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マジェストーラ国立魔法学院 編入
水の都セルリアン~祝福祭りin水上公園9
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「とりあえず食べたい物があれば、持てるだけ二人で持ってからテーブルに行くかい?それともひとつひとつ買っては食べ歩く?」
「う~んっ、食べ歩きもいいけど、テーブル席が埋まってなくならないかも心配だし…。座って食べる方が落ち着くかな。
ある程度まとめて買ったら席の確保をしましょう。追加で買うならひとり留守番していれば席もなくならないでしょうから。」
「じゃあ、それで。」
「では出発~。」
キュッ
(ん?手?)
「はぐれたら危ない。それに…。」
「も~心配し過…うわぁっぷ?!」
突然、エルシオンに繋いだ手をグイッっとされ、前のめりになったところで肩に手を回されエルシオンの胸にアーヤの顔面がめり込んだ。
訳もわからずアーヤは頭の中で何事?と???が山程でていると、エルシオンがアーヤごと横にススイッと移動した。その直後、大声で笑う声が通りすぎていった。
「がははっ、効果は絶大だぜっ。」
「流石は兄貴です。いや~例のアレを狩っといて良かったですね。」
バコッ!
「イテッ。」
「バカっ!狩るとか言うんじゃねえ。」
「兄貴も言ってますって!」
「ゴホンッ、あ、あれは仕事で得た恩恵ってやつさ。」
「そ、そうでした。恩恵でした。」
「苦労して手に入れただけあって、効果は絶大だ。このまま優勝しまも同然だな。がはははっ。」
「兄貴、前祝いにもっと酒を買ってきます!」
「おー。」
買い出しに向かった男はテーブルにいくつか酒と食品を置いて走り去った。そして、ドカッと座り、連れが残した酒を飲み続けている。
(う~ん…なんだか親分子分、兄貴分弟分的な上下関係ってとこ?とりあえず状況がわからないだけに耳を澄ましてみたけど。)
アーヤがおとなしくエルシオンの腕の中に収まり続けて周囲を様子見している間、エルシオンは体当たりでもしそうな勢いでドシドシと大股で歩いていた男が遠ざかって行くのを確認してからようやく口を開いた。
「驚いたろう?酔った輩もいるから、気を付けようって言おうとした矢先ぶつかりそうだったからつい。」
「それで…。」
チラリとアーヤが男へ視線を向けた。
(ああ、入り口で並んでた時、優勝がどうとか言っていた人達かも。声が似てた。)
酒飲み男は背中を向けるようにドカッとテーブル席に座る。話し方と態度からも図体の大きい強面そうと感じた男の左腰に気になる物が揺れていた。
「ウサギのしっぽ…?」
キラリと光るチェーンと何とも似つかわしくないフワフワした薄茶色のファーアクセサリーがそこにはあった。
(あのモフモフ…こっちにもファーアクセサリーってあるんだ。でも偽物ってないだろうから本物のファーだよね。ちょっと複雑…。)
(ウサギ?薄茶だがあの毛質は…まさか?!)
「う~んっ、食べ歩きもいいけど、テーブル席が埋まってなくならないかも心配だし…。座って食べる方が落ち着くかな。
ある程度まとめて買ったら席の確保をしましょう。追加で買うならひとり留守番していれば席もなくならないでしょうから。」
「じゃあ、それで。」
「では出発~。」
キュッ
(ん?手?)
「はぐれたら危ない。それに…。」
「も~心配し過…うわぁっぷ?!」
突然、エルシオンに繋いだ手をグイッっとされ、前のめりになったところで肩に手を回されエルシオンの胸にアーヤの顔面がめり込んだ。
訳もわからずアーヤは頭の中で何事?と???が山程でていると、エルシオンがアーヤごと横にススイッと移動した。その直後、大声で笑う声が通りすぎていった。
「がははっ、効果は絶大だぜっ。」
「流石は兄貴です。いや~例のアレを狩っといて良かったですね。」
バコッ!
「イテッ。」
「バカっ!狩るとか言うんじゃねえ。」
「兄貴も言ってますって!」
「ゴホンッ、あ、あれは仕事で得た恩恵ってやつさ。」
「そ、そうでした。恩恵でした。」
「苦労して手に入れただけあって、効果は絶大だ。このまま優勝しまも同然だな。がはははっ。」
「兄貴、前祝いにもっと酒を買ってきます!」
「おー。」
買い出しに向かった男はテーブルにいくつか酒と食品を置いて走り去った。そして、ドカッと座り、連れが残した酒を飲み続けている。
(う~ん…なんだか親分子分、兄貴分弟分的な上下関係ってとこ?とりあえず状況がわからないだけに耳を澄ましてみたけど。)
アーヤがおとなしくエルシオンの腕の中に収まり続けて周囲を様子見している間、エルシオンは体当たりでもしそうな勢いでドシドシと大股で歩いていた男が遠ざかって行くのを確認してからようやく口を開いた。
「驚いたろう?酔った輩もいるから、気を付けようって言おうとした矢先ぶつかりそうだったからつい。」
「それで…。」
チラリとアーヤが男へ視線を向けた。
(ああ、入り口で並んでた時、優勝がどうとか言っていた人達かも。声が似てた。)
酒飲み男は背中を向けるようにドカッとテーブル席に座る。話し方と態度からも図体の大きい強面そうと感じた男の左腰に気になる物が揺れていた。
「ウサギのしっぽ…?」
キラリと光るチェーンと何とも似つかわしくないフワフワした薄茶色のファーアクセサリーがそこにはあった。
(あのモフモフ…こっちにもファーアクセサリーってあるんだ。でも偽物ってないだろうから本物のファーだよね。ちょっと複雑…。)
(ウサギ?薄茶だがあの毛質は…まさか?!)
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