやすいように味付けしたものも売られているようだ。樹や水のそばには精霊たちの姿もあったけれど、精霊の好むランプが設置してあり、そこへ集まっている。きっと無闇に人類へ悪戯をしかけないよう工夫したのだろう。
「近頃は結構観光客も増えてきてねぇ。歩み寄れるように努力はしているんだけど。やっぱり、最大の問題は言葉だよね。私たちにしてみれば日常的に使っている言葉なのに、人類にはとても高慢に聞こえてしまう。それにエルフの文化は、他の人類と違いすぎる。どう共生していくかは、私も未だに悩んでいるよ」
サヴァン兄様はそう言って、私に笑いかけた。
「だからね、君も自分ひとりで思い詰めずに、誰かに相談するといいよ。幸い君のルームメイトは、君と理解を深めようと努力してくれる人なんだろう。大切に、よく話しよく歩み寄るといいよ。そんな出会いは稀なのだからね」
それは私もそう思う。アズマはきっと、特別な人間だ。私が口を開くと、皆私に嫌悪するような表情を見せ、離れていくのに。彼だけは、一度はそうしたそぶりも見せたが理解を示してくれた。そして今も、共にいてくれる。
彼とそばにいたい。これからもずっと。あの優しく穏やかな、幼い青年と対等でありたい。そう考えると胸がじんわりと温かくなり、どうにも頬が熱くなる。その感覚がなんであるか、私にはまだわからない。
「私も、彼との関係を大切にしたいと願っています」
素直に頷いてみせれば、サヴァン兄様は私の頭を撫でた。サヴァン兄様とは数百歳も離れているから、兄様にしてみれば私などほんの小さな子どもだろう。
「良い子だ。今日は良ければ、夕飯を共にしないかい。せっかく実の血縁が揃ったのだし。他のエルフたちも君を歓迎してくれるよ」
私はその提案に迷ったけれど、そういえば今夜はアズマもいないと言っていた。家に帰ってひとりで食事を摂るのも寂しいものだ。私はサヴァン兄様の提案を受け入れ、久方ぶりのエルフの食卓を楽しんだ。
兄様に頂いた本を鞄へ入れ、帰路についた頃はもう陽がすっかり落ちて、サングラス越しの視界は酷く暗い。ここが人類の街であることを失念していた。エルフの郷とは違い、精霊がどこででも飛び回っているわけではないのだ。
しかしサングラスを外す勇気はない。そうこうしているうちにドワーフにぶつかって……そして、私はアズマに助けられた。
彼には良くしてもらいっぱなしだ。この恩を返す為にも、早く人間を理解し、良き隣人として対等にならなくては。そう思った矢先に転げそうになり、結局私はアズマに手を引かれながら帰ることとなった。まるで親子のように。
いや、まさしく私はアズマにとっては子と同じだろう。人間の、人類のことなど何も知らない、愚かで無知な私をアズマは導いてくれているのだ。何の心配もない、きっとアズマは私に恋愛感情など寄せてはおらず、温かい目で忠告をしてくれたにすぎないのだろう。
私はそう納得しつつ、ようやっとたどり着いた我が家に安堵の溜息を漏らしたのだった。
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