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第3章 グレタ攻防戦
第12話 対決
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振り下ろされる斧槍。
盾で受け止めようかと考えたロウドだが、背に悪寒が走ったので、その直感を信じてよけることにした。
左にサイドステップして斧槍を躱す。
斧槍は、風切り音を鳴らして勢い良く石畳の地面に振り下ろされ、これに大きな亀裂を生じさせる。凄まじい破壊力だ。
『受けなくて良かった。あんなのまともに受けたら、ひとたまりも無い』
冷や汗をかくロウド。
「ほう……躱したか。受けたなら盾ごと腕をぶった斬るつもりだったんだがな」
即座に受けから躱しに変更したロウドの判断を称賛するリーズ。
石畳に食い込んだ斧槍を引き抜く、その隙を狙って、今度はロウドが仕掛けた。
踏み込んで斧槍の穂先より内側に入り込み、右手の長剣を、横薙ぎ気味にリーズの右脇腹へと叩き込む。
しかし、それはリーズが斧槍の長柄を合わせてきたことにより防がれてしまった。
「甘いな。そんな雑な攻撃が通用するとでも思っているのか」
小馬鹿にしたように笑うリーズ。
カチンときたロウドは防がれた剣を引いて再度攻撃しようとするが、それよりも早く動いたリーズの攻撃を食らってしまう。
武器同士の噛み合った点を支点に旋回させた斧槍の長柄で腹を強く打たれたのだ。
表面の板金と下地の鎖帷子は、斬撃には有効だが、打撃の衝撃を吸収することはできない。
鎧を突き抜けた衝撃が腹に響く。
「おごっ!」
苦痛の声を上げ、たたらを踏むロウド。
その隙に、リーズは後退って距離を取った。
長柄武器を有効に使うためには、ある程度の距離が必要だからだ。
斧槍を腰だめに構え、呼気と共に突きを繰り出す。
その突きを身をよじって何とか躱すロウド。しかし慌てて躱したために体勢が不安定になっている。
それを見逃すリーズではなかった。
引いた斧槍を先程よりも素早く突き出す。
体勢を崩したロウドがこれを躱せるはずがなく、左脇腹の近くに斧槍の穂先は突き刺さった。
半端な武器ならものともしないはずの板金と鎖帷子を貫き、肉に食い込む穂先。
「ぐぅっ!」
初めて味わう生身の体に食い込む武器の感触。
腹の中に冷たい異物が入り込んでくる、何とも言えない感覚に、脚から力が抜け膝を付きそうになる。
だが、腹に傷を負いながらも戦ったアーサーの姿が脳裏に浮かび、両脚に力が戻るロウド。
「た、おれるかあ!」
左手で斧槍の柄を握る。
「んぬ? なんのつもりだ、放せ!」
斧槍を引き戻そうとするリーズ。
しかし、それは叶わない。
斧槍を死んでも放すまいと、ロウドが満身の力を篭めて掴んでいるから。
ここで手を放して、斧槍を自由にしたら、今度こそ致命的な攻撃を受けるだろう。
ロウドは確信していた。
実際に戦って分かった、自分と黒騎士リーズとの馬鹿らしいまでの実力差。
『太陽神の結界で弱体化していても、コイツは僕よりも強い』
故に、自分の体に突き刺した状態で、武器を封じて使えなくしてしまうしか手はない。
喉を駆け上がってきた血を吐き捨て、長剣を繰り出す。
本来、狙うべきは鎧と兜の間の首なのだが、リーズの被っている兜は、頭全体そして首までを覆う兜であるため、そこを狙ってもダメージは少ないだろう。
よってロウドが狙ったのは、兜に少しだけ開いている外を見るための覗き穴であった。
「おおおお!」
