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小学校低学年向け
性の話
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注:一部考えについては、賛否あると思いますので各家庭にて上手く置き換えてください。
自分は小学生の早い段階で教わりましたので、早いか遅いかの違いだけかと思われます。
「たかしくん、今日は大事な話があります。 そこに座りなさい」
かーちゃんは、そう言ってリビングにぼくを呼び出した。
「今日話すのはセックスについてです」
「たかしくんも小学生なったので知っておかなければならないこととしてお話します」
「恥ずかしいと思うかもしれませんが、とてもとても大切なことなのでしっかり聞きなさい。今は解らないかも知れませんが、覚えておきなさい」
ぼくが少し嫌そうな顔をしたことに気付き、かーちゃんはそう続けた。
「まずセックスをするには、相手が必要です」
「相手が女の子になるか、男の子になるかは人それぞれです」
ぼくがびっくりしていると、かーちゃんはセイノタヨウセイだ、と教えてくれて
細かいことはもう少し大きくなったら、自分で調べなさいとも言った。
「セックスは基本的に、気持ちがよくなるので、気持ち良くなるためだけにする人も多いです」
「セックスは女の子相手だと赤ちゃんができることがあります」
「セックスすると、相手が女の子でも男の子でも、病気になる可能性があります」
「セーフセックスを行うことは男の子としてしなければならないことであり、相手への気づかいでもあります」
「男の子として、避妊具は必ず使いなさい。少なくとも、自分であらゆる責任を取れるようになるまでは」
「避妊具を正しく使うことで、望まない妊娠や、病気にかかることをほぼ防ことができます」
かーちゃんはそう言って、小さな箱を一つくれた。
箱の中には、キラキラした四角い物がいっぱい入っている。
「それが避妊具です。 ドラッグストアやコンビニでも買うことができます」
「望む望まないに関わらず、セックスをするときは必ず用意しなさい」
「避妊具を使うときには、おちんちんが大きくならなければなりません。 おちんちんが大きくなった状態をぼっ起と言います」
「ぼっ起した状態でないと、避妊具は上手くつけることができません」
「ぼっ起する様になったら、お父さんに避妊具のつけ方を教わりなさい」
そう言ってかーちゃんは避妊具をぼくから受け取ると、キラキラした四角い物を、端の方から「中の丸い何かを傷つけないように」破った。
中には、うすい色のついた丸いゴムがクルクルと丸まっていた。
するすると、丸まっている部分を伸ばしていくと、20cmくらいのビロビロとした細長い風船になった。
「これを、ぼっ起したおちんちんにかぶせます。 そうすることでセーフセックスができます」
「避妊具をつけて、ぼっ起したおちんちんを、相手の女性器やお尻に入れることがセックスです」
ぼくは、また驚いた。
お尻におちんちんを入れることがあるというのだ。
何でお尻におちんちんを入れるのか、かーちゃんに聞くと、本当はお尻に物を入れてはいけないのだが、男同士でセックスするときや、変なセックスをしたい人がお尻におちんちんを入れるのだと言う。
その話を聞いたぼくは、なんだかお尻のあたりがむずむずとしてきた。
さっきかーちゃんが言っていた、責任についても聞いてみた。
「もう少し大きくなれば、たかしくんも赤ちゃんを作ることができます。 ですが、たかしくんは赤ちゃんを育てることができますか?」
そう言われたぼくは、もう小学生だしもう少し大人になればきっとできるよ、と自信たっぷりにかーちゃんへ言った。
「もしかしたら、たかしくんが赤ちゃんを見ているだけなら出来るかもしれません。 でも、育てる、のにはお金がかかるのです」
「今たかしくんのおこづかいは、毎月100円ですね? 赤ちゃんを育てるのには毎月2万円くらいかかるとします。 ほぼ足りませんが、残りの分はどうしますか?」
ぼくは少し考えて、とーちゃんと一緒に働くと答える。
「無理ですね、子供に大人と同じ仕事はできません。 たかしくんは大人に勝てるような何か特別な仕事ができますか?」
ぼくは出来ないと返事をし、下を向く。
「お金の話だけではないですが、生きるのに一番必要になるのはお金です。 やりくりすることで、大小は変わりますが絶対に必要なものです」
「親は子供を必ず育てなければなりません、それをすることが責任です」
「たかしくんは 責任を とれますか?」
ぼくは、首を左右に振る。
「たかしくんが雰囲気(ふんいき)でも解ってくれてなによりです」
「簡単(かんたん)なことなのですが難(むずか)しいことなので、聞きたくなったらまた教えるので、お聞きなさい」
ぼくは、首を縦(たて)に振る。
「さ、この話はここまで。 手を洗ってらっしゃい、ご飯にしますよ」
ぼくは、手を洗いに洗面所へ向かった。
それは、高校を卒業した親戚のお姉ちゃんが旅行へ彼氏と行った数か月後で、お姉ちゃんの妊娠が発覚した次の日の話だった。
あぶない。
小ネタとして
