35 / 44
【一人ルート】就寝のグラマラス巫女♥
しおりを挟む
寝室は静かだった。
灯りを落とした部屋に、夜気がゆっくりと満ちていく。
簡素な寝に身を横たえると、八重の豊満な身体が、布の上で自然と形を主張する。
横になるだけで、胸の重みが左右にゆるやかに広がり、腰から下の曲線が、寝具を押し沈める。
動くたび、布が擦れ、
“ぶるん”とした揺れが、夜の静けさの中で確かに伝わる。
(……少し、疲れが出ましたね)
そう思いながらも、眠りはすぐには訪れない。
身体は休んでいるのに、どこかが、張りつめたままだ。
ひとりだ。
主の気配はない。
守る声も、導く背中も、今はここにない。
胸の奥で、わずかな不安が芽生える。
理由は、はっきりしない。
あまりにも“この地は危険”という感覚だけが、消えなかった。
八重は法玉を握った。
その拍子に、豊かな肉体が再び揺れ、
布越しに、生命の重さが伝わる。
(……気のせい……でしょうか)
そう言い聞かせながら、
ようやく瞼を閉じた、その時だった。
■
暗がりの中で、視線が交わされる。
――いる。
――ひとりだ。
言葉はない。
だが、共通の理解が、静かに広がる。
白巫女。
豊穣の器。
力を宿し、光を放つ存在。
寝室の外、
壁越しに感じ取れるのは、
静かな寝息と、確かな“生命の気配”。
あの身体は、ただ守られるだけのものではない。
奪えば、得るものがある。
触れずとも、近づくだけで、何かが変わる。
――今は、まだ。
誰かが、そう判断する。
焦る必要はない。
守る者はいないのだから。
影は、息を潜める。
白巫女をおとす、その時間を、
じっと、待ちながら。
灯りを落とした部屋に、夜気がゆっくりと満ちていく。
簡素な寝に身を横たえると、八重の豊満な身体が、布の上で自然と形を主張する。
横になるだけで、胸の重みが左右にゆるやかに広がり、腰から下の曲線が、寝具を押し沈める。
動くたび、布が擦れ、
“ぶるん”とした揺れが、夜の静けさの中で確かに伝わる。
(……少し、疲れが出ましたね)
そう思いながらも、眠りはすぐには訪れない。
身体は休んでいるのに、どこかが、張りつめたままだ。
ひとりだ。
主の気配はない。
守る声も、導く背中も、今はここにない。
胸の奥で、わずかな不安が芽生える。
理由は、はっきりしない。
あまりにも“この地は危険”という感覚だけが、消えなかった。
八重は法玉を握った。
その拍子に、豊かな肉体が再び揺れ、
布越しに、生命の重さが伝わる。
(……気のせい……でしょうか)
そう言い聞かせながら、
ようやく瞼を閉じた、その時だった。
■
暗がりの中で、視線が交わされる。
――いる。
――ひとりだ。
言葉はない。
だが、共通の理解が、静かに広がる。
白巫女。
豊穣の器。
力を宿し、光を放つ存在。
寝室の外、
壁越しに感じ取れるのは、
静かな寝息と、確かな“生命の気配”。
あの身体は、ただ守られるだけのものではない。
奪えば、得るものがある。
触れずとも、近づくだけで、何かが変わる。
――今は、まだ。
誰かが、そう判断する。
焦る必要はない。
守る者はいないのだから。
影は、息を潜める。
白巫女をおとす、その時間を、
じっと、待ちながら。
0
あなたにおすすめの小説
触手エイリアンの交配実験〜研究者、被験体になる〜
桜井ベアトリクス
恋愛
異星で触手エイリアンを研究する科学者アヴァ。 唯一観察できていなかったのは、彼らの交配儀式。
上司の制止を振り切り、禁断の儀式を覗き見たアヴァは―― 交わる触手に、抑えきれない欲望を覚える。
「私も……私も交配したい」
太く長い触手が、体の奥深くまで侵入してくる。 研究者が、快楽の実験体になる夜。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
同じアパートに住む年上未亡人美女は甘すぎる。
ピコサイクス
青春
大学生の翔太は、一人暮らしを始めたばかり。
真下の階に住むのは、落ち着いた色気と優しさを併せ持つ大人の女性・水無瀬紗夜。
引っ越しの挨拶で出会った瞬間、翔太は心を奪われてしまう。
偶然にもアルバイト先のスーパーで再会した彼女は、翔太をすぐに採用し、温かく仕事を教えてくれる存在だった。
ある日の仕事帰り、ふたりで過ごす時間が増えていき――そして気づけば紗夜の部屋でご飯をご馳走になるほど親密に。
優しくて穏やかで――その色気に触れるたび、翔太の心は揺れていく。
大人の女性と大学生、甘くちょっぴり刺激的な同居生活(?)がはじまる。
戦場帰りの俺が隠居しようとしたら、最強の美少女たちに囲まれて逃げ場がなくなった件
さん
ファンタジー
戦場で命を削り、帝国最強部隊を率いた男――ラル。
数々の激戦を生き抜き、任務を終えた彼は、
今は辺境の地に建てられた静かな屋敷で、
わずかな安寧を求めて暮らしている……はずだった。
彼のそばには、かつて命を懸けて彼を支えた、最強の少女たち。
それぞれの立場で戦い、支え、尽くしてきた――ただ、すべてはラルのために。
今では彼の屋敷に集い、仕え、そして溺愛している。
「ラルさまさえいれば、わたくしは他に何もいりませんわ!」
「ラル様…私だけを見ていてください。誰よりも、ずっとずっと……」
「ねぇラル君、その人の名前……まだ覚えてるの?」
「ラル、そんなに気にしなくていいよ!ミアがいるから大丈夫だよねっ!」
命がけの戦場より、ヒロインたちの“甘くて圧が強い愛情”のほうが数倍キケン!?
順番待ちの寝床争奪戦、過去の恋の追及、圧バトル修羅場――
ラルの平穏な日常は、最強で一途な彼女たちに包囲されて崩壊寸前。
これは――
【過去の傷を背負い静かに生きようとする男】と
【彼を神のように慕う最強少女たち】が織りなす、
“甘くて逃げ場のない生活”の物語。
――戦場よりも生き延びるのが難しいのは、愛されすぎる日常だった。
※表紙のキャラはエリスのイメージ画です。
幼馴染みのメッセージに打ち間違い返信したらとんでもないことに
家紋武範
恋愛
となりに住む、幼馴染みの夕夏のことが好きだが、その思いを伝えられずにいた。
ある日、夕夏のメッセージに返信しようとしたら、間違ってとんでもない言葉を送ってしまったのだった。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる