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第23話 ギガントガイアスの打倒、勇者日向が巨神ギガントガイアスに挑む③
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「よそ見かよ」
僕が想像していた以上の威力のある魔法の一撃。それは、ギガントガイアスですら、視線をそらさせた。
だがこのままでは、スキル合金硬化で防がれてしまう。
だがしかし、何のためにわざわざ魔力を練って黒星にためていたと思う。
一番の理想は合金硬化を使わせずに、アルスの魔法で倒すことだ。
でも、もしそれがかなわなかった場合、その選択肢はただ一つ。
合金硬化しても防ぎないほどの高火力の一撃でギガントガイアを倒すしかない。
「くらえぇぇぇぇぇぇぇぇぇっ!!」
僕は黒雷を纏う黒星をギガントガイアスにめがけて、投げ込んだ。
アルスが放った高火力の魔法に、今の僕が放てる全力が合わされば、もしかしたら、合金硬化でも防ぎきれない一撃に足りえるかもしれない。
これは、決して確実ではない。
でも、それでも、僕は賭けたんだ。
僕とアルス、二人でなら、可能だと。
ギガントガイアスはすぐさま合金硬化を発動させ、体を金属で覆った。
両者の一撃はほぼ同時に直撃し、この場所全体を大きく揺らし、閃光の光で僕たちの視界を覆い隠した。
光が収まり、ゆっくりと目を開くと、そこには右腕をなくしたギガントガイアスが立っていた。
ギガントガイアスは合金硬化で身を守っているものの、右腕を失い、右腕から血を流している。
その光景に僕は、すぐさま声を上げた。
「今しかない、アルスっ!」
「…………うん」
ギガントガイアスを倒すなら今しかない。
それは直感ではなく、確信だった。
アルスはすぐに合流するが、そこで僕はアルスの異変に気付いた。
褐色が悪く、息を荒くするアルスの姿。
「アルス、まだいけるか」
「大丈夫、遠慮はいらない」
アルスの浮かべる笑顔が無理していることはすぐに分かった。
ここで、アルスを無理させるべきなのか。
ギガントガイアスに余裕はない。回復される前に仕留めたいが、アルスが想像以上に消耗している。
最悪、ライフゾーンに戻れば、立て直せるし、ここはアルスのためにも一度…………。
僕は迷い、下を向きながら苦痛の表情を浮かべた。
すると、アルスは僕の顔を両手で上げて、笑顔で言った。
「ヒナタ…………私は大丈夫だよ」
その一言に僕は覚悟を決めた。
「…………一緒にとどめを刺すぞっ!」
っと僕は右手をアルスに差し伸べる。
「うんっ!」
アルスは僕の右手を掴み黒剣へと姿を変えた。
とどめを刺すなら今しかない。
絞りだすんだ。僕の魔力を…………。
僕は黒剣に魔力を奔流させ、黒雷を纏わせようとすると、突然、心臓をわしづかみされたような痛みに襲われ、吐血する。
「ぐはぁ!?」
思った以上に、魔力を消費していたのか。
魔力をわざわざ練って消費を抑えたのに。
これじゃあ、とどめの一撃が。
さっきの一撃で想像以上に魔力を消費していた日向は、自分の力不足を実感した。
もう少し、ステータスが高ければと。
『マスターっ!?』
「大丈夫だ」
冷静になれっ!
現状、魔力が足りない。でも、この絶好のチャンスは、今しかないなんだ。
僕はゆっくりと目を閉じる。
そして、僕は最終手段をとることを決意した。
「…………ここで使う」
『スキル傲慢を使用』
その世界の声が聞こえてくると、心臓が高鳴った。
髪が徐々に白く濁っていき、煮えたぎるように瞳が真紅に染まっていった。
この感覚、感じたことがある。
『傲慢の使用と共に武器ステータスと統合…………完了』
「…………アルス、仕留めるぞ」
『はい、マスター』
すべての魔力を黒剣に集め、ギガントガイアスに向かって前進する。
体が軽い、力が奥底からみなぎってくる。
なんだろう、前とは違って少しだけ頭がさえているような気がする。
今にもあふれ出そうな高揚感はたしかに奥底で燃え上がっているのに、今はギガントガイアスを倒すことに全神経を注げられる。
前とは明らかに違う。
俺は今、俺でいられている。
「ギガントガイアス、これで終わりだっ!」
超人的な脚力で飛び上がり、ギガントガイアスを正面にとらえる。
ギガントガイアスは防御するそぶりすら見せずただ俺を見つめてるだけだった。
その動きに疑問がよぎった。
なぜ、防御しないのか、なぜ、ただこちらを眺めているだけのなのか、理解できない。
ギガントガイアスのその行動が俺には理解できなかった。
でも、そんなことはギガントガイアスを倒した後に考えればいい。
俺は黒剣を両手で強く握りしめ、ギガントガイアスに最後の言葉を告げる。
「あばよ」
全身全霊で振り下ろされた一撃は、ギガントガイアスの魔石ごと引き裂いた。
ギガントガイアスの魔石は砕け散り、ギガントガイアスと一緒に塵となって消滅した。
髪と瞳は落ち着いた黒に戻り、僕はただ茫然と立ちながらじっと眺めていた。
「…………最後の最後で抵抗しないなんて、わからねぇな、魔物って生き物は」
どうして、最後の最後に合金硬化を使わなかったのか、それがずっと頭の隅に残っている。
最後のギガントガイアスの表情は、まるですべてを出し切ったかのような、人間らしさが垣間見えた。
それが気のせいなのか、気のせいじゃないのか…………。
あれは果たして本当に魔物だったのか。
「いや、変なことは考えるな。ギガントガイアスは倒した。それでいいじゃないか」
そうだ。ギガントガイアスは倒せた。それで、いいんだ。
『マスター、正気は保てていますか?』
「あ、ああ、大丈夫だ」
ふと、自分が今、どういう状態のかを認識した。
傲慢を使用しているとき、あの時のような感情の高ぶりは小さく、理性を保てていた。
たしかに、心の奥底で、戦いを求めているはずなのに。
あの時だけが、特別だったのか。
いや、状況はさほど変わっていない。なら、前と今の俺、何が違うんだ。
『マスター?』
「あ、ああ、なんでもない」
今考えても仕方がない。少しずつ、このスキルのことを理解していこう。
「それじゃあ、ちょっと休憩するか」
「この場所にはもう一切、魔力の反応はないので、安心して休憩できる」
気づけば、アルスは元の人の姿に戻り、スキル傲慢も解除されていた。
すると、ふと思ったことを口にした。
「そうか、もしかしたら、発動時間に関係性があるのかも」
だとしたら、最初に傲慢を使用した時との差に説明がつく。
僕が傲慢をしようとしたのはほんの数分だ。だから、そこまで感情の高ぶりが表に出てこなかった。
うん、これなら納得だ。
…………まぁ、正しいかはわからないけど。
すると、アルスが突然、倒れ込んだ。
僕は咄嗟に倒れこむアルスを抱きしめるように支えた。
「おい、大丈夫か?」
「ごめん、ちょっと無理してたみたい」
やっぱり、無理させていたか。
魔法を使った後のアルスの顔色は僕でもやばいと思わせるほど悪かった。
そして、そんな状態での武器化は相当負担があったはずだ。
「しばらく、休め。生憎と時間はたっぷりあるからな」
「ごめんね、迷惑かけちゃって」
「謝るなって、ギガントガイアスを倒せたのは半分以上、アルスのおかげなんだから。だから、今は休め」
「…………うん」
僕は優しく、アルスの頭を撫でた。
僕が想像していた以上の威力のある魔法の一撃。それは、ギガントガイアスですら、視線をそらさせた。
だがこのままでは、スキル合金硬化で防がれてしまう。
だがしかし、何のためにわざわざ魔力を練って黒星にためていたと思う。
一番の理想は合金硬化を使わせずに、アルスの魔法で倒すことだ。
でも、もしそれがかなわなかった場合、その選択肢はただ一つ。
合金硬化しても防ぎないほどの高火力の一撃でギガントガイアを倒すしかない。
「くらえぇぇぇぇぇぇぇぇぇっ!!」
僕は黒雷を纏う黒星をギガントガイアスにめがけて、投げ込んだ。
アルスが放った高火力の魔法に、今の僕が放てる全力が合わされば、もしかしたら、合金硬化でも防ぎきれない一撃に足りえるかもしれない。
これは、決して確実ではない。
でも、それでも、僕は賭けたんだ。
僕とアルス、二人でなら、可能だと。
ギガントガイアスはすぐさま合金硬化を発動させ、体を金属で覆った。
両者の一撃はほぼ同時に直撃し、この場所全体を大きく揺らし、閃光の光で僕たちの視界を覆い隠した。
光が収まり、ゆっくりと目を開くと、そこには右腕をなくしたギガントガイアスが立っていた。
ギガントガイアスは合金硬化で身を守っているものの、右腕を失い、右腕から血を流している。
その光景に僕は、すぐさま声を上げた。
「今しかない、アルスっ!」
「…………うん」
ギガントガイアスを倒すなら今しかない。
それは直感ではなく、確信だった。
アルスはすぐに合流するが、そこで僕はアルスの異変に気付いた。
褐色が悪く、息を荒くするアルスの姿。
「アルス、まだいけるか」
「大丈夫、遠慮はいらない」
アルスの浮かべる笑顔が無理していることはすぐに分かった。
ここで、アルスを無理させるべきなのか。
ギガントガイアスに余裕はない。回復される前に仕留めたいが、アルスが想像以上に消耗している。
最悪、ライフゾーンに戻れば、立て直せるし、ここはアルスのためにも一度…………。
僕は迷い、下を向きながら苦痛の表情を浮かべた。
すると、アルスは僕の顔を両手で上げて、笑顔で言った。
「ヒナタ…………私は大丈夫だよ」
その一言に僕は覚悟を決めた。
「…………一緒にとどめを刺すぞっ!」
っと僕は右手をアルスに差し伸べる。
「うんっ!」
アルスは僕の右手を掴み黒剣へと姿を変えた。
とどめを刺すなら今しかない。
絞りだすんだ。僕の魔力を…………。
僕は黒剣に魔力を奔流させ、黒雷を纏わせようとすると、突然、心臓をわしづかみされたような痛みに襲われ、吐血する。
「ぐはぁ!?」
思った以上に、魔力を消費していたのか。
魔力をわざわざ練って消費を抑えたのに。
これじゃあ、とどめの一撃が。
さっきの一撃で想像以上に魔力を消費していた日向は、自分の力不足を実感した。
もう少し、ステータスが高ければと。
『マスターっ!?』
「大丈夫だ」
冷静になれっ!
