ミント編

雷音@野生ガール

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二重人格の自分

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二重人格の自分   


見え隠れしていてもいつもバレてしまうのが、自分の物語なのだと現実に教えて貰ったが、どうやら今の僕には全く分からない難関な発言だと言う事しか分からない自分が最悪だと思った。
早く、一人前の大人にならなければならないのかとストレスを溜めてしまう。
でも、今年の僕は違う。もう、大人の仲間入りとなる13歳となるのだ。早くなって、皆よりも偉くなるのが僕の夢だと誰も理解してくれないのがまたストレスの元となる。そして、いつも目が覚めると辺りは真っ赤な赤い絵の具が僕の回りに咲くから、僕は、この色が大好きでストレスが無くなる。それに、煩い大人も一瞬でいなくなるのもこれまた嬉し限りで僕の笑顔が咲く。

それが、僕の物語。

朝になったが、よれよれの服を着用しながら寝てたからもっとよれよれになってしまったけど、それよりも朝日は、眩しすぎて目が火傷してしまいそうな位眩みそう。
いつものつまらない習い事を今日もしなければならない。でも、そこは、我慢して乗り越えるのが真のセレブと言うべきか。
黒い服を綺麗にラインをそっていると心が気持ちよくなるのが、人間の本性の感情が現れると言うべきか。
それより、今日もとてもご馳走に見える朝食が結構並んでいて舌を舐めるように食べるのを待っていた。
「頂きます」
今日も皆で仕事を頑張って行こうとしている両親は、少しいつもと早く食事を済ましていたのをちょっと羨ましい気持ちもあった。
今日は、習い事をサボって、散歩でもしようかなと思いながらピクニック気分で、お弁当でも作ろうかなといつも以上に気持ちが浮かれていたのを必死に顔に出さないように我慢しながら食事を済ました。
そして、誰にもバレないようにひっそりと家から抜け出す。
外は、物凄く綺麗な青空が広がっており物凄く心地好いから、草原ではねでも伸ばそうかなと急いで行く。
その時は、家にいたら自分の運命が代わろうとしていたのを自分は、まだ知らない。

朝になったが、よれよれの服を着用しながら寝てたからもっとよれよれになってしまったけど、それよりも朝日は、眩しすぎて目が火傷してしまいそうな位眩みそう。
いつものつまらない習い事を今日もしなければならない。でも、そこは、我慢して乗り越えるのが真のセレブと言うべきか。
黒い服を綺麗にラインをそっていると心が気持ちよくなるのが、人間の本性の感情が現れると言うべきか。
それより、今日もとてもご馳走に見える朝食が結構並んでいて舌を舐めるように食べるのを待っていた。
「頂きます」
今日も皆で仕事を頑張って行こうとしている両親は、少しいつもと早く食事を済ましていたのをちょっと羨ましい気持ちもあった。
今日は、習い事をサボって、散歩でもしようかなと思いながらピクニック気分で、お弁当でも作ろうかなといつも以上に気持ちが浮かれていたのを必死に顔に出さないように我慢しながら食事を済ました。
そして、誰にもバレないようにひっそりと家から抜け出す。
外は、物凄く綺麗な青空が広がっており物凄く心地好いから、草原ではねでも伸ばそうかなと急いで行く。
その時は、家にいたら自分の運命が代わろうとしていたのを自分は、まだ知らない。

草原は、気持ちよくて清々しいし落ち着くから自分にとっては最高とも言える。でも、家に帰ったら説教されると思うと背中がゾッとなったが、そんな事よりも何して遊べばいいのか分からないし、自分はまだ趣味がないからする事が全く無いので暇で仕方がない。
歌でも歌おうかなと歌ってみたら、案外上手く綺麗に歌えたような気がして楽しくなってしまった。そして、歌うと回りに鳥や動物が来てくれたのが嬉しかったが、こういうのは、メルヘンチックなグリム童話に出てくるのと同じだなと心から笑顔で思った。歌っていたら、森から女の子が出てきたから顔を赤くして歌を歌うのをやめた。女の子は、笑顔でエンドの歌声を褒めてくれたから、仲良くなれそうだなと思ってずっと話していた。
そして、夕暮れ時になり、女の子は、家に帰ったので自分も、家に恐る恐る帰ってみるとそこには、オレンジ色の妖怪が家を食べているように見えてしまった。たまたまそこにいた近所の人達の話を耳にした。
「ランドダークさんの家は、何者かが燃やしたそうよ。しかも、その犯人が息子のエンドではないのかと言われているのよ。怖いわね。」
自分は、何もしてないのに犯人扱いされて気が進まないし、自殺では無いという事は、この街の誰が両親を殺したのかと思うと突然辺りが嫌になり、小声で
「自分は、悪くない」
と言った後、何故か目眩がしたのか分からないけど意識がもうろうとしていた。そして、意識が無くなったのを近所の人達が見ていた、そして、ゴミを見るような目で自分を足で蹴ってきた。まるで、動物虐待しているようで。男が、最後の蹴りをつけようとした瞬間、エンドの手が男の足を掴み骨を折る程ぐちゃぐちゃにし、男は、悲鳴を上げたのを見て皆は、男の仇をしようとしたら、さっきまで蹴ってきた人達を皆殺しした。