雄叫びを上げて、長剣を突き出すロウド。
己の顔面に突き出された剣を見て、少年騎士の狙いを悟るリーズ。
咄嗟に顔を逸らそうとするが間に合わず、切っ先が左の覗き穴に突き込まれた。
「がああ!」
苦痛の声を上げ、斧槍から手を放し、飛び退るリーズ。
左の覗き穴に手を当てて悶えている姿を見るに、目を潰すことができたのか。
「やったか?」
期待はするも油断することなく、斧槍を掴んだまま、リーズを見詰めるロウド。
「おのれ! やってくれたな、お前を甘く見すぎていた!」
右の覗き穴の奥から、残った右目をギラつかせて、ロウドを睨むリーズ。
「俺の本気を見せてやる! 食らえ、破壊の光線!」
突き出した右手の掌に光の粒が集まり、光の玉となる。それは掛け声と共に一筋の光線となって、ロウドへと放射された。
斧槍を手放し、盾で光線を受け止めようとするロウド。
盾表面に到達する光線。
それは呆気なく盾に大穴を開けて破壊した。そして、それを支えていた左腕前腕も弾き飛ばす。
「あああ!」
悲鳴を上げるロウド。
先程の腹を刺された時など比べ物にならない激痛が、腕から頭へと到達する。
赤い筋肉、そして中心の白い骨が見える左腕。肘のちょっと先から吹っ飛んでいる。
長剣を取り落とし、血の吹き出る左腕を押さえるロウド。
膝を付き蹲って、苦痛の悲鳴を上げ続ける。
「生命力を破壊の力に変えて撃ち出す、俺の固有能力『破壊の光線』。これを使ったのは、久しぶりだ。誇るがいい」
そう、上位魔族である魔神や魔人は姿も能力も千差万別である。
今使った破壊光線が、リーズという魔人の固有能力なのであろう。
石畳の上に落ちた斧槍を拾い上げ、ロウドの前に立って言い放つリーズ。
「この戦い、中々に楽しめたぞ、ロウド。お前の名、覚えておこう。さらばだ」
蹲るロウドに振り下ろされる斧槍。
しかし、それはロウドの体に達しなかった。
間に割って入った者が身を盾にして斧槍を受け止めたのだ。
ロウドの次兄リチャード。
大聖堂の入口から戦いを見守っていたが、弟がトドメを刺されようとしているのを見て、咄嗟に割って入ったのだ。
「邪魔をするな!」
「可愛い弟をやらせはしない」
邪魔に入られて激昂するリーズに、口から血泡を吐きながら決然と言うリチャード。
斧槍《ハルバード》の斧刃は、リチャードの左肩口から胸の真ん中辺りまで到達しており、もはや助かりようの無い致命傷。
正に己が命を盾にして弟を守った兄は、神に祈る。
「偉大なる太陽神よ! 我が弟の傷を癒したまえ! 再生《リジェネレート》!」
それは欠損部位をも再生することのできる、治癒よりも上の中級の神聖術であった。
敬虔なる神官の願いは太陽神に届いた。
まるで冗談のように、血の吹き出ていた傷口が塞がり肉が盛り上がっていく。
見る見るうちに再生していき、数秒もしない内に、左腕は完全に元通りになった(吹き飛んだ盾と篭手はそのままだが)。
「太陽の力よ、剣に宿れ。太陽の刃」
絶え絶えな声で、最後の神聖術を唱えるリチャード。
地面に落ちたロウドの長剣の刀身が眩い光に包まれる。
聖なる武器の上位の術で、太陽の力を刃に宿らせる、というものだ。
片手剣にしか掛けられないという条件付きだが、魔族に対しては特効の神聖術である。
兄の思いを無駄にしまいと、光り輝く長剣を拾い、両手で柄を握り、渾身の力を篭めて突き出す。
光る刃は、黒魔鋼の鎧を貫き、リーズの腹を串刺しにした。
「ぐはっ!」
腹の中を忌まわしき太陽の力で焼かれるリーズ。
局面が二転三転したが、最後の一手を指したのは、ロウドであった。