不意に大きくなったり朝立ちしたおちんちんは、トイレで小便をすることで緊張状態が緩和され小さくなりやすいです。
自分は小学生の早い段階で教わりましたので、早いか遅いかの違いだけかと思われます。
「たかしくん、今日は大事な話があります。 そこに座りなさい」
かーちゃんは、そう言ってリビングにぼくを呼び出した。
「今日話すのはセックスについてです」
「たかしくんも小学生なったので知っておかなければならないこととしてお話します」
「恥ずかしいと思うかもしれませんが、とてもとても大切なことなのでしっかり聞きなさい。今は解らないかも知れませんが、覚えておきなさい」
ぼくが少し嫌そうな顔をしたことに気付き、かーちゃんはそう続けた。
「まずセックスをするには、相手が必要です」
「相手が女の子になるか、男の子になるかは人それぞれです」
ぼくがびっくりしていると、かーちゃんはセイノタヨウセイだ、と教えてくれて
細かいことはもう少し大きくなったら、自分で調べなさいとも言った。
「セックスは基本的に、気持ちがよくなるので、気持ち良くなるためだけにする人も多いです」
「セックスは女の子相手だと赤ちゃんができることがあります」
「セックスすると、相手が女の子でも男の子でも、病気になる可能性があります」
「セーフセックスを行うことは男の子としてしなければならないことであり、相手への気づかいでもあります」
「男の子として、避妊具は必ず使いなさい。少なくとも、自分であらゆる責任を取れるようになるまでは」
「避妊具を正しく使うことで、望まない妊娠や、病気にかかることをほぼ防ことができます」
かーちゃんはそう言って、小さな箱を一つくれた。
箱の中には、キラキラした四角い物がいっぱい入っている。
「それが避妊具です。 ドラッグストアやコンビニでも買うことができます」
「望む望まないに関わらず、セックスをするときは必ず用意しなさい」
「避妊具を使うときには、おちんちんが大きくならなければなりません。 おちんちんが大きくなった状態をぼっ起と言います」
「ぼっ起した状態でないと、避妊具は上手くつけることができません」
「ぼっ起する様になったら、お父さんに避妊具のつけ方を教わりなさい」
そう言ってかーちゃんは避妊具をぼくから受け取ると、キラキラした四角い物を、端の方から「中の丸い何かを傷つけないように」破った。
中には、うすい色のついた丸いゴムがクルクルと丸まっていた。
するすると、丸まっている部分を伸ばしていくと、20cmくらいのビロビロとした細長い風船になった。
「これを、ぼっ起したおちんちんにかぶせます。 そうすることでセーフセックスができます」
「避妊具をつけて、ぼっ起したおちんちんを、相手の女性器やお尻に入れることがセックスです」
ぼくは、また驚いた。
お尻におちんちんを入れることがあるというのだ。
何でお尻におちんちんを入れるのか、かーちゃんに聞くと、本当はお尻に物を入れてはいけないのだが、男同士でセックスするときや、変なセックスをしたい人がお尻におちんちんを入れるのだと言う。
その話を聞いたぼくは、なんだかお尻のあたりがむずむずとしてきた。
さっきかーちゃんが言っていた、責任についても聞いてみた。
「もう少し大きくなれば、たかしくんも赤ちゃんを作ることができます。 ですが、たかしくんは赤ちゃんを育てることができますか?」
そう言われたぼくは、もう小学生だしもう少し大人になればきっとできるよ、と自信たっぷりにかーちゃんへ言った。
「もしかしたら、たかしくんが赤ちゃんを見ているだけなら出来るかもしれません。 でも、育てる、のにはお金がかかるのです」
「今たかしくんのおこづかいは、毎月100円ですね? 赤ちゃんを育てるのには毎月2万円くらいかかるとします。 ほぼ足りませんが、残りの分はどうしますか?」
ぼくは少し考えて、とーちゃんと一緒に働くと答える。
「無理ですね、子供に大人と同じ仕事はできません。 たかしくんは大人に勝てるような何か特別な仕事ができますか?」
ぼくは出来ないと返事をし、下を向く。
「お金の話だけではないですが、生きるのに一番必要になるのはお金です。 やりくりすることで、大小は変わりますが絶対に必要なものです」
「親は子供を必ず育てなければなりません、それをすることが責任です」
「たかしくんは 責任を とれますか?」
ぼくは、首を左右に振る。
「たかしくんが雰囲気(ふんいき)でも解ってくれてなによりです」
「簡単(かんたん)なことなのですが難(むずか)しいことなので、聞きたくなったらまた教えるので、お聞きなさい」
ぼくは、首を縦(たて)に振る。
「さ、この話はここまで。 手を洗ってらっしゃい、ご飯にしますよ」
ぼくは、手を洗いに洗面所へ向かった。
それは、高校を卒業した親戚のお姉ちゃんが旅行へ彼氏と行った数か月後で、お姉ちゃんの妊娠が発覚した次の日の話だった。
あぶない。
小ネタとして
不意に大きくなったり朝立ちしたおちんちんは、トイレで小便をすることで緊張状態が緩和され小さくなりやすいです。
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