夢じゃなかった!?

Rin’

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マジェストーラ国立魔法学院 編入

水の都セルリアン~祝福祭りin水上公園23

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(おおお…。二度ならず、三度も出てしまった。これで祝福印は三つめだ。これはビギナーズラック?
それとも、今日の私は絶好調モードなの?!)


口には出さないが、ドキドキと心臓の音が大きくなってしまったように脈打つ。地図マップを持つ手や表情が強ばる。


(アーヤが目に見えて続けて祝福印が出ることに動揺どうようし始めたか。一度、私の予想を伝えておくか。)


エルシオンは予想の範疇はんちゅうなので、普段と何も変わらない。周囲への警戒をしつつ話す。

「次に向かおう。歩きながらアーヤに伝えておきたいことがあるんだが。」

「は、はい。何でしょう?」


土の祝福場に向かいつつ、エルシオンはひとつの可能性を伝えることとした。


「私はね、アーヤが立て続けに祝福印が出ていることに然程さほど驚きを感じてはいない。何故なぜだかわかる?」

「…たまたま絶好調だから、とかビギナーズラックとかなら考えたんですけど、それ以外はわかりません。全属性持ちだかとかでしょうか…。」

「アーヤが難なく全ての祝福印を受け取る可能性がある理由、それは。」

「…それは?」


エルシオンがちょいちょいと手招き、耳を貸すような仕草をし、アーヤが耳を向けて自分の手も添えられたところで声を潜めて話した。

「アーヤが聖獣、麒麟きりんの加護を受けているからだ。」

「…そういえば。」


二人は至近距離での内緒話を止めて普通に話す。


「目に見えない加護がどんな影響を与えるか正直わからないが、全くないとも言い切れない。」

「そうですね。」


(そうか、麒麟様の加護が祝福を引き寄せていると思えば不思議な超ラッキー運にも納得。というか、わかる気がする。あんなキラキラした凄そうな生き物のおすみ付きをもらったのだから、普通じゃない変わったこともあるよね。この超ラッキーな状況が小説でよくある異世界チート・・・にあたるのかな。)


「シオンさんの言った通りかもしれないですね。」

「この後に残る運試しの結果によって、アーヤがどれだけ運がいいのかがわかる。」

「じゃあ、この後も気構えずにただ運に身を任せます。」

「そうだね。知るいい機会だ。」

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