このまま、リーズを倒すことができるか。
対決 終了
盾で受け止めようかと考えたロウドだが、背に悪寒が走ったので、その直感を信じてよけることにした。
左にサイドステップして斧槍を躱す。
斧槍は、風切り音を鳴らして勢い良く石畳の地面に振り下ろされ、これに大きな亀裂を生じさせる。凄まじい破壊力だ。
『受けなくて良かった。あんなのまともに受けたら、ひとたまりも無い』
冷や汗をかくロウド。
「ほう……躱したか。受けたなら盾ごと腕をぶった斬るつもりだったんだがな」
即座に受けから躱しに変更したロウドの判断を称賛するリーズ。
石畳に食い込んだ斧槍を引き抜く、その隙を狙って、今度はロウドが仕掛けた。
踏み込んで斧槍の穂先より内側に入り込み、右手の長剣を、横薙ぎ気味にリーズの右脇腹へと叩き込む。
しかし、それはリーズが斧槍の長柄を合わせてきたことにより防がれてしまった。
「甘いな。そんな雑な攻撃が通用するとでも思っているのか」
小馬鹿にしたように笑うリーズ。
カチンときたロウドは防がれた剣を引いて再度攻撃しようとするが、それよりも早く動いたリーズの攻撃を食らってしまう。
武器同士の噛み合った点を支点に旋回させた斧槍の長柄で腹を強く打たれたのだ。
表面の板金と下地の鎖帷子は、斬撃には有効だが、打撃の衝撃を吸収することはできない。
鎧を突き抜けた衝撃が腹に響く。
「おごっ!」
苦痛の声を上げ、たたらを踏むロウド。
その隙に、リーズは後退って距離を取った。
長柄武器を有効に使うためには、ある程度の距離が必要だからだ。
斧槍を腰だめに構え、呼気と共に突きを繰り出す。
その突きを身をよじって何とか躱すロウド。しかし慌てて躱したために体勢が不安定になっている。
それを見逃すリーズではなかった。
引いた斧槍を先程よりも素早く突き出す。
体勢を崩したロウドがこれを躱せるはずがなく、左脇腹の近くに斧槍の穂先は突き刺さった。
半端な武器ならものともしないはずの板金と鎖帷子を貫き、肉に食い込む穂先。
「ぐぅっ!」
初めて味わう生身の体に食い込む武器の感触。
腹の中に冷たい異物が入り込んでくる、何とも言えない感覚に、脚から力が抜け膝を付きそうになる。
だが、腹に傷を負いながらも戦ったアーサーの姿が脳裏に浮かび、両脚に力が戻るロウド。
「た、おれるかあ!」
左手で斧槍の柄を握る。
「んぬ? なんのつもりだ、放せ!」
斧槍を引き戻そうとするリーズ。
しかし、それは叶わない。
斧槍を死んでも放すまいと、ロウドが満身の力を篭めて掴んでいるから。
ここで手を放して、斧槍を自由にしたら、今度こそ致命的な攻撃を受けるだろう。
ロウドは確信していた。
実際に戦って分かった、自分と黒騎士リーズとの馬鹿らしいまでの実力差。
『太陽神の結界で弱体化していても、コイツは僕よりも強い』
故に、自分の体に突き刺した状態で、武器を封じて使えなくしてしまうしか手はない。
喉を駆け上がってきた血を吐き捨て、長剣を繰り出す。
本来、狙うべきは鎧と兜の間の首なのだが、リーズの被っている兜は、頭全体そして首までを覆う兜であるため、そこを狙ってもダメージは少ないだろう。
よってロウドが狙ったのは、兜に少しだけ開いている外を見るための覗き穴であった。
「おおおお!」
雄叫びを上げて、長剣を突き出すロウド。
己の顔面に突き出された剣を見て、少年騎士の狙いを悟るリーズ。
咄嗟に顔を逸らそうとするが間に合わず、切っ先が左の覗き穴に突き込まれた。
「がああ!」
