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マジェストーラ国立魔法学院 編入
水の都セルリアン~お土産とプレゼント6
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エルシオンは自分の正面にアーヤを立たせ、自身とアーヤの頭の高さを比較する方法をとった。アーヤからすれば身長差からエルシオンをやや見上げる形となる。
「私を見上げないで、正面を見てて。…この辺かな。よし、動いていい。アーヤの身長はこの辺りだ。」
アーヤの頭の上に自分の手をのせ、そのままの高さを維持してスライドさせ自身のどの辺に頭があったかわかるように示してから手を繋ぎ直して歩き出す。
動いていいと言われたアーヤも一歩下がり、エルシオンの手が示す高さに自分の右手を並べる。
「なるほど、人間測定器とは考えましたね。シオンさんのどのあたりなのかがわかれば、確かに比べられますね。あ、でもシオンさんも伸びてたらわからなくなっちゃう?」
「私はこれ以上変わらないと思う。成人してから大分過ぎているし。」
「日本じゃ20歳の朝飯前までは伸びるって言われたりするんですけど、シオンさんが本当に伸びないんでしたら、大丈夫ですかね。じゃあ、今後シオンさんを借りて私の身長を測らせてもらってもいいですか!?
「私を見上げないで、正面を見てて。…この辺かな。よし、動いていい。アーヤの身長はこの辺りだ。」
アーヤの頭の上に自分の手をのせ、そのままの高さを維持してスライドさせ自身のどの辺に頭があったかわかるように示してから手を繋ぎ直して歩き出す。
動いていいと言われたアーヤも一歩下がり、エルシオンの手が示す高さに自分の右手を並べる。
「なるほど、人間測定器とは考えましたね。シオンさんのどのあたりなのかがわかれば、確かに比べられますね。あ、でもシオンさんも伸びてたらわからなくなっちゃう?」
「私はこれ以上変わらないと思う。成人してから大分過ぎているし。」
「日本じゃ20歳の朝飯前までは伸びるって言われたりするんですけど、シオンさんが本当に伸びないんでしたら、大丈夫ですかね。じゃあ、今後シオンさんを借りて私の身長を測らせてもらってもいいですか!?
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