記憶の無い元勇者(現生贄)と現魔王のサタン様...てか...結構文化進んでんのになんで勇者⁈

夢守アリス

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アルビノの少女

暗い夢と過去

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痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛いいやいやいやいやいやいやいやいやいや
怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い
いやだよ居なくなる居なくなるお姉ちゃんに置いて行かれるやだやだやだやだやだやだやだやだやだやだやだお願いもう置いていかないで。
痛い夢、痛い夢にはお父さんが、怖い夢にはお母さんがお姉ちゃんが居ない夢にはアイツが、暗い夢にはお兄ちゃんとお姉ちゃんが。
血まみれの夢には...



夢によって思い出したくもない思い出がフラッシュバックしてくる。
苦しい、怖い、悲しい夢夢夢夢痛い嫌い「近づいてきて欲しくない、優しくして欲しくない、お姉ちゃん以外は...お姉ちゃん以外は...全部全部敵...いらないから...近づいてこないで...一人がいい...」そらが何度も同じことを繰り返す。
ふと気づくと、そらの目から涙がポロポロと溢れ出ていた。
「ああ、また泣いちゃったんだ。ん?ああ、私は大丈夫だよ。ごめんね心配させちゃって...」そらは、黒の頭を撫でながらそう言っていたが、途中で口ごもった
「もっかい寝ようかなぁ...今日はユキさんバルバトスさんも用事あるって言ってたもんね。魔王様もお仕事忙しそうだし...」そう言うとそらは、はあ...とため息をついた。
「なんで...私見たいな...出来損ないが...生贄に選ばれたんだろ...」途中でそらは自分の膝に顔を埋めた。
「ねえ...黒...私って...ここにいる意味あるのかな...魔王様の役にも立って無いし...」そらが涙声で黒に聞いた。
黒は、にゃあと言ってそらにすり寄ったそらが黒の方を向いた。
ふとそらの目に、黒の首輪が目に付いた
「...あ...れ?黒...そんな首輪...私付けたっけ?付けて無い気がする...」すると、部屋の壁にかかっていた大鏡が不思議ないろいろな色が混ざり合ったような色に光り輝いた。
そらが、大鏡を見つめていると、大鏡の表面の一部分がグニャリと歪んだ。
その歪んだ一部分から誰かの手が出て来た。
「‼︎‼︎‼︎‼︎‼︎‼︎‼︎」そらがなんの反応も出来ずに口をパクパクさせていた。
涙でぼやけてはいても、大鏡から何かが出て来たのはわかったのだ。
少し待っていると、大鏡からすべてが出きったようだった。
その大鏡から出て来た人物は、そらの涙でぼやけて良く見えなかった。
大鏡から出て来た人物は、ゆっくりとそらへと近づいて来た。
一瞬そらは、今までそら達の事を殺そうとしてきた奴らが追ってきたのかと思った。
その間に大鏡から出て来た人物はそらの手が届く距離まで迫っていた。
そらが動けないでいると、その大鏡から出て来た人物はそらの事を思いっきり抱きしめた。
「⁇⁇⁇」そらが動けないでいると、そらの上の方から優しくて...暖かくて...懐かしい...誰かの声が聞こえて来た。
「なんか...ごめんな...そら...これからは...なるべく...そらと一緒にいる事にする...そらがいるお陰で...そらに早く会いたいから...だから...仕事頑張れるんだよ...そらが嫌いってわけじゃないんだよ...でも...ごめんな...ほんとに...ごめんな...」大鏡から出て来た人物は、魔王様だった。
「ごめんなさい...ごめんなさい...ごめんなさいごめんなさい...ちゃんと考えなくて...ごめんなさい...自分の事しか考えてなくて...ごめんなさい...魔王様の...事情も...ちゃんと...考え...無くて...ごめんなさい...」そらが、魔王様の胸に顔を埋めながらずっと謝っていた。
その間ずっと魔王様は、そらが泣き止むのを待っていた。
「なあ、そら...あのさそらには、もう一人姉がいたよな...会ってみるか?」魔王様がそらに聞いた。
「え...お姉ちゃんに会えるんですか?会いたい...会いたいです‼︎」そうそらが言うと、魔王様は少し苦笑した。
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