苦痛の声を上げ、斧槍から手を放し、飛び退るリーズ。
左の覗き穴に手を当てて悶えている姿を見るに、目を潰すことができたのか。
「やったか?」
期待はするも油断することなく、斧槍を掴んだまま、リーズを見詰めるロウド。
「おのれ! やってくれたな、お前を甘く見すぎていた!」
右の覗き穴の奥から、残った右目をギラつかせて、ロウドを睨むリーズ。
「俺の本気を見せてやる! 食らえ、破壊の光線!」
突き出した右手の掌に光の粒が集まり、光の玉となる。それは掛け声と共に一筋の光線となって、ロウドへと放射された。
斧槍を手放し、盾で光線を受け止めようとするロウド。
盾表面に到達する光線。
それは呆気なく盾に大穴を開けて破壊した。そして、それを支えていた左腕前腕も弾き飛ばす。
「あああ!」
悲鳴を上げるロウド。
先程の腹を刺された時など比べ物にならない激痛が、腕から頭へと到達する。
赤い筋肉、そして中心の白い骨が見える左腕。肘のちょっと先から吹っ飛んでいる。
長剣を取り落とし、血の吹き出る左腕を押さえるロウド。
膝を付き蹲って、苦痛の悲鳴を上げ続ける。
「生命力を破壊の力に変えて撃ち出す、俺の固有能力『破壊の光線』。これを使ったのは、久しぶりだ。誇るがいい」
そう、上位魔族である魔神や魔人は姿も能力も千差万別である。
今使った破壊光線が、リーズという魔人の固有能力なのであろう。
石畳の上に落ちた斧槍を拾い上げ、ロウドの前に立って言い放つリーズ。
「この戦い、中々に楽しめたぞ、ロウド。お前の名、覚えておこう。さらばだ」
蹲るロウドに振り下ろされる斧槍。
しかし、それはロウドの体に達しなかった。
間に割って入った者が身を盾にして斧槍を受け止めたのだ。
ロウドの次兄リチャード。
大聖堂の入口から戦いを見守っていたが、弟がトドメを刺されようとしているのを見て、咄嗟に割って入ったのだ。
「邪魔をするな!」
「可愛い弟をやらせはしない」
邪魔に入られて激昂するリーズに、口から血泡を吐きながら決然と言うリチャード。
斧槍《ハルバード》の斧刃は、リチャードの左肩口から胸の真ん中辺りまで到達しており、もはや助かりようの無い致命傷。
正に己が命を盾にして弟を守った兄は、神に祈る。
「偉大なる太陽神よ! 我が弟の傷を癒したまえ! 再生《リジェネレート》!」
それは欠損部位をも再生することのできる、治癒よりも上の中級の神聖術であった。
敬虔なる神官の願いは太陽神に届いた。
まるで冗談のように、血の吹き出ていた傷口が塞がり肉が盛り上がっていく。
見る見るうちに再生していき、数秒もしない内に、左腕は完全に元通りになった(吹き飛んだ盾と篭手はそのままだが)。
「太陽の力よ、剣に宿れ。太陽の刃」
絶え絶えな声で、最後の神聖術を唱えるリチャード。
地面に落ちたロウドの長剣の刀身が眩い光に包まれる。
聖なる武器の上位の術で、太陽の力を刃に宿らせる、というものだ。
片手剣にしか掛けられないという条件付きだが、魔族に対しては特効の神聖術である。
兄の思いを無駄にしまいと、光り輝く長剣を拾い、両手で柄を握り、渾身の力を篭めて突き出す。
光る刃は、黒魔鋼の鎧を貫き、リーズの腹を串刺しにした。
「ぐはっ!」
腹の中を忌まわしき太陽の力で焼かれるリーズ。
局面が二転三転したが、最後の一手を指したのは、ロウドであった。
このまま、リーズを倒すことができるか。
対決 終了
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