現状、魔力が足りない。でも、この絶好のチャンスは、今しかないなんだ。
僕はゆっくりと目を閉じる。
そして、僕は最終手段をとることを決意した。
「…………ここで使う」
『スキル傲慢を使用』
その世界の声が聞こえてくると、心臓が高鳴った。
髪が徐々に白く濁っていき、煮えたぎるように瞳が真紅に染まっていった。
この感覚、感じたことがある。
『傲慢の使用と共に武器ステータスと統合…………完了』
「…………アルス、仕留めるぞ」
『はい、マスター』
すべての魔力を黒剣に集め、ギガントガイアスに向かって前進する。
体が軽い、力が奥底からみなぎってくる。
なんだろう、前とは違って少しだけ頭がさえているような気がする。
今にもあふれ出そうな高揚感はたしかに奥底で燃え上がっているのに、今はギガントガイアスを倒すことに全神経を注げられる。
前とは明らかに違う。
俺は今、俺でいられている。
「ギガントガイアス、これで終わりだっ!」
超人的な脚力で飛び上がり、ギガントガイアスを正面にとらえる。
ギガントガイアスは防御するそぶりすら見せずただ俺を見つめてるだけだった。
その動きに疑問がよぎった。
なぜ、防御しないのか、なぜ、ただこちらを眺めているだけのなのか、理解できない。
ギガントガイアスのその行動が俺には理解できなかった。
でも、そんなことはギガントガイアスを倒した後に考えればいい。
俺は黒剣を両手で強く握りしめ、ギガントガイアスに最後の言葉を告げる。
「あばよ」
全身全霊で振り下ろされた一撃は、ギガントガイアスの魔石ごと引き裂いた。
ギガントガイアスの魔石は砕け散り、ギガントガイアスと一緒に塵となって消滅した。
髪と瞳は落ち着いた黒に戻り、僕はただ茫然と立ちながらじっと眺めていた。
「…………最後の最後で抵抗しないなんて、わからねぇな、魔物って生き物は」
どうして、最後の最後に合金硬化を使わなかったのか、それがずっと頭の隅に残っている。
最後のギガントガイアスの表情は、まるですべてを出し切ったかのような、人間らしさが垣間見えた。
それが気のせいなのか、気のせいじゃないのか…………。
あれは果たして本当に魔物だったのか。
「いや、変なことは考えるな。ギガントガイアスは倒した。それでいいじゃないか」
そうだ。ギガントガイアスは倒せた。それで、いいんだ。
『マスター、正気は保てていますか?』
「あ、ああ、大丈夫だ」
ふと、自分が今、どういう状態のかを認識した。
傲慢を使用しているとき、あの時のような感情の高ぶりは小さく、理性を保てていた。
たしかに、心の奥底で、戦いを求めているはずなのに。
あの時だけが、特別だったのか。
いや、状況はさほど変わっていない。なら、前と今の俺、何が違うんだ。
『マスター?』
「あ、ああ、なんでもない」
今考えても仕方がない。少しずつ、このスキルのことを理解していこう。
「それじゃあ、ちょっと休憩するか」
「この場所にはもう一切、魔力の反応はないので、安心して休憩できる」
気づけば、アルスは元の人の姿に戻り、スキル傲慢も解除されていた。
すると、ふと思ったことを口にした。
「そうか、もしかしたら、発動時間に関係性があるのかも」
だとしたら、最初に傲慢を使用した時との差に説明がつく。
僕が傲慢をしようとしたのはほんの数分だ。だから、そこまで感情の高ぶりが表に出てこなかった。
うん、これなら納得だ。
…………まぁ、正しいかはわからないけど。
すると、アルスが突然、倒れ込んだ。
僕は咄嗟に倒れこむアルスを抱きしめるように支えた。
「おい、大丈夫か?」
「ごめん、ちょっと無理してたみたい」
やっぱり、無理させていたか。
魔法を使った後のアルスの顔色は僕でもやばいと思わせるほど悪かった。
そして、そんな状態での武器化は相当負担があったはずだ。
「しばらく、休め。生憎と時間はたっぷりあるからな」
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