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マジェストーラ国立魔法学院 編入
水の都セルリアン~オグリス診療所1
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カラン カラカラ コンカラン
二人が診療所に入ると、入り口に吊るされた風鈴棒や音色棒というような棒がまるで喫茶店のような音色で新たな来訪者を知らせる。
カララン コンカラン カラン…
ハーブや薬草といった類いの爽やかな匂いが鼻をくすぐる。ドライフラワーのように逆さまに乾燥中のものや、干した果実の皮、種など薬の材料になるものが日干し、陰干しと吊るされている。並ぶ椅子が三つ置いてあるが、座る者はいない。
またもや誰もいない待合室らしき室内にアーヤは首を傾げる。
(あれ?また誰もいない?)
しかし、今回はすぐさま小さな駆け足が向かって来た。
パタパタパタパタ
二人が診療所に入ると、入り口に吊るされた風鈴棒や音色棒というような棒がまるで喫茶店のような音色で新たな来訪者を知らせる。
カララン コンカラン カラン…
ハーブや薬草といった類いの爽やかな匂いが鼻をくすぐる。ドライフラワーのように逆さまに乾燥中のものや、干した果実の皮、種など薬の材料になるものが日干し、陰干しと吊るされている。並ぶ椅子が三つ置いてあるが、座る者はいない。
またもや誰もいない待合室らしき室内にアーヤは首を傾げる。
(あれ?また誰もいない?)
しかし、今回はすぐさま小さな駆け足が向かって来た。
パタパタパタパタ
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