夢じゃなかった！？

マジェストーラ国立魔法学院 編入

和食レストラン蓬莱へ3

食前酒　プルメア
(プルメア？果物？あんず酒的な？)


先付　野菜とハムのムース
(まあこれは普通に想像できるね。)


お造り　メリ　マガル　ブア
(刺身ってことだよね。何の魚だろう？)


煮物　五種炊き合わせ
(五種類の煮物だろうな。)


焼き物　魚サマール　肉カウギー
(サマールっていう焼き魚？とカウギーは知ってる。牛肉みたいな美味しいお肉だ。)


揚げ物　三種天婦羅てんぷら
(三種類の天婦羅だろうけど、何だろう。)



酢の物　モクサ
(酢の物。一般的に知っているのはきゅうりとワカメの酢の物とか、もずく酢とかだけど…。)


食事　炊き込みご飯
(主食、ご飯だ。炊き込みだ～。筍ご飯とか、栗ご飯、山菜おこわ、五目ご飯とか好きだったな。)


椀　味噌汁
(味噌汁だ～。)


甘味　水菓子
(確か、水菓子は果物だよね。)


……何だかとっても本格的なお品書きなんですね。すごい。」


「アーヤ、献立の冊子から何を注文するかそっちも開いてみるといい。」

「そうですね～、何となくお品書きの献立は想像しましたから。何か焼き物とか頼んでみたい気はしますね。」

「アーヤさん、是非、気になる物は頼んでみて下さい。」

「はい。えーと、焼き物のページは…。あった。肉料理はピット、ハタ、カウギー。ピット？ハタ？シオンさん、どんなお肉ですか？」

「ピットは一般的な鳥のことだよ。ハタは…豚が近いかな。カウギーは知ってる？」

「はい。カウギーは牛肉に近い美味しいお肉でした。そうですか、鳥、豚肉なんですね。じゃあ、魚のメニューで味が淡白な焼き魚ってどれですか？」