そう、それがもう一人の人格の誕生だった。

夜の街を徘徊するように人々を次々殺してしまう美しい自分がいる。とても、美しい薔薇を咲かせてくれるそんな自分が大好きでまたらないぐらいゾクゾクしてしまう。
一番最高なのが、悲鳴をあげてくれる人が大好き。とても、面白くて最高な物語を演じてくれるから自分にとっては、いい人だと思う。
さぁ、朝まで殺しに行こうではないか。

ーーーーーローンーーーー
穏やかな街と聞いていたが、結構荒れている様にも見えてしまう自分がいる。この頃の兄様は、モモさんと結婚し子供までいるんじゃないかなとワクワクするが、今はそんな事より、今日も物を採りに行こうと思ったが、ここ最近は、夜な夜な人を殺している人がいるそうなので、用心深く夜の街へ出かける。

何にもない静かで真っ暗なよく分からない所で自分は、ポツリと立ち尽くす。
昼は、綺麗な草原だけど夜はちょっぴり怖いけど、星がとても綺麗と空を眺める。本当は、この時間帯に外にいると両親に怒られるが、もう今はそんな人はいない。嫌な両親がいなくなると、心が寂しく感じて涙がポロリと出てくるのを防ごうとしても意味が無いけど、そうしてしまう。
もう、ここでのたれ死ぬのかなと思っていたら、今日昼間、草原であった女の子がこっちを見て、歩いてきたそして、手を出して優しい掛け声をだしてくれた事に心が癒された。
そして、女の子に連れられるようにひたすら歩いたその先には、大きな洋風なお屋敷があったので少し驚いた。何故かというと、こんなお屋敷街から見えるはずなのに、今までなかったような気がして驚いてしまっていた。
女の子が、お屋敷に入ろうとすると自分も恐る恐る入ってみたらとてもゴージャスな素敵な家だった。まぁ、見た目がそうだったらそうなるわなと思っていたら、眼鏡をかけており、血の色に見えそうな目をしていて、耳が少し尖って肌が透き通るような男が、冷静に怒っていたので、女の子に説教をした。している途中、男はエンドを見て驚いたので、すぐにお風呂に連れて行かされ、入ったら結構気持ち良かった。
バスローブに着替えて、リビングに向かった時、さっきいた男が話しかけてきた。
その話の内容が意味が分からなかった。
「貴様の服から、他の人間の血が沢山こびりついていた。つまり、お前は人殺しなのだな。」
自分は、今まで一度も人を殺した事無いのにそれは、こじつけでは無いのかなと強く否定をしたが、言葉では理解していたが、表情は、理解していなかった。
そして、リビングに行って女の子の、クルラと話して、今日からここが自分の家になる事になったが、男は不機嫌そうだった。

そして、一日が終わった。

何にもない静かで真っ暗なよく分からない所で自分は、ポツリと立ち尽くす。
昼は、綺麗な草原だけど夜はちょっぴり怖いけど、星がとても綺麗と空を眺める。本当は、この時間帯に外にいると両親に怒られるが、もう今はそんな人はいない。嫌な両親がいなくなると、心が寂しく感じて涙がポロリと出てくるのを防ごうとしても意味が無いけど、そうしてしまう。
もう、ここでのたれ死ぬのかなと思っていたら、今日昼間、草原であった女の子がこっちを見て、歩いてきたそして、手を出して優しい掛け声をだしてくれた事に心が癒された。
そして、女の子に連れられるようにひたすら歩いたその先には、大きな洋風なお屋敷があったので少し驚いた。何故かというと、こんなお屋敷街から見えるはずなのに、今までなかったような気がして驚いてしまっていた。
女の子が、お屋敷に入ろうとすると自分も恐る恐る入ってみたらとてもゴージャスな素敵な家だった。まぁ、見た目がそうだったらそうなるわなと思っていたら、眼鏡をかけており、血の色に見えそうな目をしていて、耳が少し尖って肌が透き通るような男が、冷静に怒っていたので、女の子に説教をした。している途中、男はエンドを見て驚いたので、すぐにお風呂に連れて行かされ、入ったら結構気持ち良かった。
バスローブに着替えて、リビングに向かった時、さっきいた男が話しかけてきた。
その話の内容が意味が分からなかった。
「貴様の服から、他の人間の血が沢山こびりついていた。つまり、お前は人殺しなのだな。」
自分は、今まで一度も人を殺した事無いのにそれは、こじつけでは無いのかなと強く否定をしたが、言葉では理解していたが、表情は、理解していなかった。
そして、リビングに行って女の子の、クルラと話して、今日からここが自分の家になる事になったが、男は不機嫌そうだった。

そして、一日が終わった。

外の景色が分からないけれど、大分前の事かなと昔の事を思い出してしまう。私、クルラは、ミントの隠し子の娘であり生まれた頃、吸血鬼邸と言われている家に育った。生まれながら育ちが良かった事には嬉しかったが、この森と外は年が違うから長生きしているし楽。
だが、自分から行くことは出来るので、外の情報は良く分かるから便利だと思う。
今より昔に二重の人格をもった黒髪の男が、よく人を殺していたという事があった。だからよく執事に外出禁止を下されていたから、男とは会わなかったけど、ここ最近名前が分かった。その名前は、『ブラック・T・ランドダーク』という男だった。青年で優しい性格をもった男の子だったのにある日、突然と急に二つの性格を持ってしまった。その理由は、まだ誰も分かっていないと判断したが、ある少年にこの事を調べてくれと言われた事があったので、結構調べたら、いつかこの家に黒髪の男の子がくるのでしばらくは預かっていて欲しいと言われたので、そうしたら、案の定黒髪の男の子が来た事に驚いた。
でも、優しくて天使のような笑顔で鳥とじゃれている男の子を見つめていると誰かに似ている気がして考えてみたら、あのブラックにいていた事に気がついた。最初は気のせいなのかと近寄って話してみたら、やっぱり似てた。でも、男の子の場合は白い眼帯をしているから、虐待されたのかなと思ったけどそういう面影はなかったから、つい楽しくて夕方まで話してしまったから早く家に帰ってた。

外の景色が分からないけれど、大分前の事かなと昔の事を思い出してしまう。私、クルラは、ミントの隠し子の娘であり生まれた頃、吸血鬼邸と言われている家に育った。生まれながら育ちが良かった事には嬉しかったが、この森と外は年が違うから長生きしているし楽。
だが、自分から行くことは出来るので、外の情報は良く分かるから便利だと思う。
今より昔に二重の人格をもった黒髪の男が、よく人を殺していたという事があった。だからよく執事に外出禁止を下されていたから、男とは会わなかったけど、ここ最近名前が分かった。その名前は、『ブラック・T・ランドダーク』という男だった。青年で優しい性格をもった男の子だったのにある日、突然と急に二つの性格を持ってしまった。その理由は、まだ誰も分かっていないと判断したが、ある少年にこの事を調べてくれと言われた事があったので、結構調べたら、いつかこの家に黒髪の男の子がくるのでしばらくは預かっていて欲しいと言われたので、そうしたら、案の定黒髪の男の子が来た事に驚いた。
でも、優しくて天使のような笑顔で鳥とじゃれている男の子を見つめていると誰かに似ている気がして考えてみたら、あのブラックにいていた事に気がついた。最初は気のせいなのかと近寄って話してみたら、やっぱり似てた。でも、男の子の場合は白い眼帯をしているから、虐待されたのかなと思ったけどそういう面影はなかったから、つい楽しくて夕方まで話してしまったから早く家に帰ってた。
 
真っ赤に染まってしまったこの世界を高みの見物していたら、さぞ気持ちが良いことだろう。
何も感じないこの変わらない気持ちは痛いほど刻み込んでゆく。何もかもが失うのは辛いが、人を殺めるのも辛いなんだけど、これはお互い様と言える事と所詮誰だって思う。もうここから抜け出したい気持ちが溢れている自分もいるかもしれない。いずれか自分は何者かによって殺されるのかと思うとゾッとする。
あの日が遠くて、寂しさを覚えてしまった。
止められない感情。もう一人の自分。
一人で考えながらブツブツ言っていると、回りには先程殺された軍人と同じ服を着用している者がエンドの回りに囲んでいる。
バットエンドを思い出したら、頭の中が混乱してしまい意識が遠退いてゆく。


ーーーークルラーーーー
昔の資料を謎解きの探偵の様に探してゆくけど、中々一向に見つからないと諦めた瞬間、一人の少年が一冊の資料を迷わずとり、話しかけてきた。
「お久しぶりです。今回の事件はエンドの二重人格が発生する物語にしてみました。ブラックナインにバレない為の物語と。
今、エンドは、街に国の軍人が来て捕まっております。今頃は、エンドは人を殺めています。
貴方はどうしますか?」
久々に見たと思ったら突然何言い出すのか分からなかったし、前にもこんな事があった事を思い出してしまった。
それにしても、あのエンドが人を殺める様なお方にはあまり見えなかったけど、何処か遠くを見ていた気もした。私は、その姿を見てエンドを笑顔にして、人を殺める様な事をしてほしくないと強く思ったのでクルラの判断は、
「私は、エンドを止めます。」
と真っ直ぐな瞳で言葉に発したら、少年は、笑顔で一緒に今からそこに行って説得しようとその場から離れて走って行った。


ーーーーローンーーーー
何もかもの物語は、幸せになるのが多いが彼らの物語は残酷な物語だったが、あの緑色のミントが来てからは、物語はハッピーエンドに向かっている。
そして、次の物語には私の息子が加勢する事となる。今は黙って怪盗をしとこうと思ったのは、何故かと言うと、物語を操っている人が彼らを眺めていて嘲笑っているのを見てそう思ったから。

闇を囲む正義の味方は必ず現れると言う。でも、必ずしも正義が勝つわけではないと自分はそう言える。だって、エンドは、国の軍人を皆殺しにしたから所詮皆悪に負けると病んだ心に刻み込む。
もう皆が悪いやつに見えてしまう自分の目も病んでしまった。

おわり
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